関西大学の入試出題傾向と対策-物理編-

KANSAI

関西大学の物理の入試傾向と対策

 
 

(0)はじめに

 
関西大学の理科は日程によって受験方式が変わるので、自分の受ける日程によって過去問演習で使用する問題を分けなければいけないので、注意が必要である。
ただし、物理は全学部日程と後期日程についてはほぼ同一の形式なので、相互で使用しても問題はない。
 
 

(1)概要

 

 全学部日程

・試験時間 90分(理科2科目)
・満点 250点(理科1科目当たり100点、合計200点)
・問題数 年度によって異なるが、35問程度
・形式 全てマークセンス方式
・構成 大問2問
内容は年度によって異なる。
2014年度は、[1]力学・熱力学(気球・弾性衝突・はね返り係数・斜め衝突)
[2]電磁気(コンデンサー、直線電流がつくる磁場)
2013年度は、[1]力学(斜方投射・円錐振り子)
[2]電磁気・熱力学(導体棒の電磁誘導、熱サイクル)
 

学部個別日程(理科1科目選択方式)

・試験時間 75分
・満点 150点
・問題数
・形式 記述(穴埋め)とマークセンス方式
・構成 大問3問
内容は年度によって異なる。
問題は理科2科目選択方式と同じ。
 

学部個別日程(理科2科目選択方式)

・試験時間100分(理科2科目)
・満点 200点(理科2科目(合計大問6問)のうち4問選択)
・形式 記述(穴埋め)とマークセンス方式、まれに描図問題
・構成 大問3問
内容は年度によって異なる。
 
過去に出題された問題は、力学(衝突、力学的エネルギーと仕事、単振動、慣性力、等加速度運動、円運動、放物運動、力学的エネルギー保存則、2次元平面上での斜め衝突、剛体のつりあい、運動方程式)、熱力学(気体の状態変化、気体の定圧膨張、気体の状態変化)、電磁気(点電荷による電場・電位、電磁誘導、電磁力、電磁場内の荷電粒子の運動、直流回路、交流回路、電場・電位、電子運動論、電流間に働く力、コイルの自己誘導と相互誘導、消費電力、電場内の荷電粒子の運動、ホール効果)波動(ヤングの干渉実験、ドップラー効果、回折格子、縦波、定常波)総合問題(浮力による単振動、波の式とグラフ、熱力学、レンズ、次元)
 
 

後期日程

・試験時間 75分
・満点 150点
・問題数
・形式 全てマークセンス方式
・構成 大問3問
問題は年度によって異なる。
過去に出題された問題は、力学(粗い板の上で運動する物体、ばねで連結された小球、斜面上の小球、鉛直方向に並んだ2本のばねと小球)、電磁気(コンデンサーと抵抗を含む回路、磁場中の傾いたレール上の導線、一様な磁場中の電子、交流電源に接続したコイル)、波動(反射板に斜めに入射する波、ニュートンリング)、熱力学(氷と水に加えた熱量、2室に仕切られた気体の変化)
 
 

(2)傾向と対策

 
学部個別日程と後期日程では、大問3問中1問は力学、1問は電磁気となっている。残りの1問は、複数分野から出題されている。全学部日程では、大問2問であるが、力学、電磁気、波動それぞれから出題されている。以下、各分野の傾向と対策を見ていきたいと思う。
 

 ・力学分野

どの日程においても必ず1問は出題されている。内容も力学分野の中で偏っているわけではなく、力学分野の中からまんべんなく出題されているといえるので、どの分野の問題が出題されても対応できるようにしておきたい。その中でも特に、円運動にからめて単振動の問題が出題されていたり、ばねにからめて単振動の問題が出題されていたりと、単振動の問題は比較的出題数が多くなっていると考えられる。単振動の問題は、関西大学だけではなくどこの大学においても頻出の問題なので、必ず押さえておきたいところである。
 

 ・熱力学分野

熱力学分野は、大きくまとめると力学の分野に当てはまる。大学入試の熱力学分野で使う公式は数少ないため、その公式を覚えてしまえばあとは力学の知識を活用すれば問題を解くことができるようになるので、熱力学の分野はできるだけ高得点を獲れるようにしておきたい。
 
 
参考)

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学編)

 
大学入試漆原晃の物理基礎・物理が面白いほど分かる本力学・熱力学のインプットはこの1冊で十分です。
この分野は公式がたくさんあって、全部丸暗記しようとしてしまいがちですが、この参考書で公式の意味を理解してしまえば丸暗記する必要はありません。
しっかりと公式の意味を理解してしまいましょう。
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 ・電磁気分野

コンデンサーなどの回路問題が出題されることもあるが、電磁気分野の中で特に出題されている問題は磁場や電場に関する問題が多い。
磁場や電場に関する問題は、目に見えない現象を取り扱っているので苦手としている人が多いが、頻出の分野となっているので、必ず押さえておくこと。
 
 
参考)

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本(電磁気編)

 
漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本(電磁気編)
電磁気は目に見えない現象を扱っていることや複雑な回路問題が出題されることもあり苦手としている人が多いので、この参考書で重要事項をしっかりインプットしてその後のアウトプットにつなげるようにしてください。
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 ・波動分野

波動分野も目に見えない現象を取り扱うことが多い分野なので、苦手意識を持っている人が多い分野であるが、基本的に波動分野で出題されるのは実験に関する問題が多い。
そのため、一つの実験の内容を覚えてしまえば、その実験に関する公式はまとめて覚えてしまうことができるので、一つ一つの実験をしっかりと確認しておくと、公式を丸暗記せずに済むので、実験自体を丸ごと覚えてしまってもよい。
 
 
参考)

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本(波動・原子編)

 
漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本(波動・原子編)
波動は目に見えない現象しか扱わないので、電磁気よりもさらに苦手としている人が多い。この参考書は目に見えない現象をイメージしやすく説明してくれているので、波動に関してはこの1冊でインプットが完成します。原子については、あまり入試に出題されない分野なので、さらっと読む程度にとどめておいてもいいでしょう。
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参考)

漆原の物理 明快解法講座

 
漆原の物理明快解法講座
上記の3冊でインプットを済ましたら、この参考書でアウトプットに取りかかりましょう。
上記の3冊と著者が同じなので、解法パターンを確認しながら進めるようにしてください。
この参考書の詳細はこちらをクリック
 
 

漆原の物理 最強の88題

 
漆原の物理最強の88題
『漆原の物理 明快解法講座』をしっかり理解できるようになってからこの参考書に取り組むようにしましょう。
難易度は『明快解法講座』よりも上です。難しい問題が多く含まれていると思うので、根気よく続けてください。

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