【科目別】関西大学の入試傾向・難易度の変化まとめ
更新日: (公開日: ) KANSAI
この記事では関西大学の入試問題の傾向について科目毎に過去3年間で比較してまとめています。
この記事を読めば以下の悩みが解消されます。
- 難易度は向上しているのか?
- 出題形式は変わったのか?
- 入試傾向にあったオススメ勉強法は?
上記のような悩みを抱えた関西大学志望者は是非参考にしてください。
関西大学の入試傾向や特徴にあった受験勉強をして志望校に合格しましょう!
【英語】入試傾向・難易度
それでは文系理系問わず必要な英語の入試傾向の変化について紹介していきます。
関西大学の英語の入試傾向は年々、英語長文の文章量が多くなってきています。よって受験生には早く正確に文章を訳し問題を解くチカラが求められます。その他、出題形式には大きな変化はないです。
それでは年度ごとの入試傾向・難易度について見ていきましょう。
2019年度
次に2019年度の入試傾向について話します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:90分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:
【Ⅰ】会話文+読解問題(パラグラフ整序)
【Ⅱ】長文読解問題(空所補充・内容説明)
【Ⅲ】長文読解問題(下線部言い換え・内容説明)
例年通り、読解問題中心の出題でした。【Ⅰ】会話文では関西学院大学とは異なり会話表現は少なく、会話の流れに沿った選択肢を選ぶ出題傾向でした。
長文読解ではどちらも英文の量が多く制限時間90分で解くには速読力が求められます。単語のレベルは上がっていないが長文の量が年々増加しているので来年も増加することが見込まれます。関大志望者は速読力を培う勉強を行うことをオススメします。
難易度
英文自体のレベルは標準的です。そのため語彙力としてもシステム英単語やターゲット1900といった2000語レベルの英単語帳と1000語程度の熟語帳で対応できます。
問題の難易度は変化しませんでしたが、合格最低点が2018年度に比べて約10点ほどほとんどの学部で上がったので目標点としては150点を目指しましょう。
2018年度
最後に2018年度の英語の入試傾向について話します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:90分
・解答形式:マーク形式
・問題構成
【Ⅰ】会話文+読解問題(パラグラフ整序)
【Ⅱ】長文読解問題(空所補充・内容説明)
【Ⅲ】長文読解問題(下線部言い換え・内容説明・内容真偽・主題)
例年通りの問題構成であった。しかし2017年度にはなかった内容真偽問題が【Ⅲ】で出題されました。このことから来年以降も内容真偽問題が出題されるかもしれません。2018年度の問題で対策しておきましょう。
空所補充問題では英文法の知識が問われることはなく、接続詞やイディオムが例年よりも多く出題されました。
難易度
英文に使われる語句や構文は標準的なレベルでした。しかし、英文の長さが2017年度よりも少し短くなったので難易度としては易化したといえます。
時間配分を【Ⅰ】15分【Ⅱ】35分【Ⅲ】30分といったように意識すれば160/200点も目指せる難易度でした。
関西大学の英語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【英語編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【国語】入試傾向・難易度
次に国語の入試傾向・難易度の変化について紹介していきます。
国語の入試傾向の変化としては年々、現代文の文章量が増加しています。そのため、受験生には素早く筆者の主張を読み解く読解法が必要になります。また、古文では歌物語や歌文集も出題されているので和歌の知識も求められるのが関大の特徴です。問題の難易度は上がっていないので8割を目標点としましょう。
2019年度
次に2019年度の入試傾向について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:75分
・解答形式:マーク+記述(学部個別)/マーク形式のみ(全学部)
・問題構成【Ⅰ】現代文【Ⅱ】古文
例年通り、本文に傍線を引かずに内容を問う出題形式でした。現代文は4900~5700字程度で評論からの出題でした。2018年よりも文章量が約1000字ほど上がったので論理的読解力がより求められるように変化しました。
また、古文も出題形式に変化はありませんでしたが、1300~2000字程の文章量になり前年よりも約200~500字ほど長くなりました。2019年は物語・擬古物語・日記といった登場人物の少ない文章の出題が多かったのが特徴です。このことから2020年度入試も文章量が増加することが予想できます。
難易度
難易度に関しても大きな変化はなく内容一致中心の問題であるので解きやすいです。
対策としては、現代文・古文ともに速読力と選択肢を吟味するチカラが必要です。速読力に関しては読解法、選択肢を吟味するチカラに関しては過去問演習をする際に選択肢を要素で切るようにしましょう。
2018年度
最後に2018年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:75分
・解答形式:マーク+記述(学部個別)/マーク形式のみ(全学部)
・問題構成:【Ⅰ】現代文【Ⅱ】古文
例年通り、学部個別日程では現代文と評論で記述問題が1題、全学部日程では全ての問題がマーク形式での出題でした。
古文は物語や歌物語・歌文集といった文章が中心に出題されたので主語や目的語を補う力だけではなく、和歌の知識が求められる出題でした。
直接的に文法を問う問題は出題されませんでしたが選択肢を吟味する際に必要なので基礎的な敬語・助動詞・識別といった分野は実力をつけておく必要があります。
難易度
日程によって難易度に大きな差がある年度でした。ただ、文章の難易度が高い日程であっても本文に即して考えれば答えられる問題が多かったので目標点である7.5割以上を取るためには時間配分が鍵となりました。
関西大学の国語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【国語編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【日本史】入試傾向・難易度
次に日本史の入試傾向と難易度について説明していきます。
日本史は近年になって空所補充問題だけではなく正誤問題や史料問題・地図問題といったより発展的な出題形式の問題が増えてきています。来年以降も増えていくことが予想できます。
難易度は標準レベルです。教科書レベルの語句を入れて正誤問題や史料問題の対策を行い、80点以上を目指しましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問4題(50問)
正誤問題は出題されるものの空所補充問題が中心で語群から正解の選択肢を選ぶ形式でした。
傾向としては史料問題が必ず出題されました。また例年であれば出題されていた地理的な知識を必要とする問題や年表を利用して年代に関する知識を問う問題が2019年度は出題されませんでした。
難易度
文化史において発展的な内容が出題されましたが、それを除けば教科書や一問一答の☆1レベルまでで対応できる標準的な難易度であった。
また、史料問題に関しても設問中の情報を用いれば初見の問題であっても解答できるように出題されました。難易度としては標準レベルであるため最低でも80点以上を目指しましょう。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問4題(50問)
2016年度に出題された地図関連の問題は2017年度に続き18年度も出題されることはなかったです。一方で、2017年2018年度と続いて年表を用いて時代の流れを問う問題が出題されたので年号や出来事の因果関係・順番を意識した対策をしましょう。
また多くの大学では出題頻度が少ない現代史(戦後史)が2年連続で出題されているので対策を怠らないようにしましょう。
難易度
年号を問う問題や正誤問題に関してはやや発展的な内容も出題されましたが、語句の選択問題に関しては基礎~標準的な難易度でした。正誤問題の対策を行えば9割を目指せる難易度だったので入試傾向にあった効果的な対策を行いましょう。
関西大学の日本史の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【日本史】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【世界史】入試傾向・難易度
次に世界史の入試傾向と難易度について説明していきます。
通史では近世・近現代の範囲やアジア地域、特に東アジア地域からの出題、文化史では中世の範囲、欧米地域の文化から比較的多く出題される傾向にあります。また近年、中国史の出題が増えてきています。来年以降も出題されることが予想されるので関大志望者は中国史を入念に対策しましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問4題(50問)
空所補充問題が中心ではあるが2019年度は2018年度と異なり正誤問題が数問だけ出題される傾向に変わりました。
また多くの受験生が苦手とする中国史から出題される傾向にあったのでこの分野の得手不得手が明暗を分けました。
難易度
基礎~標準レベルの難易度であるため、教科書や一問一答の☆1まで覚えて8割以上を狙いましょう。
文化史に関してはやや発展的な難易度の問題も出されているので語句だけではなく思想・文学・美術様式の流れを整理しておきましょう。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問4題(50問)
2018年度はすべて空所補充問題でした。ただ、2016年度は正誤問題だけでなく並び替え問題や地図問題も出題されているので総合的な対策が必要となります。
難易度
2018年度はすべて空所補充問題で基礎~標準レベルの難易度の問題が多かったので得点差が出にくい問題でした。そのため、合格するためには最低でも80点以上を目標にしたいです。
関西大学の世界史の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【世界史】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【政治経済】入試傾向・難易度
次に政治経済の入試傾向と難易度について説明していきます。
入試傾向の変化としては近年、正誤問題の出題割合が増加しています。出題分野で見ると「経済と企業」「金融」「労働関係」「核軍縮と日本外交」が多く出題される傾向にあります。正誤問題が増えて難易度も少し増加しているので効果的な対策を行いましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全学部:マーク形式,学部個別:マーク+記述10問
・問題構成:大問4題(45~50問)
政治分野から1題、経済分野から3題の出題と経済分野を中心とした出題傾向でした。ただ、経済分野の大問であっても政治分野の知識が問われる問題もあるので偏った勉強は避けましょう。
難易度
語句の選択問題は基礎レベルであるが、正誤問題や計算問題といった受験生が苦手とする出題がされるので出題形式にあった対策を行いましょう。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:全学部:マーク形式,学部個別:マーク+記述10問
・問題構成:大問4題(45~50問)
経済理論と日本経済からの出題割合が全体の4割以上を占めました。また、時事問題が出題される傾向にもあるので9割以上を目指す受験生は時事対策も行いましょう。
政治分野からは憲法条文に関する出題が多かったので基本的な条文の内容や語句は整理しましょう。
難易度
正誤問題は発展的なものも出題されますが、その他の計算問題や空所補充問題に関しては基礎・標準レベルのものが多いため最低でも8割以上は目指したいです。
関西大学の政治経済の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【政治経済】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【地理】入試傾向・難易度
次に地理の入試傾向と難易度について説明していきます。
2019年から正誤問題が出題されるようになりました。また、グラフや地形図などの統計資料問題の出題割合も増加しています。
出題形式が増えたことにより難易度も年々上がってきています。基本語句のインプットだけではなくアウトプットも入念に行うようにしましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式のみ
・問題構成:大問4題(40問)
選択問題がほとんどですが2019年度は正誤問題も出題されました。また地形図や空中写真・雨温図・グラフといった地図帳や統計資料からの出題もされたので対策が必要です。
難易度
基礎~標準レベルの問題が多い。ただ、地形図を用いた問題には思考力が要求されるので問題集などを利用して統計資料問題への演習慣れが必要である。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問4題(40問)
選択問題がほとんどであるが2018年度は正誤問題が出題された。また、2016年度に関しては並び替え問題も出題された。
2018年度は3D画像や地形図を用いた問題が出題されたので統計資料対策が高得点奪取のカギを握る。
難易度
難易度は標準的である。ただ、基礎語句のインプットだけではなく地図帳や統計資料といった資料集の活用や問題集を利用してインプットした知識をアウトプットする必要がある。
【数学】入試傾向・難易度
次に数学の入試傾向と難易度について説明していきます。
関大の数学では微分積分が毎年出題される傾向にあります。また、記述問題も毎年1~2題出題されるので対策が必要です。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:A(数ⅠAⅡB),B(数ⅠAⅡBⅢ)
・試験時間:A:60分,B:100分
・解答形式:A:マーク2題+記述1題/B:マーク2題+記述2題
・問題構成:大問4題(40問)
数学ⅠAⅡBでは三角関数、ベクトル、微分法、2次関数、積分法など様々な分野から出題されます。
数学Ⅲでは微・積分法が必ず出題される傾向にあります。2019年度は数学Ⅲからの出題が減少しましたが、全体で見れば珍しいことなので数学Ⅲの対策も怠らないようにしましょう。
難易度
記述式が出題されるが全体的には標準レベルの問題が多いです。
ただ、計算ミスをすると連鎖的に得点が取れなくなるので注意が必要です。先述したように2019年度に関しては数学Ⅲからの出題割合が減少したため難易度は少し下がったと言えます。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:A(数ⅠAⅡB),B(数ⅠAⅡBⅢ)
・試験時間:A:60分,B:100分
・解答形式:A:マーク2題+記述1題/B:マーク2題+記述2題
・問題構成:大問4題(40問)
数学ⅠAⅡBは満遍なく出題される傾向にあるので苦手分野を無くしておくことが重要です。
数学Ⅲでは微分・積分が頻出です。やや発展的な内容も出題されるので発展レベルまで対応した問題集を利用して演習慣れしておく必要があります。
難易度
微積分だけではなく複素数平面からの出題割合が増加しましたが、難易度は例年通り標準レベルでした。
目標点である7割以上を取るためには計算ミスを減らすことと応用力を育成するために過去問演習をしましょう。
関西大学の数学の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【文系数学編】関西大学の入試対策・オススメ参考書や【理系数学編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【物理】入試傾向・難易度
次に物理の入試傾向と難易度について説明していきます。
関大の物理では毎年力学・電磁気から出題される傾向にあります。誘導問題が多いですが、近年グラフの読み取り問題や記述問題も出題されているので演習量を確保しましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:90分
・解答形式:全学部:マーク式,学部個別:マーク式+記述
・問題構成:大問3題
大問1と2が力学・電磁気の出題で大問3が波動・熱力学・原子のうちから出題されます。
グラフの選択問題やグラフの読み取り問題がよく出題される傾向にあるので普段からグラフに慣れておく事が重要です。
難易度
教科書レベルの問題が多く標準的な難易度と言えます。ただし、問題数に対する試験時間は十分であると言えないので迷わず計算ミスに注意して対応しましょう。
制限時間内にケアレスミス無く対応するためには演習量が重要です。問題集や過去問を利用して日頃から対策することをオススメします。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:90分
・解答形式:全学部:マーク式,学部個別:マーク式+記述
・問題構成:大問3題
例年通り力学・電磁気からの出題と大問3は波動・原子から出題されました。文字式や数値に関わらず計算力を必要とする問題が出題されます。
難易度
空所補充形式の誘導問題が多いため難易度は標準的です。教科書の章末問題で総復習を行い、苦手だった分野を問題集を利用して苦手克服する勉強法をオススメします。目標点は7割以上です。
関西大学の物理の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【物理編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【化学】入試傾向・難易度
次に化学の入試傾向と難易度について説明していきます。
関大の化学は理論と有機が必ず出題されます。一方で、無機に関しては近年、出題割合が減っています。入試本番まで時間がない受験生は理論と有機を優先的に勉強してから無機の対策をしましょう。
難易度は教科書レベルのものが多くどれも標準レベルです。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:75分/理科2科目100分
・解答形式:記述式+マーク式
・問題構成:大問3題
2017・2018年度と同様に理論・無機・有機が1題ずつの出題されています。ただ、全学部日程においては無機の出題割合は低くなっています。
難易度
難易度は標準的です。教科書レベルの基本語句を覚えた後に市販の問題集などで対策を行えば7割は狙えるレベルです。
ただ、一部には教科書レベルを超える出題もされるので過去問演習の際にわからない問題が出てきた際は参考書に書き込んでおくなどの対策が必要です。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:75分/理科2科目100分
・解答形式:記述式+マーク式
・問題構成:大問3題
理論と有機を中心的に出題される傾向にあります。理論では、濃度計算・反応熱の計算と行った計算問題が頻出でした。有機では化合物の構造決定や官能基の性質などがよく出題されたので頻出分野をメインに対策しましょう。
難易度
難易度は標準的です。
ただ、計算問題や論述・描画といったより難易度の高い出題もされるので出題形式別の対策をオススメします。
関西大学の化学の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【化学編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【生物】入試傾向・難易度
次に生物の入試傾向と難易度について説明していきます。
生物の入試傾向としては近年、遺伝情報と体内環境がよく出題されています。また、計算問題や基本的な語句の説明をする記述問題も出題されます。難易度は標準的なので記述・計算問題の対策を行い7.5割以上を取りましょう。
2019年度
2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:75分/理科2科目100分
・解答形式:記述式+マーク式
・問題構成:大問3題
遺伝情報が最頻出です。また代謝や生殖・発生・植物の反応も出題される傾向にあるので対策が必要です。
計算・論述問題がよく出題されますが、論述は10~35字の短い問題が多いです。
難易度
生物用語の選択問題は基礎レベルのものが多く解答は容易です。一方で計算問題や論述問題は一部発展的なものも出題されるので入念な対策が必要です。
全体の難易度としては標準レベルです。
2018年度
2018年度の入試傾向・難易度について紹介します。
入試傾向
・出題形式:変化なし
・試験時間:75分/理科2科目100分
・解答形式:記述式+マーク式
・問題構成:大問3題
遺伝情報と体内環境が頻出です。細胞周期やDNA複製や光合成速度に関する計算問題が出題される傾向にあるので問題集を利用した対策をオススメします。
難易度
記述問題も出題されますが基礎語句の説明問題で、計算問題も教科書レベルの問題なので全体としては難しくないです。
関西大学の生物の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【生物編】関西大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。