カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の日本史ノート
更新日: (公開日: ) JAPANESE-HISTORY
1.カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の日本史ノート概要と使用目的
1-1.日本史の勉強法について
日本史の勉強法はがむしゃらに用語を暗記することだと思っている人はいませんか?たしかに暗記をすることに変わりはありません。
しかしハッキリ言ってそのやり方では効率が悪いです。
日本史の学習の考え方としては、理解(インプット)→暗記(インプット)→応用(アウトプット)という3段階があります。
歴史を理解することで歴史用語を効率よく暗記することができます。
歴史の流れや時代の背景を理解したうえで、用語を暗記していきます。
とにかく、暗記科目で、ただ覚えればいいだけと思われがちな日本史にもちゃんとした正攻法があるということを覚えておいてください。
1-2.この参考書の使用対象者
本書の使用目的はおおまかな日本史の流れの確認として使い、理解インプットと暗記インプットと二つの役割を果たします。
なので、対象者は一通り日本史の勉強を終えた人、ある程度日本史の知識が入っている人向けです。
あまり詳しい解説がないので1から日本史の勉強をしようという人にはあまり向いていません。
1から日本史の勉強をしようという人は「金谷の日本史なぜと流れがわかる本」などから始めることをオススメします。
この本の著者は東進ハイスクール・代々木ゼミナールなどで講師を歴任しており、代々木ゼミナール時代には、日本史講師の生徒アンケートで8年連続1位を獲得するなど教え方に定評のある松本恵介先生です。
全ページフルカラーで見やすく、教科書では掴みにくい歴史の流れや要点がわかりやすく整理されています。
2.カリスマ講師の 日本一成績が上がる魔法の日本史ノート具体的な内容
本書の右ページには本当に授業で板書したかのようなノートを、左ページにはそのテーマに関する講義、解説を掲載しています。
全ページフルカラーとなっており、右ページのノートでは吹き出し、図や表も掲載されているので日本史を勉強するモチベーションを維持することが難しい人でも飽きが来ずに勉強することができます。
全ページ数192 原始時代から現代までの6章 82テーマにまとめられています。
3.カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の日本史ノートの使い方
3-1.右ページで時代の流れ、要点を確認しながら頭の中で知識を整理していきます。
※その際に新しく入ってきた知識の部分は特に要チェックです。
3-2.一通り右ページを見て流れを確認できたら次に左ページに入ります。確認した知識、流れを完全に理解してしまう意識で左ページを読み込んでいきます。
※その際も新しく入ってきた知識の部分は特に注意して進めて下さい。
3-3.使用ペースについて
ペースとしては全ページ数192 6章 82テーマですので1日1章のペース、6日間で1周を終わらせるのが望ましいです。
おそくても2日で1章のペース、2週間程度で終わらせましょう。
1周では不安ですので2周目に入ります。
最低2周、不安があれば3、4周とするようにしましょう。その際2周目にはいれば1日2章などとペースを上げていくようにしましょう。
4.カリスマ講師の 日本一成績が上がる魔法の日本史ノートの注意点
本書は特に書き込むなどのような指定はされておらず、ただ読み進めていく参考書です。
なので、ただなんとなしに読み進めていくとせっかく得られる知識も得られずただ時間のムダで終わってしまいます。
そのようなことにならないよう、ナゼそのような事件が起こったのか、この時代背景があったからこの事件が起こったのか!
などのように頭で常に何で?という意識を持ち続けて進めるようにしてください。
また、この参考書はインプットの理解には有効ですが暗記の部分はこの1冊だけだと関関同立レベルの志望者は知識量が不足する事態となります。
なので、ほかのインプット暗記に徹した参考書「日本史B表解演習書(東進ブックス)」などに取り組むことを強くオススメします。