【速読英熟語改訂版】特徴・使い方・勉強法
更新日： （公開日： ） ENGLISH
;)
この記事では「速読英熟語改訂版」の特徴と正しい使い方について解説していきます。
本書は
- 定期テスト前に英熟語を丸暗記で勉強している
- 英語に苦手意識がある
といった受験生にオススメの参考書となっています。
目次
概要
| 分類 | 英熟語帳 | |||||||||
| 章数 | 74テーマ | |||||||||
| 使用時期 | 入試中期 | |||||||||
| オススメ度 | ★★★★★ | |||||||||
| 対象レベル | 高校基礎 | 共通テスト | 私大標準 | 私大難関 | 私大最難関 | |||||
『速読英熟語』は英語の熟語習得用教材となっています。
目標習熟期間としては入試中期としています。
基本的な単語・熟語・英文解釈を習得した後で本書を完成させるのが望ましいです。この参考書で英単語や英熟語を定着させてから、長文読解等の演習に入るようにしましょう。
オススメ度としては★5つとしています。
この理由は後でも説明しますが、わかりやすい解説と出題範囲を網羅した構成があるからです。そのため、英語が苦手な受験生でも取り組みやすい参考書となっています。
【対象レベル】
高校基礎から私大難関レベル
※私大難関レベルとはMARCHや関関同立などを指します。
特徴
『速読英熟語改訂版』の特徴としては5点あげることができます。
- 英語長文が総入れ替え！
- 前置詞と副詞のコアイメージに関する説明が的確に言語化されている！
- 多読しながら英熟語の習得を目指せる！
- 豊富な熟語数が収録されている！
- 音声を聴きながら学習できる！
以上5つの特徴についてそれぞれ詳しく説明していきます。
①英語長文が総入れ替え！
頻出のテーマを扱ったものや概念的な文章など、大学入試でよく狙われるものが揃っています。
②前置詞と副詞のコアイメージに関する説明が的確に言語化されている！
前置詞と副詞の両方で使われるものや紛らわしいものなど、理解暗記を促す説明がされています。そのため丸暗記に頼ることなく勉強を進めていくことができます。
③多読しながら英熟語の習得を目指せる！
今回の改訂版で、74番まで全てに英語長文が掲載されるようになりました。
④豊富な熟語数が収録されている！
改訂版では、以前の855語から20個ほど増加し、875語が収録されるようになりました。ただ単に語数が増えただけでなく、最近の傾向が反映されているため、普段の学習からMARCH・関関同立レベルまで対策することができます。
⑤音声を聴きながら学習できる！
熟語のページにQRコードが掲載されており、読み取ることで音声を聴きながら学習を進めることができます。これは近年の参考書の動向に合わせたものといえるでしょう。
本書の使用目的としては大学受験に必要な英熟語の知識を身につけることです。
改訂前の『速読英熟語』を使っている受験生は、以上の特徴を備えた改訂版に買い替えることをオススメします。
メリット
- イメージが掴みにくい前置詞や副詞について細かく言語化されている！
- 入試頻出範囲を網羅した豊富な熟語数！
- 音声を聴きながら学習できる！
デメリット
- 早慶上智といった私大最難関レベルには対応できない
本書のメリット・デメリットは以上のようになっています。
使い方・勉強法
まず、英熟語を習得する際には丸暗記ではなく、きちんと理屈を理解をすることが重要です。ここでは『速読英熟語改訂版』の使い方・勉強法を4つに分けて紹介します。
①英語長文と日本語訳に1度目を通し、文章を理解する。
まずは覚えようとせず、英語長文と日本語訳を理解することを意識しながら読みましょう。
②理解しつつ、次のページの熟語の見出し語と日本語訳に1度目を通す。
①が理解できたら、見出し語とその訳を読みましょう。
③理解した英語長文を何度も繰り返し読む。
英語長文を見ただけで自然に日本語訳が浮かんでくるまで、何度も繰り返し読みましょう。
④音声を活用しながら、発音等が合っているか繰り返し確認する。
参考書に掲載されているQRコードを読み取り、音声を聴きながら演習しましょう。
公式LINEに登録していただくと、『速読英熟語』に取り組む際の手元動画を受け取ることができます。この機会にぜひ登録してください！
似ているレベルの参考書
似ているレベルの参考書としては『システム英単語』があげられます。
「システム英単語5訂版」の使い方！
「購入ページ」
『速読英熟語』と同じように、イメージで英単語を習得したい受験生におすすめです。
『システム英単語5訂版』を難しいと感じる方は『システム英単語Basic』から始めるようにしましょう。
次に使用すべき参考書
早慶上智・東大・京大レベルを志望する受験生はこの参考書を完璧にした後、『リンダメタリカ』など難易度の高い単語帳に進んで勉強することが必要です。
「リンダメタリカ」の使い方！
「購入ページ」
自分に合った参考書選びに不安を感じる方は以下の記事を参考にしてください。
