立命館大学の日本史の配点は?出題傾向と対策・参考書の選び方
更新日: (公開日: ) RITSUMEIKAN
立命館大学の日本史は、教科書を中心に学び、記述で使う漢字を正確に書けるようにする対策が中心です。
立命館大学の日本史は、配点や出題の形が分かりにくく、何から対策すればいいのか迷っていませんか。参考書の数が多く、記述でどこまで書けるようにすればいいのか、不安になる人もいるでしょう。
この記事では、試験の形と出題傾向、対策の進め方、過去問の使い方を解説します。内容は、立命館大学が公開した2027年度の入学者選抜ガイドと、日本史の講評にもとづきます。
この記事でわかること
- 立命館大学の日本史の試験時間と配点
- 教科書を中心にした出題傾向
- 教科書・用語集・通史・一問一答の使い方
- 漢字ミスをなくす過去問の使い方
立命館大学の日本史の概要と配点
【動画でもご覧いただけます!】
立命館大学の日本史は、2027年度の入学者選抜ガイドでは、全学統一方式(文系)の選択科目で、100点・80分です。

全学統一方式(3教科で行う、メインの独自試験の方式)の選択科目に、日本史(日本史探究)が入ります※1。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科目 | 日本史(日本史探究) |
| 位置づけ | 選択科目 |
| 試験時間 | 80分 |
| 配点 | 100点 |
大問の構成は、講評に「2月1日実施分」として示されています※2。講評の表では、2026年度2月1日実施分の形式は「記述」と示されています※2。
| 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| Ⅰ | 古代の広域行政(広い範囲を治めること)や対外交渉 | 30点 |
| Ⅱ | 中世の文化史 | 30点 |
| Ⅲ | 近代・現代の日本人移民 | 40点 |
大問の内容と配点は、日程で変わる場合があります。志望学部の最新の入学者選抜ガイドで確かめましょう。
立命館大学の日本史の出題傾向
講評によると、教科書を中心に得点できる内容に、機械的な丸暗記では解けない出題が入ります。

以下の3つに分けて見ていきましょう。
教科書を中心にした学習で得点できる内容が出題される
講評は、教科書を中心とした学習を積み重ねることで得点できる内容とレベルの出題にした、と述べています※2。
そのため、政治・経済・社会・文化史などの諸分野を、幅広く学習することが重要だとされています※2。教科書や史料集に載っている図版・表・写真にも、注意を向けるよう求めています※2。
歴史用語の機械的な丸暗記では正答できない出題が入る
講評は、歴史用語の機械的な丸暗記では正答できない出題を織り交ぜることを心がけた、と述べています※2。
一方向からだけの問いではなく、多方面からの問い方に対応できないと、正答できない問題が含まれます※2。そうした出題形式にも慣れておく必要がある、とされています※2。
教科書で、出来事の流れと関係を、論理的・文脈的に把握することが重要です※2。
比較的新しい時代の出題が増えている
講評によると、高校教育の流れに合わせて、比較的新しい時代の出題の割合を増やしています※2。今後は、それらに関する筋道の通った正確な知識の習得が必要だとされています※2。
近現代文化史は受験生にとって苦手な傾向が見られるため、苦手意識を持たずに学習してほしい、ともあります※2。
世界との関わりは、講評では、今後も問う機会が多くなるだろうと予測されています※2。日本と世界の動向を交差させながら学習するよう、求めています※2。地図や地理的状況を踏まえた設問にも対応できる思考力を磨くことも、心がけてほしいとされています※2。
立命館大学の日本史の対策と参考書
対策は、教科書で流れをつかみ、史料集と用語集を併用して、記述の漢字を正確に書けるようにすることが土台です。

以下の3つに分けて見ていきましょう。
教科書の流れをつかみ史料集と用語集を併用する
まず、教科書を中心に、出来事の流れと関係をつかみます。
講評は、史料集や用語集をそばに置いて、教科書と併用することは極めて効果が高い、と述べています※2。史料集とは、昔の文書や記録を集めた本のことです。史料の内容のあらましを記した重要な箇所は、用語を含めて内容を正確に理解しておきたい、とあります※2。
用語集の例は、山川出版社の『日本史用語集』です。日本史探究に対応した版が、2023年12月に刊行されています※3。
通史の参考書で流れをつかむ
通史(時代を通して歴史の流れを学ぶ本)は、参考書で出来事のつながりをつかみます。
動画の講師は、日本史の勉強は、まず流れをつかむ本から入ると話しています。例は、石川晶康さんの『日本史探究授業の実況中継』(語学春秋社)です※4。
金谷俊一郎さんの『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【三訂版】』(東進ブックス)も、通史の本の例です。
日本史の勉強法と参考書の選び方は、次の記事で解説しています。
一問一答で記述の用語を正確に書けるようにする
一問一答(問いと答えが1対1で並んだ問題集)は、用語を見て終わらせず、書いて覚えます。
講評は、漢字のミスや、部首などの不正確な記述、判読しにくい漢字が目立つと述べています※2。それらは誤答として扱われるので、注意が必要です※2。
事象名・人名・地名などの歴史用語は、正確で読みやすい楷書体で書くことが必須だ、とされています※2。楷書体とは、一画ずつはっきり書いた字のことです。動画の講師も、記述では漢字まで書けるようにするよう話しています。
間違えた用語は、漢字で書き直して確かめましょう。
立命館大学の日本史の過去問の使い方
過去問は、大問ごとの出題の形に慣れ、解答例と照らして漢字の取りこぼしを見直すために使います。

立命館大学の入試情報サイトに、日本史の過去問題と講評が載っています※5。2027年度入試も、入試問題の傾向は大きく変更しない、とされています※5。
解答例も、公式ページで確認できます※6。掲載の解答例以外も、正答とする場合がある、との断りがあります※6。
まず、問題を解いて、解答例で採点します。次に、自分の答案の漢字を、部首や字形まで見直しましょう。最後に、多方面からの問われ方に慣れるため、間違えた問題を教科書の流れに戻して確かめます。
ほかの大学の日本史は、次の記事で解説しています。
立命館大学の日本史の漢字ミスをなくしたい人へ
漢字ミスをなくすには、書いた答案を解答例と照らして、間違いの原因を確かめます。
漢字ミスは、字形の覚え間違いなのか、用語そのものの知識がないのかで、直し方が変わります。ミスの種類は、自分の答案だけでは気づきにくいものです。
マナビズムの無料受験相談では、答案で漢字ミスが出た問題と、ミスの種類を伝えれば、書き方の直し方を相談できます。ミスの出方を、一緒に確かめましょう。