スピードマスター世界史Bの特徴・使い方

更新日: (公開日: WORLD-HISTORY

スピードマスター世界史Bの概要

分類 通史・インプット教材・演習教材
使用期間 1ヶ月
対象レベル 高校基礎~センター
オススメ度 ★3

この参考書は世界史Bを短期間でマスターしたい人にはうってつけの問題集です。
高等学校の定期試験や大学入試の対策に必要な内容が網羅されていて、その内容も要点を精選して簡潔にまとめたものであり、コンパクトに知識情報が集約されたものです。
表題にもあるとおり、1日に1テーマずつ学習すれば、30日間という短期間でで世界史をマスターすることができます。

具体的な使用目的は、主に世界史Bの基礎固めに用いるためで、ナビゲーター世界史詳説世界史B時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bといった、世界史の流れをつかんでいくために使用すべき参考書との相性もばっちりです。
参考書のレベルとしてはセンター試験レベルには対応でき、関関同立、MARCHといった難関私大レベルまでいくと少し情報量が乏しいかなというレベルです。しかし、これ1冊を完璧にすればある程度の世界史Bに関する問題には対応可能でしょう。

ただし、短期間で仕上げることを一番の目的とした参考書なので情報量の面では多少不安なところもあるので、東進ブックス一問一答完全版2nd edition などで演習していく中で足りない情報は一元化(書き込む)などしていく必要があります。

*一元化とは=一冊決めた参考書を完璧にするために、その参考書に載っていないなど足りない情報があれば、書き込むなりコピーして切り取ったものを貼り付けるなりしていくこと。この情報の一元化は後半になればなるほど勉強効率が上がってきます。

スピードマスター世界史問題集の特徴

・全30単元で1ヶ月で終わるように作成されている
・普段の定期テストや理系の人のセンター対策にも適している。

スピードマスター世界史問題集は30単元1ヶ月完成と、短期間で基礎の復習をこなせる参考書としては非常に有効ですが、関関同立、MARCH以上の大学を受験するためには情報量は乏しい。 

この参考書は、高等学校の世界史の学習と並行しながら予習・復習を行ったり、ひととおり世界史の学習を終えた後の総復習を行うことに適したものとなっています。
各章ごとに内容が整理されており、その次にスピード・チェックという空欄補充型の演習問題が用意されています。
このスピード・チェックで問われる内容は各章のはじめにまとめてあり、必要に応じて参考にしていきましょう。
また、スピード・チェックの最後にはステップ・アップ・テストという応用問題が記載されています。この問題は教科書レベルの基本的なものですが、数問難題が含まれています。解説を読みながらでもいいので積極的に活用していきましょう。
問題は記述式なので、うる覚えでは解答することができません。書けなければ基本事項の習熟度がまだまだといえます。
繰り返すようですが、世界史の基本事項の習熟、または、その習熟度の確認にはもってこいの参考書です。

スピードマスター世界史問題集の使い方

スピードマスター世界史問題集を使う流れ

①まずは講義系参考書などで通史の段階を終えましょう
②ある程度知識がインプットされれば、講義系参考書とセットでこの問題集に取りかかりましょう
③知らない知識などは参考書などに一元化しましょう

この参考書は主に世界史が苦手な人向きです。講義系の参考書で通史をしたけど、基礎知識があまり補えなかった、などの不安が残る人は取り組みましょう。もしくはセンター直前などで基礎範囲の総復習として1週間ほどでこなすのにも有効的です。
上記のとおり、ナビゲーター世界史詳説世界史Bと並行して流れもつかみつつ、要点を整理して覚えていくことを意識しておく必要があります。

また、この30日完成スピードマスター世界史問題集世界史Bに書かれていない情報は、書き足したりして、簡潔にまとめられた分の情報の少なさを補っていきましょう。一通り世界史の勉強が終わった後にもう一度見直す際に効果を発揮します。
それから、演習問題で間違えた問題には、チェックやしるしを入れて、2周目以降は間違えた部分を重点的に解いていくように意識していくことも大事です。同じ間違いを繰り返してしまうようでは飛躍的な成績の伸びは期待できません。

スピードマスター世界史の注意点

この参考書に取りかかる前に把握しておいて欲しいことは、一通りの世界史通史の知識のある人、世界史の学習が進み自信がある人には不向きの参考書であるということです。
というのも、このスピードマスター世界史問題集世界史Bは、世界史の知識がほとんどなく、世界史の基礎知識を確認したい人向けのものであるからです。
世界史に自信のある人にとっては少し物足りなく感じる参考書かもしれません。
そして、この問題集を解いていく際に必ず意識しておいて欲しいことですが、正答率は9割以上必要です。標準レベルの問題が大半を占めるため、志望校合格のためには高い正答率を求めていって下さい。
最後に、世界史の勉強において注意して欲しいことですが、「いつ、だれが、どこで、なにをして、どうなったか」までを一連の流れとして覚え、どういう形で問われても答えられるようにしておきましょう。
これら上記のことに注意、意識して「30日完成スピードマスター世界史問題集世界史B」を3~4周すればセンター試験で8、9割は取れるレベルになっているといえます。

似たようなレベルの参考書


時代と流れで覚える!世界史B用語」の使い方!
志望大学が関関同立、MARCH未満、もしくはセンタ―のみの使用の場合

次に取り組む参考書

関関同立・GMARCHなどの私大難関レベルまで世界史のレベルを上げるためには、この一冊では不十分である。この一冊で基礎固めを行ったあとは、世界史問題集完全版・ヒストリアまたは志望校の過去問などで演習を重ねましょう。


「HISTORIA[ヒストリア]世界史B精選問題集」


世界史問題集完全版の使い方!

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