高2の英語学習|つまづきやすい単元や定期テスト・大学受験対策を解説
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英語学習は日々の積み重ねが大きな差につながります。高2のうちから英語の勉強に力を入れておくと、定期テストとあわせて大学受験テスト対策にもなるため、早めに取り組み始めるのがおすすめです。
本記事では、高2英語の学習内容や特につまづきやすい単元、定期テスト・大学受験の対策についてまとめています。高2の英語学習で知りたい内容をまとめていますから、ぜひ参考にしてください。
高2の英語について
最初に、高2の英語について下記2つの内容を解説します。
- 高2英語の学習内容
- 高2英語のつまづきやすい単元
高2英語の学習内容
高2で学習する内容は、下記の通りです。
- 高1文法の応用
- 関係代名詞
- 関係副詞
- 分詞
- 助動詞
- 受動態
- 仮定法
- 長文読解
- リスニング
高2の英語は、新しい学習内容が出てきません。基本的に、高1からの文法の応用や読解レベルが上がった内容になります。そのため、文法や単語の理解を深め、語彙力を高めるのが重要です。必要な単語数の目安は、高1終了時2,600語、高2でプラス500~600語の合計3,100~3,200語程です。
高2英語のつまずきやすい単元
高2の英語でつまずきやすい単元を把握しましょう。苦手に感じる単元を十分に対策すれば、あなたの得意科目にできるかもしれません。 下記の表につまづきやすい単元と対策をまとめましたから、ぜひ参考にしてください。
単元 | 解説 |
---|---|
基本文型 | 基本文型は高1までで概ね学び終えるため、高2の時点で英語に苦手意識がある人は、基礎力不足の可能性があります。 中学の教科書や参考書を用意して、基礎の復習から始めましょう。 |
関係詞 | 関係詞が入る文章は長文が多く、内容の核を捉えるのが難しいかもしれません。しかし、入試の長文読解で避けられない単元のため、克服しておいた方がよいです。 |
仮定法 | 仮定法は文法や長文読解で出てくる単元です。文の形が決まっているため、時制や助動詞などをしっかり覚えることから始めましょう。 まずは、文章の主となる部分と装飾している部分を分ける練習から始めて、細部まで読み解く流れで内容を掴めるように勉強を進めてください。 |
長文読解 | 長文読解が苦手な人は、文の構造がわからない、単語・熟語・文法などの語彙力不足というケースが多いです。また、長文読解自体に慣れていないという人も多いでしょう。 |
仮定法 | 仮定法は文法や長文読解で出てくる単元です。文の形が決まっているため、時制や助動詞などをしっかり覚えることから始めましょう。 |
長文読解 | 長文読解が苦手な人は、文の構造がわからない、単語・熟語・文法などの語彙力不足というケースが多いです。また、長文読解自体に慣れていないという人も多いでしょう。 まずは英語の基礎力固めを優先し、その後はできるだけ多くの長文問題に触れるのが大切です。 |
※この表は横にスクロールできます。
高2英語の勉強法
高2の英語勉強法を、下記2つの対策ごとに説明します。
- 定期テスト対策
- 大学受験対策
定期テスト対策
高2から受験を意識して毎日勉強している場合は、授業の予習・復習が定期テスト対策にもつながります。 そして、定期テストが近づいてきたら、2週間前を目安に出題範囲の勉強を始めましょう。2週間より早い時期だと出題範囲が確定されていない場合が多いです。
定期テスト対策は、出題範囲を2~3回ほど繰り返して勉強できるようにスケジュールするのが理想的です。また、難しい単元でつまづいた場合も想定して予備日を作っておきましょう。
大学受験対策
高2の受験勉強は、予定がある日以外は毎日机へ向かう意識を持つとよいでしょう。高2の間は授業の予習・復習とあわせて、単語や熟語、文法などの語彙力をつける学習がメインです。
単語や熟語、文法などの暗記系学習は反復が重要になるため、高2から続けていると知識が定着しやすく、基礎力が向上します。
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英語の受験対策|高2の勉強法
高2からの英語の受験対策は、授業の予習・復習とあわせて下記を重点的に勉強しましょう。
- 単語力を上げる
- 英文法を理解する
- 長文読解・リスニング対策に触れる
- 高2でおすすめの英語参考書・問題集
単語力を上げる
英語の基礎として重要なのが単語力です。一つひとつの単語の意味を理解していないと、問題は解けません。リスニングや長文読解などの難しい内容に入る前に、まずは基礎部分の強化から始めてください。
一般的に、大学受験に必要な単語は4,000~5,000語程度といわれています。そして、暗記系の知識は反復学習が有効的な勉強法ですから、1日に目を通す単語数を決めて何度も繰り返し覚えていきましょう。音読すると、目と耳で頭にインプットされるため、知識が定着しやすくおすすめです。
英文法を理解する
英文法も単語と同様に、英語の基礎にあたる部分です。また、英文法をゼロから学び直す場合には、中学英語から始める必要があります。高3になってから始めると十分な時間がとれないかもしれないため、高2のうちから始めておくのをおすすめします。
英文法の参考書を読んで、説明を十分に理解しましょう。知識が身に付いてきたら例文を読んで、文法が文章内でどのように使われているのかを確認し、理解を深めていきます。
長文読解・リスニング対策に触れる
高2のうちに単語や文法などの基礎力が固まってきて、時間に余裕がある場合には長文読解やリスニングの対策を始めましょう。 長文読解もリスニングも、英語の意味を素早く理解できるかが重要になります。
特にリスニングは、聴いて、和訳して、と段階を踏んでいると、次の文章へ進んでしまってすべての内容を把握しきれません。理想としては、英語のまま意味を理解できるというのがベストです。 そして、英語の内容を素早く理解するためには、単語や文法などの基礎をしっかり覚え、瞬時にアウトプットできる必要があります。そのため、高2のうちから無理に長文読解やリスニングまで進まず、英語の基礎固めを最優先にしてください。
高2でおすすめの英語参考書・問題集
高2の英語学習におすすめの参考書や問題集を表にまとめて紹介します。今回は、特に英語が苦手な人へ向けて、基礎から学習し直すための本をピックアップしました。「英語の何から勉強したらいいのかわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。
対策項目 | 参考書・問題集 |
---|---|
英単語 | ・システム英単語Basic ・システム英単語 ・百式英単語 |
英熟語 | ・速読英熟語 |
英文法 | ・大岩の一番初めの英文法 ・すぐわかる英文法赤本プラス ・Dual Effect 英文法・語法 |
長文読解 | ・大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル1 |
※この表は横にスクロールできます。
高2の英語に関する疑問
最後に、高2の英語に関する疑問をまとめました。
- 高二の英語はどんな勉強をすればいい?
- 高2から受験対策する際の勉強時間は?
- 高校2年生が受ける英検は何級ですか?
高二の英語はどんな勉強をすればいい?
特に、英語が苦手な人は、単語や熟語、文法など基礎知識の習得から始めましょう。応用した内容を理解するためには、基礎知識が大変重要です。高2のうちから中学~高1の学習内容を復習し、英語を得意科目にすると受験で大変有利になりますから、単語・熟語・文法を覚えることに力を入れてください。
高2から受験対策する際の勉強時間は?
大学受験を目指す高2の勉強時間は、1日3~4時間程度を目安にしてください。部活や習い事をしている人もいると思いますから、平日にあまり時間がとれないという場合は、休日に多く勉強しましょう。平均して3~4時間を維持できていれば問題ありません。しかし、国公立や難関大学を目指している、学力不足に不安があるという人は、さらに多くの時間を確保する必要があります。
高校2年生が受ける英検は何級ですか?
英検において、高校2年生レベルと考えると目安は準2級です。しかし、大学受験を視野に入れると、高校卒業レベルの2級以上を目指した方がよいでしょう。大学のなかには、一定以上の英検資格を持っていると入試で加点や科目免除をしてくれる大学もあります。志望校の情報を調べた上で受験を検討するとよいでしょう。
まとめ
高2の英語学習は、主に定期テストと大学受験の2つの目的があります。英語の勉強を習慣づけ、日々の授業を予習・復習していると、定期テスト・大学受験両方の対策になるため、大変おすすめです。 それとあわせて、英語の基礎である単語・熟語・文法の勉強も進めると大学受験対策になります。
英語は日々の積み重ねが学力向上につながります。そして、範囲が広いため、十分な知識を身に付けるためには長期間の勉強が大切です。特に英語が苦手な人は、高2からしっかり対策して不得意な単元を克服しておきましょう。