よくでる世界史Ｂ一問一答用語問題集

よくでる世界史Ｂ一問一答の概要と使用目的

 
この参考書は世界史Ｂにおける重要事項を厳選し、要点を網羅できるような作りになっている問題集です。一問一答形式であるため、あまり時間をかけることなく効率的に取り組むことが可能な点が特徴です。
また、入試に出る頻度の少ない事項や過去にほとんど問われてこなかった情報といった無駄な点を省いている点もこの参考書の特徴といえます。
また、専用の暗記シートもついていますので、繰り返し何度も復習していくことが可能です。
 
 

よくでる世界史Ｂ一問一答の具体的な内容

 
同じ一問一答形式の問題集である一問一答世界史Ｂ用語問題集よりも難易度は少し低めであり、より基礎的な知識の確認向きの参考書であります。
基本レベルの問題を多く編纂しているため、短期間で基礎語彙を補充したいときに重宝できる一冊であり、本書一冊あれば世界史の基礎知識に限っては取りこぼすことは少ないと思われます。
問題のレベル的にもセンター試験受験を第一に考えている人にはおすすめの問題集です。
 
 

よくでる世界史Ｂ一問一答の使い方

 
この参考書は問題集ですので、ある程度世界史の学習が進んでいないと問題に答えることができず、答え合わせのみの作業になってしまい、本書の目的である、自らの世界史のレベルをはかり、苦手範囲を知るといったことができません。
ですので、ナビゲーター世界史や詳説世界史といった参考書でまずは世界史の学習を進め、基本的な知識を整理してインプットしましょう。
そして、ある程度の知識が頭の中に入ってきてから本書に取りかかっていきましょう。
そして、間違えた問題にはチェックを入れ後で見直す際に重点的に取りかかっていきましょう。
 
 

よくでる世界史Ｂ一問一答の注意点

 
蓄えた知識を使っていくアウトプットの時期に適した参考書ですので、世界史の流れや歴史事象を学んでいくことを目的とする人には不向きであります。
そういったインプットに関する参考書を考えている人にはナビゲーター世界史や詳説世界史といった流れをつかんでいくための基本的な参考書がおすすめです。
もう少し難易度を下げるなら、30日完成スピードマスター世界史問題集世界史Bあるいは、教科書よりやさしい世界史というレベルを多少下げた参考書が適しているでしょう。
また、アウトプットのみでは世界史の成績アップは見込めません。
といいますのも、知識を使っていく作業のみでは抜け落ちていく知識の確認はできますが、全体的な食い止めはできません。
アウトプットのみにこだわらず、一問一答などの問題集をこなしていく時期においても、知識を上乗せし、抜け落ちを防ぐためのインプットの作業もこなしていきましょう。