【大学受験】高校生におすすめの英文法の参考書は?基礎から1か月で終わらせる方法

更新日: (公開日: COLUMN

高校で英語の成績に悩んでいる皆さん、英文法の参考書選びは本当に迷いますよね。

書店に行くと膨大な参考書が並んでいて、「一体どれが自分に合っているのか」と頭を抱えてしまうのは当然です。

英文法は大学受験の英語の基礎。

関関同立などの難関私大では、英文法の知識がしっかりしていないと長文読解も英作文も解けません。

そこで今回は、高校生の皆さんにマナビズムがおすすめしたい英文法の参考書を紹介します。

  • 1人ひとりに合わせたオーダーメイドの勉強計画を作成
  • 映像授業とリーズニングゼミで「分かったつもり」を確実な得点力に

英文法の参考書選びや学習方法に迷っている方は、ぜひマナビズムの無料体験授業をご活用ください。

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今回の動画では、関関同立志望者向けに、英文法参考書を以下の3分類で徹底比較しました

  • インプット
  • アウトプット
  • ランダム問題集

初心者でも理解しやすい参考書や、演習法を具体例付きで触れています。

勉強法や選び方のポイントも解説しているので必見です。

以下では、動画を閲覧できない方に向けてテキストでも解説します。

【大学受験】高校生におすすめの英文法の参考書は?

英文法 参考書 大学受験

大学受験に臨む高校生におすすめの英文法の参考書は、以下のとおりです。

分類
参考書名
特徴・補足(推奨含む)
インプット 深めて解ける英文法【インプット編】 語り口調でわかりやすく、理解が深まる
インプット すぐわかる英文法 所学者向け、知識をやや削って簡潔に解説
インプット ゼロから英文法が面白いほどわかる本 英語を苦手とする人に最適。もっとも平易な入門書
インプット 10時間英文法(マナビズム推奨) 映像+紙教材+演習のハイブリッド。理解・暗記・演習を一貫して学習可能
インプット 新英文法大全 網羅的だが、初心者にはやや重たい内容
インプット Evergreen 総合英語系。辞書的な使い方も可能
アウトプット Vintage 定番4択問題集。解答が隣にあり見てしまいやすい構成
アウトプット NextStage 学校採用も多い定番演習書
アウトプット スクランブル 同上。演習中心だが可読性は人による
アウトプット 深めて解ける英文法【アウトプット編】 解説が丁寧だが、分厚く読むのが大変という声も
アウトプット 英文法ポラリス(1・2) レベル別。スタサプとの併用に適しているが単体では網羅不足
アウトプット 英文法ソリューション(1) 単元別演習用。やや難度は高め
アウトプット デュアルエフェクト(マナビズム推奨) 解答・解説が付いた別冊で思考力を養える。問題数が多く丁寧な解説。文法苦手層に最適
ランダム 英文法 Ultimate(マナビズム推奨) 解説がもっとも丁寧かつ具体的。正答率記載で自習向け。南関最終演習に最適
ランダム ポラリス ファイナル演習 著者一貫で復習効率良し。レベル分けで段階学習が可能
ランダム 文法ファイナル問題集(緑) 標準レベル対応。だが並び替え等イレギュラー問題が多く扱いにくい

比較で対象としたのは、今まで勉強してこなかった、または勉強が苦手な受験生です。

「何がいい・悪い」ではなく、「どのような生徒に、どの参考書が合っているか」を中心に紹介します。

勉強しやすさ、理解しやすさ、暗記しやすさ、演習の効率、知識定着の観点で判断してください。

以下では、各対象における参考書を簡単に紹介します。

関連記事:【問題ジャンル別】英文法の参考書を徹底比較!おすすめを紹介!

インプット用

  • 10時間英文法(マナビズム推奨)
  • 深めて解ける英文法【インプット編】
  • すぐわかる英文法
  • ゼロから英文法が面白いほどわかる本
  • 新英文法大全
  • Evergreen

マナビズムがおすすめするのは、10時間英文法です。

映像授業+公文・要点整理・ミニブック付きで、理解+暗記+演習を一貫してできる構成になっています。

「映像+紙教材+演習」のハイブリッド(組み合わせ)形式で、英語が苦手な高校生ほど向いています。

参考書は、前述したように読んだだけで「分かった気」になってしまいやすいです。

しかし、10時間英文法は

  1. 映像で理解
  2. 紙教材で暗記
  3. 演習で定着

という流れで作られ、「わかったつもり」では終わりません。

マナビズムの講師の著書ですが、これは宣伝ではなく、合格に必要な設計だからこそおすすめしています。

アウトプット用

  • デュアルエフェクト(マナビズム推奨)
  • Vintage
  • NextStage
  • スクランブル
  • 深めて解ける英文法【アウトプット編】
  • 英文法ポラリス(1・2)
  • 英文法ソリューション(1)

マナビズムがおすすめするのはデュアルエフェクトです。

デュアルエフェクトは、正解・不正解の根拠を自らの頭で考えながら解ける構成になっています。

「なぜその解答になるの?」という質問に自分で説明できる状態を目指せる一冊です。

解説もVintage(ヴィンテージ)より丁寧で、問題数も多く、文法や語法に特化しています。

文法が苦手な高校生には圧倒的に向いており、知識の取捨選択によって要点もシャープです。

なお、スタディサプリ(関先生)を使っている人は、ポラリスと組み合わせればOKです。

ただしポラリス単体での網羅は難しいため、インプット参考書との併用は必ず検討してください。

ランダム問題集(入試実践型)

  • 英文法 Ultimate(マナビズム推奨)
  • ポラリス ファイナル演習
  • 文法ファイナル問題集

高校生にマナビズムがおすすめしたいのは、もっとも解説が具体的で丁寧なUltimateです。

正答率の記載もあり、重要度が把握しやすくなっています。

自学自習に最適で、産近甲龍・関関同立レベルの最終演習として優秀です。

各分野をランダムで出題する、英文法の演習用教材となっています。

なお、マナビズムが動画現時点で推奨している参考書で、今後はまた変わるかもしれません。

関連記事:【最新版】英語の参考書ルートまとめてみた!

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大学受験の英文法の大原則はインプットからアウトプット

英文法 インプット アウトプット

大学受験における英文法学習の大原則は、文法の範囲ごとに、インプット→アウトプットを繰り返すことです。

よく、アウトプット用参考書(ネクステ等)から学習をはじめるケースがありますがおすすめしません。

どれだけわかりやすい授業を受けて理解ができたとしても、暗記と演習をしなければ、それは分かったつもりになっているだけです。

理解が不十分なまま問題演習に入ると、「用語だけ覚えて流れを理解しない」状態になってしまいます。

また、解説を読むだけでは理解に至らず、イレギュラーな問題にも弱くなります。

インプットが終わってから全体のアウトプットに入るのではなく、「知識が新鮮なうちにアウトプット」してください。

校舎ブログ:【最速で完璧に】英文法はこうやって勉強せよ!!

高校生が英文法を1か月で完成させる方法

英文法は、「文法問題が出る大学」を受ける人にとって欠かせない対策です。

文法は「サボりがち」だからこそ、「1か月で一気にやり切る」価値があります。

使用教材は『10時間英文法』(著:ダイジュ先生)。

超分厚いですが、この1冊に「受験で必要な文法知識」が全部詰まっています

【モデルケース】 | 期間 | 内容 | | ——- | ——————————– | | 1〜10日目 | 『10時間英文法』を高速1周(動画+基本問題) | | 11〜20日目 | 『ヴィンテージ』や『デュアル』などでアウトプット強化(並行OK) | | 21〜30日目 | 『アルティメット』などでランダム演習/志望校の過去問 |

1か月で終わらせるためにも、1日2時間ペースで5日、1日1チャプターでも10日で完了します。

まずフルスピードで1周して、文法全体の全体像と「抜け」を把握してください。

既に『ヴィンテージ』『デュアルエフェクト』などでやっていた人でも「意外と抜けてた」という声もいただきます。

また、公募推薦や一般入試レベルを問わず、文法問題の94%は『10時間英文法』の知識で対応可能です。

満点阻止のマニアック問題は、「文法というより表現」なので想定外として問題ありません。

繰り返すごとに英文法の全体像が見えてきますので、継続して取り組んでいただければと思います。

アウトプットの補足教材

インプットした英文法の知識は、アウトプットするために以下の補足教材も使います。

  • デュアルエフェクト(マナビズム推奨)
  • ヴィンテージ
  • スクランブル

新たに用意する際は、デュアルエフェクトをおすすめします。

「産近甲龍・関関同立・MARCHで8割取りたい」のであれば解説がしっかりした教材が良いからです。

ただ、解説の濃さに自信がある人は、既存の教材でOKです。

実践力をつけるために、竹岡先生の『アルティメット英文法』も選択肢となります。

英文法は、「単元別だと解ける」のに「ランダムだと急に解けない」現象が多発する領域です。

ランダム形式に慣れていない状態だからこそ、最後にランダム問題を繰り返して完成度を上げてください。

関連記事:高3の英語勉強法!ゼロから始める順番や毎日やることを解説

1か月の進め方

実際に高校生が英文法の参考書を使って、1か月で集中して学ぶにはどうしても時間がかかります。

本来であれば全部やるのが理想ですが、時間が足りないなら削るステップを明確にしてください

自信がある人なら、『10時間英文法』を飛ばしていきなり過去問もOKです。

それでも、過去問で8割取れていれば問題ありません。

苦手な単元がある人は演習を追加し、インプットとアウトプットに戻ってください。

まとめ

英文法の参考書選びのポイントは、自らのレベルに合った参考書を1冊選んで徹底的にやり込むことです。

インプット(理解)→アウトプット(演習)の流れを大切にし、知識が新鮮なうちに演習してください。

迷ったら、映像講義+インプット解説書で理解→演習書で定着の王道パターンがおすすめです。

高校生の皆さんも、1か月集中学習法を活用すれば、短期間で英文法を完成できます。

参考書の良し悪しではなく、使い方・順序・目的に合った運用がすべてです。

こうした勉強法に限らず、マナビズムでは、難関私立大学合格に向けた最適な学習計画をサポートしています。

1人ひとりに合わせたオーダーメイドの勉強計画を作成し、映像授業とリーズニングゼミで「分かったつもり」を確実な得点力に変えます。

英文法の参考書選びや学習方法に迷っている方は、ぜひマナビズムの無料体験授業をご活用ください。

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よくある質問(FAQ)

英文法の参考書で最高峰は?

関先生の『新英文法大全』の網羅性が高く、産近甲龍〜難関国公立レベルにも対応しています。また、10時間英文法もおすすめです。内容を正確に理解できるなら、どちらも一冊で合格に十分な情報量を持っています。

英文法でポラリス0と1のどちらを使うべきですか?

英語が苦手ならポラリス0からはじめ、基本ができていれば1からでOKです。ただしポラリス単体ではインプットが薄く、参考書などで知識を補強したうえで使うのが前提となります。また、スタサプと併用するのが理想的です。

英文法が面白いほどわかる本のレベルは?

肘井先生の『ゼロから英文法が面白いほどわかる本』は、英語が本当に苦手な人向けです。中学英文法すら怪しい場合でも理解しやすく、基礎の基礎からスタート可能です。知識を削ぎ落としたもっとも易しい入門書といえます。

英文法の勉強はいつからはじめるべき?

英語が苦手な人ほど早期に開始すべきです。共通テスト利用や一般選抜で戦うには、夏までに基礎完成→秋から応用・過去問演習への移行が理想です。勉強開始が遅れると演習量を確保できず、得点力が伸びにくくなります。

関連記事:【最新版】英語の参考書ルートまとめてみた!

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