【速読英単語】特徴・使い方・勉強法

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この記事では「速読英単語 必修編」の対象レベル、特徴、使い方について解説していきます。

「速読英単語 必修編」
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速読英単語 必修編は大学受験に最低限必要な約1900単語、派生語関連語を含めると約3100単語が掲載されています。
特徴としては、それらの単語が長文の中にあり、長文を読むトレーニングをしつつ単語を暗記することができる点です。

速読英単語の概要

分類 英単語帳
問題数 464ページ、約1900単語
目標習熟期間 入試初期~入試本番
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関

この「速読英単語 必修編」は英単語を暗記するインプット用参考書となっています。
全70本の英文が掲載されてあり、10本ずつの英文が7ステージに分かれています。
構成としては、易しい英文から徐々に入試レベルに到達できるように配置されています。
目標習熟期間は入試初期〜入試本番です。
英単語の勉強はできるだけ早く始め、英文法・英語長文の勉強に入るための基礎を固めましょう。
また、英単語は覚えたつもりでも復習しないと忘れていってしまうので、入試本番まで使い、なんども復習しましょう。
対象レベルは高校基礎〜私大難関レベルとなっています。
普通に高校の授業についていけるレベルの人であれば、英単語を学ぶ参考書の1冊目としては問題ないレベルの難易度となっています。
以下では「速読英単語 必修編」を使うのが難しい場合におすすめの単語帳も紹介していきます。
※私大難関レベルとは関関同立やMARCHなどを指し、私大最難関とは早慶、上智大学などを指します。

速読英単語 必修編の特徴

特徴としては4点あげることができます。

  1. 英語長文の中で単語暗記ができる
  2. 英文解説で難しい英文も理解できる
  3. 暗記しやすい工夫がある
  4. 速読のトレーニングができる

以上が速読英単語の特徴となっています。
それぞれの特徴について詳しく説明していきます!
①英語長文の中で単語を暗記することができる
この単語帳は見開き左ページに英文、右ページに英文の和訳が載っていてその次のページによくある英単語帳のような見出し単語とその意味が掲載されています。
英文と関連づけて単語を暗記することができ、単語とその意味だけを暗記する単調な暗記法が苦手という受験生にオススメです。
心に残るストーリーとともに学習するので、単語とその意味が文脈の中に記憶され、
覚えやすく忘れにくいでしょう。
②英文解説で難しい英文も理解できる
→全70本の英文が掲載されていますが、巻末にその英文のポイントや英文中の重要構文の解説なども書かれているため、英単語の勉強だけでなく総合的な英語の勉強ができます。
さらに、要注意の文構造を徹底解説した映像が全70 英文に付いています。
読解がニガテな人でも、英文ページでつまずきません。
解説動画は書籍掲載の二次元コードまたはURLから視聴できます。
③読者が暗記しやすいよう工夫がされている
この参考書は読者が効率よく単語を暗記できるような工夫がされていて、上記で述べた巻末の英文解説に加えて
要注意の文構造を徹底解説した映像が全70 英文に付いています。読解がニガテな人でも、英文ページでつまずきません。
解説動画は書籍掲載の二次元コードまたはURLから視聴できます。
さらに、単語音声の無料ダウンロードも可能です。
使えるものは使って、効率よく単語を暗記しましょう。
④長文を早く読む速読のトレーニングができる
英文とともに単語を暗記することができるのがこの参考書の特徴ですが
なんども繰り返し英文を読み返すことで読解力・速読力の向上につながります。
さらに別売りのCDを使えば、シャドーイングもできます。
受験初期からこの単語帳を使用すれば、長文演習の前に英文に慣れておくことができ、長文演習にスムーズに入ることができます。
速読英単語 必修編を使用する上でメリット・デメリットを意識して勉強を進めていく必要があります。

速読英単語 必修編のメリット

  • 英文と共に暗記するので印象に残りやすく覚えやすい
  • 日本語訳中の赤字を赤シートで隠すことができるので、単語の意味を推測する練習もできる
  • 英単語だけでなく、読解力・速読力のトレーニングもできる
  • 英文解説もしっかりしているので、長文はまだ苦手という人も使うことができる

速読英単語 必修編のデメリット

  • 英単語を急ピッチで暗記しなければならい人には不向き

 
速読英単語 必修編のメリット・デメリットはこのようになっています。
上記で述べたとおり速読英単語 必修編は長期的に使用することで最も効果を発揮するため、入試本番まで時間がない人はうまくつかいこなすことができないかも知れません。
この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方

速読英単語 必修編使い方・勉強法

英単語をみて0.1秒で和訳が頭に思い浮かぶことができるのが暗記している状態です。
少し詰まってしまったりするのは覚えていないと判断しましょう。
英単語帳は何周もするので、一周で全て覚えようとしてなんども同じページを繰り返すのは時間の無駄です。
そうならないために具体的な速読英単語 必修編の使い方・勉強法を紹介します。
①まずは英文を読む
この参考書は見開き左ページに英文、右ページに英文の和訳が載っているので、英語と日本語の見比べながら和訳を取っていきましょう。
この時はまだ全ての英単語を覚える必要はありません。文構造や文法などをチェックしながら文章の内容を理解しましょう。
②単語が羅列されている次のページで英単語を暗記する
前のページの英文の内容をある程度把握したら、次のページで英単語を暗記していきましょう。
この時に注意するのは、九九を覚えた時のように音読しながら暗記していきます。
英単語を暗記する時は「目で見る」「自分の口で声に出す」「自分が言った単語を耳で聞く」のように五感を使って暗記していきましょう。
③もう一度長文のページに戻り、繰り返し音読する
②の段階で英単語をある程度覚えたら、また長文を読んでその中で英単語を暗記できているかどうか確かめていきましょう。
スラスラと英単語が出てきて、和訳が取れるようになったら長文を最低でも5回以上音読して、長文の内容、英単語共に忘れない状態にしていきましょう。
音読することによって本当に暗記できているかどうか確認することもできるので必ず音読してください。
 
この参考書を進めるペースとして1日2~3つの長文というペースで進めていき、1ヶ月程度で1周終わらせるようにしましょう。
注意して欲しいのは、覚えれないところをなんども繰り返すのではなく
1周目だと割り切ってどんどん進んでいき、なるべく早く1周終わらせるようにしましょう。

速読英単語 必修編が難しい場合

上記で述べたとおり、速読英単語 必修編は、普通に高校の授業についていけるレベルの人であれば
英単語を学ぶ参考書の1冊目としては問題ないレベルの難易度となっていますが、もっと基礎から英単語を学びたいという人は、
「システム英単語Basic」や「速読英単語 入門編がオススメです。

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上記の英単語帳は速読英単語 必修編に比べて基礎的な単語も多く載っているので、英単語を基礎から学びたい人にオススメです。
また、「速読英単語 入門編」は「速読英単語 必修編」の姉妹書で
近年の大学入試・中学検定教科書を分析して厳選した入試基礎単語約700語を掲載されています。
こちらも英単語を基礎から学びたい人にオススメです。

次に使用すべき参考書

速読英単語 必修編でも私大最難関レベルの大学もカバーできますが
さらに語彙力を身につけたい人にはリンガメタリカ」「鉄壁」「速読英単語(上級編)などがオススメです。

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これらの英単語帳は速読英単語 必修編に比べて専門的な英単語などが数多く掲載されているため、私大最難関や国公立最難関を志望する学生にはオススメです。
また、「速読英単語 上級編」は「速読英単語 必修編」の姉妹書で、必修編が終われば上級編にも手を出したくなりますが、長文の難易度や単語のレベルがかなり上がります。
関関同立やMARCHなどの難関私大を志望している受験生でも速読英単語 必修編のような2000語レベルの単語帳を学習したら次の単語帳をやる必要はありません。
語彙力を増やすには過去問演習も重要で
過去問の中に出てきたわからない単語をノートにまとめてオリジナルの単語帳を作るなどをして語彙力を増やしていきましょう。
そして、どれだけ英単語を覚えても受験当日には知らない英単語が出てくるので
英語長文の参考書を解いている時や過去問演習をしている時からわからない単語の意味を類推する能力を身につけていきましょう。

速読英単語 必修編まとめ

①対象レベルはセンターレベル〜私大難関まで。
普通に高校の授業についていけるレベルの人であれば、英単語を学ぶ参考書の1冊目としては問題ないレベルの難易度。
②1日2~3つの長文というペースで進めていき、1ヶ月程度で1周終わらせる。
③入試本番まであまり時間がない人にはあまりオススメできない!
長文読解など長期的な視点で使用するため!
④長文は繰り返し音読!
英文のストーリーとともに英単語を暗記していく
⑤語彙力を増やすには過去問演習が重要
出てきたわからない単語なども覚えていき語彙力を増やす。
以上が「速読英単語」の特徴・使い方・勉強法になります!
参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
関連:【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方

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