【英語編】大阪工業大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: OIT

この記事では大阪工業大学の英語の勉強法について話していきたいと思います。

この記事は全部で3章構成になっています。
第1章で大阪工業大学の英語の形式を第2章で大阪工業大学の英語の入試傾向・入試対策を第3章でおすすめの参考書をお伝えしていきます。

入試形式

それでは第1章の英語の入試形式から見ていきましょう。
大阪工業大学には大きく分けて「公募推薦入試」と「一般入試」の2つの入試があります。年内の入試で最大の入試方式が公募推薦入試。一般入試は年明けに行われます。それぞれにおいて、英語の形式は次のようになっています。

公募推薦入試 一般入試
制限時間 60分 70分
形式 全問マーク式
問題数 約30問
大問1 会話文
大問2 手紙・広告などを含む読解
大問3 図・表・グラフを含む読解
大問4 長めの読解
大問5 短めの読解

大問の順番は絶対ではなく、前後することがありますが、内容が大きく変わることはありません。また、日程によっても、形式や難易度が大きく変わることはありません。大阪工業大学の英語は、正しい勉強法で進めれていれば、確実に合格点が取れるようになります。

では、どのようなことを意識すればよいのかを、第2章以降で詳しく見ていきましょう。

入試傾向・入試対策

では第2章です。ここからは大阪工業大学の英語の特徴について話していきます。大きく3つあるので、しっかり聞いてください。

①読解力重視の問題

まず1つ目。大阪工業大学の英語は読解力重視の問題になっています。
第1章でお伝えした大問の構成から分かる通り、長文読解からの出題が中心となっています。高得点を取るカギは長文読解にあるということを強く意識しておきましょう。

②会話文

2つ目は会話文についてです。
会話文の出題がありますが、会話表現そのものを聞かれることはほぼありません。なので、会話問題特有の表現を覚える必要はありません。

実際の問題は、会話の流れから空所に適切な語句を補ったり、文脈から下線部の意味を判断するような問題となっています。会話文の形式ではあるものの、根本としては読解の問題であると考えて取り組むようにしましょう。

③英文法

最後は文法についてです。
第1章でお伝えした通り、大阪工業大学の英語には、文法単独の大問がありません。それを知ると、ほとんどの受験生が「なんだじゃあ文法の勉強はしなくていいじゃん」と思うかもしれませんが、文法は必ず勉強してください。

そもそも文法の知識がなければ一文を正確に読むことが出来ず、正しい長文読解ができません。また、文法の知識は小問の中で直接問われます。文法についてもきちんと対策をした上で演習に臨むようにしましょう。

オススメ参考書

第3章では、ここまでの話を踏まえて、おすすめの参考書ルートを紹介していきます。
ただし、その前に、英語の勉強法の全体像を掴んでおきましょう。第2章でも伝えたように、最終ゴールは「長文読解」が出来るようになることです。ただ、いきなり長文読解の勉強に入ると高確率で失敗します。

逆算で考えて、長文読解が出来る、ということは各段落の内容を理解できている、ということは一文を正確に訳せるという流れを意識しましょう。まず一文からです。長文からではありません。

そして、一文を正確に訳すために必要になるなのが「単語・解釈・文法」です。これらの基本をしっかりマスターした上で、読解の練習や、熟語、過去問演習に入っていくようにしましょう。

それではおすすめの参考書を紹介していきます。まず、使用する参考書はコチラになります。

1.単語 百式英単語
2.解釈・構文 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
3.文法・語法 関正生の英文法ポラリス1
4.読解 肘井学のゼロから英語長文が面白いほどわかる本
5.熟語 合格英熟語300
6.総合演習 センター英語(黒本)

※共通テストの英語は要らん。純粋にセンター英語

7.過去問 過去問

それぞれについて話します。英単語は「百式英単語」を推奨します。この1冊を文字通り完璧に覚えましょう。また、2冊目の単語帳は必要ありません。初めて見る単語が出てきたら、百式に一元化していきましょう。

百式英単語」の使い方!

英文解釈は「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」を推奨します。品詞、SVOC、句と節といった、英文を正確に訳す上で必須となる知識を身に着けていきましょう。


肘井の英文法」の使い方!

1つのテーマについて、例題・確認問題・発展問題の構成になっています。発展問題が難しいと感じる場合は、1周目は飛ばしてもOKです。ただし、1周し終えたら必ず発展問題にも取り組むようにしましょう。

文法は「関正生の英文法ポラリス1」を推奨します。


解釈の勉強が一通り終わったら開始しましょう。
第2章で話した通り、文法は必ず勉強しなければいけません。

ただ、問題の傾向を踏まえると、いわゆる4択の英文法問題を解くために必要な知識、これはそこまで必要ありません。

なので、学校で配られることが多いネクステやスクランブルのような4択問題集で進めると、オーバーワークになってしまいます。必要な量を見極めて、効率的に勉強していくようにしましょう。

読解は「肘井学のゼロから英語長文が面白いほどわかる本」を推奨します。


長文読解には主に「読み方」と「解き方」の2つがあります。
この参考書は1冊でその2つを両方学習できるので、これまでに学んだ「単語・解釈・文法」をしっかり活用しながら進めていきましょう。

熟語は「合格英熟語300」を推奨します。


百式が完成したら開始しましょう。
熟語帳として他に有名なものは「速読英熟語」や「always1001」などがありますが、構成や過去問のレベルを考慮するとオーバーワークになる可能性が高いです。

厳選された300の熟語をきちんと覚えるようにしましょう。また、単語と同様に、初見の熟語が出てきたら一元化していくようにしましょう。

ここまでは単元別の参考書を紹介してきました。
単元別の勉強が一通り終わったら、問題演習をどんどんやっていきましょう。

演習としては「センター英語の過去問」を推奨します。


文法から読解まで幅広いジャンルの演習が可能であり、問題の難易度も過去問と同等の場合が多いので、良い練習になります。

大問2,5,6の文法問題、読解問題はもちろん、大問3,4の会話形式の問題や資料の読み取りなども、大阪工業大学の問題に近い形で演習ができます。

逆に、大問1の発音アクセントと、大問3の不要文削除は飛ばして良いです。アウトプットを繰り返して実力を定着させていきましょう。共通テストを含む問題集ではなく純粋にセンター英語の過去問を解きましょう、。

ここまで来たら、あとは過去問を繰り返し解いて、大阪工業大学の形式や時間制限に慣れていきましょう。

まとめ

大阪工業大学の英語の問題は、きちんと対策すれば確実に合格点を取ることができます。多くの参考書に手を出す必要はありません。

各単元でやるべきこと丁寧に進めていって、合格を掴み取りましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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