【イチから鍛える英語長文300・500・700】特徴・使い方・勉強法

更新日: (公開日: ENGLISH

この記事では「イチから鍛える英語長文」の特徴・使い方・勉強法について解説していきます。

イチから鍛える英語長文は基礎~標準レベルの300と500、基礎~発展レベルの700と3部作の英語長文のシリーズ系の参考書です。

イチから鍛える英語長文300の概要

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分類 英語長文問題集
収録問題数 15題
使用時期 英単語終了後(3~5月)
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関

 

イチから鍛える英語長文300は英語長文の問題集となっています。

収録問題数は15題で日東駒専や女子大、早慶上智の比較的易しめの長文が使用されています。

タイトル通り長文の長さが約300~400語となっているので、英単語や英文解釈の勉強が終わった後に取り組む参考書としてオススメです。

そのため使用時期は英単語が覚え終わる3~5月としています。

オススメ度は★4つです。

理由は他の長文系の参考書よりも収録問題数が多いことや読み下し文があるので、演習を重ねるにつれて実力が付きやすい構成になっているからです。

対象レベルは高校基礎~私大標準としています。

私大標準とは産近甲龍・日東駒専・その他女子大などを指します。

イチから鍛える英語長文500の概要

「イチから鍛える英語長文500」
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分類 英語長文問題集
収録問題数 15題
使用時期 イチから鍛える英語長文300終了後(6~8月)
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関

イチから鍛える英語長文500の概要について説明します。

分類や収録問題数など基本的にはイチから鍛える英語長文300と一緒です。

異なる点としては「使用時期」と「対象レベル」が挙げられます。

収録問題数のレベルが500になるとMARCHや静岡大学・三重大学などの難関私大をメインに取り扱っています。

そのため、英単語はもちろん英熟語の知識が必要になるので英熟語のインプットが完成する6~8月に使用しましょう。

また、語数も約500語と長くなっているのでやりがいがあるでしょう。

このレベルが解けるようになるとセンターの英語長文は約7割とれる実力がつくことでしょう。

目的意識をもって1題1題取り組むようにしましょう。

取り扱う問題のレベルが上っているため「センター試験~私大難関」としています。

私大難関とは関関同立・MARCHを指します!

イチから鍛える英語長文英語長文700の概要

「イチから鍛える英語長文700」
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分類 英語長文問題集
収録問題数 15題
使用時期 イチから鍛える英語長文500終了後(9~11月)
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関
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イチから鍛える英語長文700について説明します。

シリーズ系の参考書のため基本的にはコレまでと同じですが「使用時期」と「対象レベル」は異なります。

使用時期は9~11月としています。

理由は収録問題が関関同立やMARCHその他国公立大学などを扱っているからです。

コレに対応するためには英単語・英熟語はもちろん「論理的読解力」が求められます。

論理的読解力とは「But,Howeverなどの逆説マーカーの後は筆者の出張が来やすい」「固有名詞やfor exampleの後は具体例」が多いなどを意識して読むことです。

論理的読解力を上げるための勉強をしたい受験生には「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」です。

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イチから鍛える英語長文700で論理的読解力を使えるように演習を積めば関関同立・MARCHなどの過去問でも7割以上は取れることでしょう。

是非、後で説明する使い方を参考にして取り組むようにしましょう!

イチから鍛える英語長文シリーズの特徴

特徴としては5点挙げることが出来ます。

  1. 制限時間と難易度が記載されている
  2. 本文要約の問題が出題される
  3. 出題形式別のポイント解説がある
  4. 読み下し文がある
  5. 構文解説により英文解釈の勉強ができる

以上がイチから鍛える英語長文シリーズの特徴です。

これから各特徴について詳しく説明していきます!

①制限時間と難易度が記載されている

核問題の冒頭に制限時間(目安時間)が掲載されています。また、難易度が5段階で評価されているので参考にするようにしましょう。

制限時間に関してですが、時間を気にすると正答率が落ちてしまう受験生は、まずは時間を気にせずに解くことからしましょう。

演習量をこなせば自ずと速読力が向上し時間は改善されます。

15題収録されていますが8題目以降は制限時間を気にしながら解答を心掛けるなど目的意識を持って取り組むようにしましょう!

②本文要約の問題が出題される

2つ目の特徴としては本文要約問題があることです。

要約問題を解くには論理的に英語長文を読み取るスキルが必要です。

例えば「in factの後は具体例なので前後の筆者の主張を探す」「on the other handは対比マーカーなので片方が分かればもう片方は予測しながら読み進める」などです!

論理的に英語長文を読み取るスキルを付けたい受験生にオススメの参考書は「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」です。

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本書を1冊終えることで英語長文の「読み方・解き方」が明確になります!

ぜひ使用してそのスキルを身につけましょう!

③出題形式別のポイント解説がある

イチから鍛える英語長文の解説には出題形式別のポイント解説があります。

例えば「和訳問題の答案作成手順」や「内容一致問題の解法手順」など形式別に丁寧に解説されています。

このポイントを意識した予習・復習を行うことで初見の問題でも対応ができるようになります。

問題が合っていたとしても必ず熟読して使いこなせるようにしましょう!

④読み下し文がある

読み下し文とは英語を前からスラッシュを入れ読み下した際の和訳を指します!

入試本番はこの様に読み下して進めなければ時間内に解き終えることは出来ません。

訳しにくい文に対してはSVOCを利用した精読、訳しやすい文には読み下すといった風に英文の難易度によって使い分けるようにしましょう。

⑤構文解説により英文解釈の勉強ができる

最後の特徴が構文解説があることです!

構文解説とは文章内の特に難しい英文にSVOCが振られたものを指します。

コレがあることで英語長文に入るとおざなりになりガチな英文解釈の復習も行えます!

英文解釈力は和訳問題を解く際はもちろん、設問を解くのに必要なので必ず確認するようにしましょう。

以上が「イチから鍛える英語長文シリーズ」の特徴になります。

次に、「イチから鍛える英語長文」を使用する上でのメリット・デメリットについて説明します。

メリット・デメリットを認識した上で使用することで、参考書のミスマッチは防げ効率化を図ることが出来ます。

確認するようにしましょう!

イチから鍛える英語長文のメリット

  • 付属のCD音声を利用し音読が可能!
  • 制限時間と難易度の表記がある!
  • 別冊のトレーニングブックで「音読練習」と「語句暗記」ができる!
  • 構文解説があるので英文解釈の勉強もできる!

イチから鍛える英語長文のデメリット

  • 記述形式の問題もあるので主な私立の形式と異なる!

以上がイチから鍛える英語長文のメリット・デメリットとなります。

付属のCD音声があるので気軽に音読を行うことが出来ます。

音読の目的は「速読力の向上」です!後で詳しく説明しますが、音読をする際は「読み下し」を心掛けるようにしましょう。

読み下しとは本来、後ろから前に読む英語を、前から後ろに戻らずに読むことです。

英語ができるようになるためには「如何に多くの文章をスムーズに読み下すこと」が重要です。

是非、CD音声を利用して音読を行いましょう。

問題には制限時間と難易度の表記、別冊には音読練習用の白文と語句リストがまとめられています。

全て活用することで自分の課題が「速読力」「語彙力」「読解力」のどれなのかが明確になります。

また、構文解説も利用することで「英文解釈力」が不足していないかどうかがチェックできます。

一方の、デメリットに関してですが、唯一「記述問題が多い」が挙げられます!

しかし、出題形式で1番難易度の高い記述問題が解ければ選択問題も解ける実力がついたと言えます!

記述問題が出題されない大学を志望する人も最初は難しいかも知れませんが積極的に取り組むようにしましょう。

イチから鍛える英語長文の使い方・勉強法

イチから鍛える英語長文で効率よく成績を向上させるための失敗しない勉強法について紹介します。

  1. 読解法を駆使して英文を読む!
  2. 間違えた問題は解説を読む前に考え直す!
  3. 構文理解をした後に音読を行う!

以上イチから鍛える英語長文の効率良い勉強の流れです!

ペースは毎日1題行うようにしましょう!

他の科目に時間が取られてしまう受験生でも2日に1題は最低限行うようにしましょう。

①読解法を駆使して英文を読む!

英語長文で高得点を取るためには読解法を意識して読む必要があります。

読解法とは英文のテーマ・筆者の主張などを論理マーカーを駆使して予想しながら読み進めることです。

例えば「but,however」などの逆説マーカーの後には「筆者の主張が来やすい」「対比を疑う」といった読み方です。

英語長文の演習をしていて、読んだ後に「筆者が何が言いたかったのか?」がつかめていない受験生はまずは「読解法の勉強」から始めましょう。

その際にオススメの参考書が「パラグラフリーディングのストラテジー①」です。

「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」の使い方についてはコチラ!

是非参考にして下さい!!

②間違えた問題は解説を読む前に再度考え直す!

受験生の多くが丸付けを行ってスグに解説を読み始めます。これでは成績の向上速度が落ちてしまいます。

他の受験生と差をつけるためには「自分で考え直す」必要があります。その際は2つのポイントを意識しましょう。

  1. 自分の選択肢が不正解になる理由を考える!
  2. 正解の選択肢の根拠を再度考え直す!

以上の2つです!

そして、自分が間違えた原因を以下の4つに分けましょう!

  1. 語彙力
  2. 精読力(SVOC)
  3. 読解法
  4. 新しい知識

毎回、この復習を行うことで自分の弱点に共通点が見え、受験本番までに何をすべきかが明確になります。

最初は面倒ですが後々、威力を発揮するので参考にして下さい!

③構文理解をした後に音読を行う!

先述したとおり、音読の目的は「速読力の向上」です。

目的意識がなければ時間対効果が下がるので必ず読み下しを意識して目で構文理解(SVOC)をして行うようにしましょう。

その日中に解いた問題を最低2回音読、翌日に1回音読をするようにしましょう!

音読の基準は「構文理解」「単語の理解」「論理展開」以上の3点が自分で説明できるレベルになることです。

1ヶ月ほど継続することで音読の威力がわかります。

最初は伸びている感覚はしませんが地道に継続していきましょう。

次に使用すべきオススメ参考書

イチから鍛える英語長文を使用した後にオススメする参考書は志望校の過去問です。

産近甲龍・日東駒専・その他女子大などの標準私大を目指す受験生は「イチから鍛える英語長文500」までで構いません。

一方で、関関同立・MARCH・早慶上智・その他国公立などの難関私大以上を目指す受験生は「イチから鍛える英語長文700」まで行いましょう。

その後に、志望校の過去問を一度、解いてみましょう。

過去問の使い方・いつから・何年すべきか?が不安な受験生は下記を参考にして下さい!

関連:過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

以上が【イチから鍛える英語長文300・500・700】の特徴・使い方・勉強法になります。

是非参考にして英語を得意科目にしましょう!

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