英検2級のライティングは何を書く?テンプレートで高得点
更新日: (公開日: ) COLUMN
英検2級のライティングは、要約問題と意見論述問題の2問構成です。
「テンプレート通りに書けば本当に得点できるのか」と不安に感じている受験生もいるはずです。
結論からいうとどちらの問題も定型テンプレートに沿って書くことで安定して得点できます。内容・構成・語彙・文法という4つの採点観点で、満点を狙うよりすべての観点で2〜3点を安定して取るのが合格への近道です。
今回は、要約問題・意見論述問題それぞれのテンプレートを解説します。配点・採点基準、使えるフレーズ集、練習問題の入手方法まで確認していきましょう。
この記事でわかること
- 要約問題・意見論述問題それぞれの出題形式とテンプレート
- 配点・採点基準と合格に必要な得点戦略
- 覚えておきたい使えるフレーズ集
- 練習問題・過去問の入手方法
英検2級のライティングは要約と意見論述の2問
書くべき英文の内容は、要約と自らの意見を述べる文章の2種類で、それぞれ求められる書き方がまったく異なります。
要約問題は、150語程度の英文を45〜55語程度で言い換えてまとめる問題です。意見論述問題は、トピックに対する自らの意見と、その理由を2つ、80〜100語程度で述べる問題です。

採点は内容・構成・語彙・文法の4つの観点で行われます※1。ライティングの出来は合格に直結するため、対策の優先度は高いといえます。
意見論述問題の出題形式
意見論述問題では、環境・教育・技術・文化など、身近な社会的テーマを出題します。序論・本論・結論という基本構成を守るのが、得点への近道です。
英検2級のライティングの配点と採点基準
ライティングは、内容・構成・語彙・文法という4つの観点で採点されます。※1
一次試験の合格基準は、英検CSEスコアで1,520点です※2。{{未確定:技能別の満点配点やライティング単体での目標得点率は、英検協会公式サイトの一般公開ページでは確認できませんでした。正確な配点・目標点は英検協会公式の成績表で確認してください}}
合格のためには、1つの観点で満点を取ろうとするより、4つの観点すべてで安定して得点を積み重ねる方が近道です。極端に評価が低い観点を作らないよう意識してください。満点(各観点で最高評価)は合格に必須ではなく、各観点でバランスよく得点するのが基本戦略になります。

英検2級ライティングの要約問題テンプレート
要約問題は、感覚で英文を縮めるのではなく、型に沿って書くと安定します。
各段落の要点を1文で言い換える
要約問題の英文は、3段落構成が基本形です。各段落の中心となる文(トピックセンテンス)を見つけ、それを自らの言葉で1文に圧縮していくのが基本の手順です。
3段落分をまとめて45〜55語程度に収める必要があります。1段落ごとに書きすぎないよう、全体のバランスを意識しながら配分してください。
パラフレーズで元の英文をそのまま使わない
要約問題では、元の英文の単語や表現をそのまま抜き出すのではなく、同義語や別の言い回しに変える「パラフレーズ」というスキルが求められます。
英文中の単語を類義語に置き換えたり、能動態を受動態に変えたりする工夫が考えられます。原文の丸写しに近い要約は、内容の観点で評価が下がる可能性があるため注意してください。
ディスコースマーカーでつなぐ
各段落から抽出した要点を1つの文章としてまとめる際は、ディスコースマーカー(つなぎ語)を使って自然につなげるのが重要です。
後述する「英検2級ライティングで使えるフレーズ集」の接続語は、意見論述問題だけでなく要約問題でも活用できます。

英検2級ライティングの意見論述問題テンプレート
意見論述問題には、序論・本論・結論という定型の型があります。
序論の型
I think / I believe / I agree / I disagreeのいずれかで意見を述べます。There are two reasons(理由が2つある)と続けるのが基本の型です。
本論の型
First、Secondで2つの理由を区別し、それぞれにFor example、For instanceで具体例を加えます。理由1・理由2は、それぞれ2〜3文程度が目安です。
結論の型
For these reasons、Thereforeなどではじめ、序論とは異なる表現を使って同じ内容をもう一度述べます。

英検2級ライティングで使えるフレーズ集
| 分類 | 使える表現 |
|---|---|
| 順接 | Also、Moreover、Furthermore、In addition、Additionally、Besides |
| 逆接・対比 | However、But、Nevertheless、On the other hand、In contrast、While、Although |
| 因果関係 | Therefore、Thus、As a result、Consequently、For this reason、Because of this、Hence、So |
| 結論・まとめ | In conclusion、To conclude、In summary、Overall、Finally、In short、To sum up |
{{未確定:接続語リストの分類・語彙は既存記事の記載を踏襲しています。ただし、writerが英検公式のサンプル問題と個別に突き合わせる一次確認までは行っていません。使用時は文脈に合った表現かを都度確認してください}}
英検2級ライティングに合格するためのポイント
合格に近づくためには、テンプレートを覚えるだけでなく、細かい部分まで意識して書く必要があります。
- POINTSに示された論理の軸を無視した自己流の内容ではなく、POINTSに沿って書く内容を選んでください。
- 理由を述べるだけでなく、具体例を添えると説得力が増し、内容の観点で評価されやすくなります。
- 語数が範囲外だと採点対象外になる可能性があるため、指定された語数に必ず収めてください。
- 同じ単語・表現を繰り返すと語彙力の評価が下がるため、言い換えを意識してください。
- 文法のミスは文法の観点で直接減点されるため、書き終えたら必ず見直してください。
- 時間配分を意識し、要約問題15分・意見論述問題20分・見直し5分を目安に進めてください。
英検2級ライティングで内容が思いつかないときの対処法
内容が思いつかない原因は、主に3つ考えられます。

- 背景知識が足りていない
- 意見を英語でどう表現すればいいか分からない
- 「正しい英語を書こう」と意識しすぎて手が止まる
対策としては、環境・教育・技術・社会問題といった頻出テーマについて、日ごろから日本語で自らの意見を整理しておくことです。それを英語に置き換える練習を繰り返すと、本番でも書く内容に詰まりにくくなります。
{{未確定:既存記事には「TOPICと関係のない内容や趣旨から大きく外れた内容を書くと、すべての観点で0点になる」という記載があります。本セッションでは英検協会公式サイトでの一次確認ができていないため、正確な採点基準は英検協会公式サイトで確認してください}}
英検2級ライティングの練習問題はどこで手に入る?
練習問題は、主に2つの方法で入手できます。
英検協会公式の過去問
日本英語検定協会の公式サイトでは、「2級の過去問・試験内容」ページから過去問をダウンロードできます※3。問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源・解答が、PDFやMP3形式で提供されています※3。
ただし、公開されているのは直近1年分(3回分)のみです※3。過去問だけで練習量を確保したい場合は、市販の問題集もあわせて活用してください。
教材・問題集での練習
過去問に加えて、模試形式の問題集や英検協会公式の問題集を使うことで、練習量を補えます。教材を選ぶ際は、最新の出題形式(要約問題・意見論述問題の2問構成)に対応しているかを確認してから選ぶと安心です。
英検2級ライティングはいつから対策すべき?
動き出すべきタイミングは、受験日が決まった今です。 テンプレートを暗記するだけでは、安定した得点にはつながりません。
実際に時間を計って書く練習を重ね、書いた英文を添削してもらう工程まで含めて、受験日から逆算した計画に組み込んでください。
4技能全体の勉強法は英検2級の勉強法で解説しています。

書いたライティングをだれかに見てもらいましたか?
テンプレートを覚えることと、それを使って得点できる文章を書くことは別のスキルです。
実際に書いたライティングを見せてもらえれば、次に直すべきポイントをその場で伝えられます。これがマナビズムの受験相談でできることで、入塾するかは問いません。
英検2級のライティング対策は、今の書き方を一度見てもらってください。