基礎からのジャンプアップノート古文単語
更新日: (公開日: ) CLASSICAL
基礎からのジャンプアップノート古文単語 の使い方
[基礎からのジャンプアップノート古文単語の概要]
◯対象
・ほかの単語帳が合わなくて困っている人
・受験勉強を本格的に始める前に古文を勉強をしようと思っている人
○カテゴリ
インプット
○使用時期
受験前期 または 受験勉強を始める前
○レベル
基礎
この本は330語の古文単語を収録している古文の参考書です。単語がどの順番で並べているのかという所は単語帳によってさまざまな形式があり、その単語帳の特徴が出る部分ですが、この単語帳は意味によるグループ分けをしています。
つまり、この本の作者は同じ意味の語句は一緒に覚えてほしいと思ってこの構成にしているのでしょう。グループごとの構成については、グループ全体のイメージを紹介した後に1つ1つの単語を例文の中で意味を書き込む形で書きながら覚えていく形です。
この書き込むという所がほかの参考書とは大きく異なりまた、この参考書の一番の特徴であると言えます。 書き込み式は取りかかりやすい反面、復習がやりにくいというデメリットがある。単語帳の場合は復習がメインなので、この参考書は受験生におすすめしにくい参考書である。
受験生は意味が初めから書いてあって復習がしやすい参考書をメインの単語帳にするべきだろう。しかし、古文が嫌いな受験期前の高校生やほかの単語帳が合わなかった人が一時的に使用するのにはおすすめの参考書である。
ところで、受験で合格するためにはどれくらい単語を覚えればいいのか知っていますか?
実は正解はありません!
なぜなら、受験する大学によって覚えないといけない量が違うからです。
自分の受験校がどのくらい単語を覚えないといけないかわかっていない人はこちらをクリックして早い段階で覚える量を把握しておくことをお勧めします。
[基礎からのジャンプアップノート古文単語の使い方]
- 1.グループ全体のイメージを見てどんな意味の単語のグループなのかを把握する。
- 2.例文の中にある1つ1つの単語の意味を書き込む
- 3.書き込んだ部分の意味を例文と一緒に見て復習する。
- ③を覚えるまでやる。
[基礎からのジャンプアップノート古文単語のメリット]
書き込み式なので書きながら覚えることができ、通常の単語帳で覚えにくいと感じた人や初学者が取り組みやすい構成になっているところ。
グループ分けしてあるので同じ意味の語句をまとめて覚えることができるところ。
例文と一緒に覚える形式なのである程度の文法や古典常識が同時に学習することができるところ。
例文の中で単語を覚えていく形なので関西大学のような日本語訳が問われる大学の練習になるところ。
[基礎からのジャンプアップノート古文単語のデメリット]
書き込みという点でも本の構成という点でも復習がしにくい形になっているところ。
例文と一緒なので文法や古文常識が一緒に学べるがこれだけでは完璧にはならないため初学者や他の文法書と併用している人にとっては頭が混乱する可能性があるところ。