全解説入試問題頻出英語標準問題1100の効果的な使い方
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全解説入試問題頻出英語標準問題1100
全解説入試問題頻出英語標準問題1100の概要と使用目的
桐原出版の英文法のアウトプットにおすすめの参考書です。
同出版社の「全 解説頻出英文法・語法1000」より、比較的基礎的な問題は多くなっています。
高校2年生から高校3年生(受験生)にかけての橋渡しとしては良い参考書です。
「全解説頻出英文法・語法1000」と同様に、解答解説が問題集の約2倍程の厚さがあり、詳しく解説されているので、納得して一問一問解いていけるでしょう。
全解説入試問題頻出英語標準問題1100の具体的な内容
構成は
1.動詞(9節)
2.形容詞・副詞(4節)
3.名詞(3節)
4.関係詞・接続詞・前置詞(3節)
5.その他(6節) となっています。
問題は入試に必要な基本、標準問題が厳選されて出題されています。
問題レベルとしては、中堅大学からの出典も多いですが、難関大学を目指している受験生でも基礎をおろそかにしては解けるものも解けません。
問題形式は
1.4択問題(メイン)
2.正誤指摘
3.整序作文
4.同意書換(空欄補充型)となっています。
この参考書を何回も復習すれば、さまざまな問題形式に対応できるようになるでしょう。
またこの参考書の特徴でもある、語法やイディオムの情報量の多さです。
近年、大学入試では、イディオムや語法などの知識系問題の出題が多い傾向にあります。
これらの知識は覚えていないと点が取れないものが多いので、必ずインプットするようにしましょう。
逆に言えば、覚えていれば点が取れるということです。
全説入試頻出英語標準問題1100の使い方
1.項目ごとに問題を解き、答えを赤ペンでマークする
項目とは目次に載っている「時制」や「仮定法」といったものです。
まず、自分の力で解きマークしていき、答え合わせをしましょう。
間違っているところは解説を理解してから赤ペンでマークしましょう。
そしてなぜ赤ペンでマークしていくのかというと、何回も繰り返し演習していくためです。
赤ペンでマークすることによって次回以降、赤シートを使い確認することができます。
もし書き込こんでしまうと次回以降できません。
またノート等に書いていく手間も省けます。
何回も消して使えるようにフリクションなどの消せるペンをおすすめします。
もちろん、解答根拠を持ち、その根拠を赤ペンで書いていくのも良いでしょう。
次回以降解説を開く手間が省けます。
2.繰り返し問題を解く
赤ペンで書いた解答根拠を持ちつつ、正しい解答が選べるまで解きましょう。
最低2周はしておくべきでしょう。
解答の番号を覚えてしまうという声が多いですが、何度も演習していれば、覚えてしまうのは仕方がありません。
重要なのは「解答根拠がどこなのか」ということです。
なぜその選択肢が答えになるのかが理解していないのであればそれは英文法の力がついていないということです。
そこを意識して問題を解きましょう。
3.イディオム・語法を暗記していく
知識系問題を解く対策と共に、長文読解でもイディオム系は頻出ですので、一つずつ暗記していきましょう。
基本的には「全解説頻出英文法・語法」と使い方は同じです。難易度としてはこの参考書の方が容易なので、しっかり解説を理解し、基礎的・標準的な力をつけましょう。