過去問はいつから解くべき?何年分??

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関関同立専門塾

マナビズム豊中校舎です

目次

はじめに

「赤本っていつから始めればいいの?」「何年分やればいいの?」「解いてはいるけど、この使い方で合っているのか不安…」。夏が近づくと、過去問・赤本についてこうした悩みを持つ受験生が一気に増えます。

こんな人におすすめの記事です!

・赤本・過去問をいつから始めればいいか分からない
・第一志望・併願校を何年分解けばいいか知りたい
・赤本を解いてはいるが、正しい使い方に自信がない
・過去問を解いても、なかなか点数が伸びない

先に結論をお伝えすると、赤本は「解いて終わり」では意味がありません。合否を分けるのは、解いたあとの“分析と復習”という質の部分です。

赤本は大学受験に欠かせない教材ですが、一度解いただけで合格できるほど甘くはありません。志望校に合格する受験生は、勉強の「量」と「質」の両方をそなえています。この記事では、過去問・赤本をいつから始めるべきか、何年分やるべきかに加え、「量」と「質」を両立させる正しい使い方まで、関関同立専門塾マナビズム豊中校舎が徹底解説します。

そもそも赤本・過去問とは?青本・黒本との違い

本題に入る前に、「過去問題集」の種類を整理しておきましょう。過去問集には、大きく分けて赤本・青本・黒本の3種類があります。

赤本(教学社)|収録大学・年数が最多の定番

最も有名な過去問題集が、教学社の「赤本」です。取り扱う大学・学部が非常に幅広く、収録年数も多いのが特徴。多い大学では20年以上さかのぼって収録されています。全国の大学をほぼ網羅しているので、「自分の受験校の赤本がない」ということはまず起こりません。

一方で、解説は簡潔にまとめられており、ときに物足りなさを感じることもあります。基礎が固まったら早めに取りかかり、量をこなして出題形式に慣れていきましょう。

青本(駿台文庫)|難関大に絞った詳しい解説

駿台文庫の「青本」は、難関大学に絞って収録された過去問題集です。収録年数は4〜5年分ほどと少なめですが、駿台講師による解説は赤本より詳しいと定評があります。難関大志望で、解説の丁寧さを重視したい人に向いています。

黒本(河合出版)|共通テスト対策の王道

河合出版の「黒本」は、おもに共通テスト・センター試験の対策に使う過去問題集です。大学別ではありませんが、共通テスト対策としては収録年数も多く、予備校らしい丁寧な解説が魅力です。共通テスト利用を狙う人は活用したい一冊です。

それぞれ特徴が違うので、「第一志望は赤本、共通テストは黒本」のように、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

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赤本・過去問はいつから始める?2つのタイミング

赤本・過去問を始める時期は、大きく分けて「高3の夏」と「11月」の2つです。志望校が決まったらできるだけ早く手に取りたいところですが、多くの受験生が志望校を固めるのは高3の7〜9月ごろ。まずは夏までに志望校を決め、基礎固めを終えて、夏休みに一度過去問に触れるのが理想の流れです。同じ過去問でも、この2つの時期では取り組む“目的”が変わります。

高3の夏|「現在地の確認」として1年分解く

高3の夏に志望校が決まっているなら、赤本を購入して夏休み中に一度解いてみましょう。この時期に解く目的は、点を取ることではなく次の2つです。

・夏以降の課題を明確にする
・志望校の傾向と、自分の実力との距離をつかむ

夏は合否の分かれ目。多くの受験生が必死に勉強していますが、闇雲に進めると「自己満足」で終わり、質がともないません。夏に一度過去問を解くと、「合格まであと何点か」「原因は何か」「どの科目に、いつまでに、どれだけ時間を割くべきか」が見えてきます。過去問を“ゴールの地図”として先に見ておくことで、夏以降の勉強が一気に効率化されるのです。

11月〜|本番を想定した「演習」に切り替える

夏以降は週1題ペースで解き、出題形式に体を慣らしていきます。そして11月ごろからは、本番を意識した過去問演習へと本格的に移行しましょう。共通テスト対策は基礎の総点検にもなり、共通テスト利用入試を使う私大対策にもつながります。第一志望だけでなく、併願校の傾向にもバランスよく触れておくことが大切です。

時期別のペースの目安

過去問演習は、入試が近づくにつれてペースを上げていきます。目安は次のとおりです。

・10月:週1~2題ペース
・11〜12月:週2〜3題ペース
・1月:週3〜5題ペース

このように段階的に量を増やし、本番までに志望校の問題に体をなじませていきましょう。

なぜ赤本・過去問を解くのか?3つの目的

「とりあえず過去問はやるもの」と何となく解いていませんか。目的を理解して取り組むかどうかで、得られるものは大きく変わります。過去問を解く目的は、大きく3つです。

① 志望校の“出題傾向”がつかめる

各大学の入試問題は、共通テストとは違い、大学・学部ごとに出題傾向がさまざまです。赤本には過去に実際に出題された問題がそのまま載っており、本番では過去問に少し手を加えただけの問題が出ることもあります。だからこそ、赤本は「偏差値」では測れない“志望校との相性”を知る、非常に有効な手段なのです。

【関関同立の例】傾向で見る大学の分け方

関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)を出題傾向で分けると、大きく2グループに整理できます。

関西大学・同志社大学:知識系より読解系を重視する傾向。英語長文は英文量が多く、速読力と正確な読解力が求められ、国語も本文の内容量が多めです。
関西学院大学・立命館大学:読解系と知識系の混合型。英文法が独立問題で出題され、国語でも単語・漢字・慣用句などの知識問題がよく出ます。

このように傾向を知っておくと、同じ関関同立でも対策の重点が変わります。傾向をつかんでから勉強することが、“質”のともなった戦略的な受験対策の第一歩です。

② 自分の実力と志望校の“距離”が分かる

過去問を解くと、模試の偏差値だけでは分からない「志望校との本当の距離」が見えてきます。模試と大学ごとの入試は形式が異なるため、偏差値に一喜一憂するより、過去問の得点を“今の実力”として受け止めましょう。逆算した計画と「量」「質」のともなった勉強があれば、たとえ模試がE判定でも逆転合格は十分に狙えます。大切なのは、模試の判定ではなく過去問の点数を現在地と考えることです。

③ 入試当日の“予行演習”になる

赤本を上手に使えば、本番のリハーサルになります。演習を繰り返して問題の癖をつかみ、大問ごとに時間配分を決めて解くことで、自分に合った解き方が見つかります。本番と同じ時間・同じ順番で解けば、試験慣れや集中力を保つ訓練にもなります。緊張で実力を出しきれない受験生は多いもの。本番さながらの練習を積んでおけば、当日も落ち着いて力を発揮できます。

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赤本・過去問は何年分やるべき?

大学によって傾向や対策は異なりますが、解く年数の目安は次のとおりです。

志望度別・解く年数の目安

・共通テスト・センター試験:5〜10年分
・第一志望:5〜10年分(できれば10年分)
・第二志望・併願校:3〜5年分

とくに第一志望は、古いものから直近まで10年分を網羅したいところ。10年分こなせば出題形式に十分慣れ、自信を持って本番に臨めます。

古い年度も“無駄”ではない理由

「古い過去問は意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。過去に出た問題を改変して出題する傾向もあるため、古い年度も十分に役立ちます。おすすめは、年代の古いものから解き始め、最新の傾向がつかめる直近の年度を入試直前に取っておくという進め方です。

併願校こそ“軽視しない”のが鉄則

「滑り止めだから1年分でいいや」と併願校を軽んじると、見通しが甘くなり、思わぬ取りこぼしにつながります。近年、私大は難化傾向にあり、どこをどう受けるかという出願戦略が合格率を大きく左右します。第一志望だけでなく、併願校の過去問にもしっかり取り組むことが、合格の可能性を最大化するカギです。

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赤本・過去問を効果的に解く4つのポイント

同じ過去問でも、解き方次第で得られる効果はまったく変わります。おさえておきたいポイントは4つです。

① 必ず時間を計る

過去問は時間を計って解きましょう。大問・小問ごとに時間を区切ると、時間配分を意識しながら取り組めます。慣れてきたら、本番より5〜10分短い制限時間で解くのがおすすめ。「時間が足りない」というリスクを減らせるうえ、本番で見直しの余裕も生まれます。

② 赤本に直接書き込まない

赤本に答えを直接書き込むと、解答が見えてしまい繰り返し演習できなくなります。間違えた箇所に軽く印をつける程度にとどめ、解答は「コピーを取る」「自分用ノートを作る」「赤本ノートを使う」のいずれかで管理しましょう。何度も解き直せる状態を保つことが大切です。

③ 完全に理解するまで何周もする

できなかった問題を放置してはいけません。一度解き直して解けなくても、何度でも繰り返し復習しましょう。多くの受験生は、解説を読んだだけで「分かったつもり」になりがちです。「なんとなく合っていた」は、できたことにはなりません。「わかる」「できる」の状態まで自分を引き上げてこそ、ライバルに差をつけられます。

④ 論述形式は先生に添削してもらう

大学によっては論述形式の問題が出ます。論述は自己採点が難しいため、学校や塾の先生に添削してもらいましょう。入試に精通した先生からは、得点につながる答案の書き方も学べます。

【最重要】逆転合格する受験生の“赤本の使い方”

ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。赤本の効果を最大化する使い方は、次の4ステップを繰り返すこと。そして多くの受験生がやりがちな「解く→丸付け→解説を読む」だけの解き方から、今日で卒業しましょう。

基本サイクルは「傾向把握→演習→復習→再演習」

効果的な使い方は、次の①〜④を回し続けることです。

・① 出題傾向を把握する
・② 実際に解く
・③ 解けなかった問題を復習する
・④ もう一度解く

① 出題傾向を把握する

いきなり解かなくても構いません。まずは科目別に出題傾向を把握しましょう。傾向が分かると対策が立てやすくなり、勉強の効率が上がります。

② 実際に解いてみる

傾向をつかんだら、実際に解いて形式に慣れます。慣れてきたら、時間を計って演習に取り組みましょう。

③ 解けなかった問題を復習する

赤本はただ解くだけでは点が伸びません。できなかった問題を確認し、必ず復習して「できる」状態にします。

④ もう一度解く

復習したら、もう一度解き直します。前回できなかった問題が解けることもあれば、また間違える問題もあるはず。間違えた問題は、何度でも復習して完全にできるようにしましょう。答えを覚えていても、繰り返すことで“解法そのもの”が身につき、本番の自信になります。

合格者がやっている「5ステップ分析」

逆転合格する受験生は、さらに一歩踏み込んだ使い方をしています。赤本は解説が少ないぶん、「解説を読む前に自分で解き直して分析する」ステップ(下の③)が合否のカギです。

・① 解く:まず過去問を解く
・② 丸付け:◯か✕かだけをチェック(正解の選択肢に印はつけない)
・③ 解き直す:「なぜ自分はそう考えてミスしたのか」を分析し、「本来どう解くべきだったか」の解き方のプロセスを考え直す
・④ 解説を読む:③で考えた理由と解説が合っているかを確認し、ズレていればすり合わせる
・⑤ 課題をリスト化:③・④のギャップを具体から抽象に落とし込み、次回までの課題としてまとめる

最後に「次に初見の問題を解くとき、どう動くべきか」をノートにまとめる。これこそが、マナビズムの考える「量」と「質」がそろった勉強です。

【英語の例】空所補充が解けなかったときの分析

たとえば英語の空所補充問題が解けなかったとき、原因を次の4つのどれかに分類して、弱点に合わせた復習を次回までに行います。

Ⅰ. 品詞(SVOC):SVOCの知識は十分だったか/空所前後にSVOCを振れていたか
Ⅱ. インプット(熟語・英文法):使っている参考書に載っていた知識か
Ⅲ. 精読(文脈):知らない単語はなかったか/論理マーカーから予測できなかったか/SVOCを振れば訳せたか
Ⅳ. 論理マーカー:空所前後の1文を精読できていたか/マーカーの意味と使い分け(接続詞・副詞)を理解できていたか

このように「なぜ間違えたか」を突き詰めて次の行動に変えるのが、質のともなった勉強です。この分析は英語だけでなく、すべての科目に応用できます。

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赤本と一緒に使いたい「赤本ノート」とは?

過去問演習の効果をさらに高めたいなら、「赤本ノート」の活用がおすすめです。赤本ノートは教学社が出している学習ノートで、過去問を解きながら志望校の傾向を分析し、自分だけの受験対策を作れるアイテムです。

赤本ノートの種類

赤本ノートには、次の3種類があります。

・赤本ノート(共通テスト用)
・赤本ルーズリーフ(共通テスト用)
・あかノート(二次・私大用)

赤本ノートでできること

赤本ノートは、「復習の記録づけ」「自己分析」「対策づくり」を手助けしてくれます。赤本と合わせて使えば、やるべき課題が見えやすくなり、過去問演習の効果を一段と高められます。先ほど紹介した「5ステップ分析」を書き残す場所としても最適です。

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過去問集はいつ買う?入手の注意点

過去問集は、例年5月ごろから順次店頭に並び始めます。ダウンロード形式の過去問は大学ごとに扱いが異なるので、受験校のものは随時確認しましょう。志望校が決まったら、解かなくてもよいので早めに購入して目を通しておくのがおすすめです。人気大学の赤本は売り切れることもあるため、早めの確保が安心です。

過去問を解いても点が伸びないなら、原因は“質”にある

ここまで読んで、「赤本はやっているのに点が伸びない…」と感じている人もいるはずです。その原因の多くは、勉強の“質”にあります。

「解いて、丸付けして、解説を読む」だけで終わっていないでしょうか。効率のよい過去問の使い方や、合格から逆算した勉強法は、成功する受験生なら知っていて当然のこと。それを知らないまま、合格率が決して高くない大学受験に挑むのは、地図を持たずに山に登るようなものです。

受験に必要なのは、勉強の「量」だけではなく「質」を担保する勉強法です。わからないことや不安があれば、すぐに相談して解決することが、合格への一番の近道です。

マナビズムの「自習コンサルティング」で量と質を両立

とはいえ、「相談できる相手がいない」「合格した受験生の基準が知りたい」「人によって言うことが違って迷う」——そんな悩みもあるでしょう。そこで頼ってほしいのが、マナビズムの「自習コンサルティング」です。

自習コンサルティングとは?

自習コンサルティングとは、学校や他塾では生徒任せになりがちな「自学自習」や「授業後のサポート」を、徹底的に管理・サポートするマナビズム独自のサービスです。ただ管理するだけでなく、やる気に火を灯し、モチベーションを保ちながら志望校合格へ導きます。生徒一人ひとりの現状と志望校の距離を逆算し、最適な勉強法を提示するので、間違った勉強法に時間を奪われることがありません。

メリット①|今やるべきことが明確になる

「何を、どれだけやればいいのか分からない」という悩みは、受験生につきものです。マナビズムでは、生徒の学力と志望校に合わせてオーダーメイドの学習計画を作成。「何を」「いつまでに」「どれだけ」やるかが明確なので、迷いがなくなります。

メリット②|少ない時間で成績が上がる

単語の覚え方から参考書の使い方まで具体的に指導するので、「やっているのに伸びない」が解消されます。さらに毎週、自学自習ができているかをチェックするのでサボれません。達成感を積み重ねながら、少ない時間でも着実に成績を伸ばせます。

メリット③|志望校合格が見えてくる

やるべきことが明確になり成績が上がれば、不可能に思えた志望校にも合格の可能性が見えてきます。逆転合格に必要なのは、適切な「計画」「勉強法」「期間」、そして「量」と「質」。マナビズムは、キミの勉強量を増やし、正しい勉強法で質を高め、志望校への逆転合格を実現します。

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赤本・過去問に関するよくある質問

過去問集にはどんな種類がある?

大きく3種類あります。教学社の「赤本」(収録大学・年数が最多)、駿台文庫の「青本」(難関大中心で解説が詳しい)、河合出版の「黒本」(共通テスト対策向け)です。目的に応じて使い分けましょう。

過去問はいつから解き始めればいい?

基礎固めを夏までに終えたうえで、高3の夏に一度解いて現在地を確認し、11月から本番想定の演習を本格化させるのが基本の流れです。最難関大や医学部志望なら、より早めに取りかかる傾向があります。

赤本ノートって何?

教学社が出している学習ノートで、過去問を解きながら傾向分析・復習の記録・対策づくりができるアイテムです。赤本と合わせて使うと、課題が見えやすくなり演習効果が高まります。

赤本をやっているのに点が伸びません。

多くの場合、「解いて丸付けして解説を読む」だけで終わっているのが原因です。解説を読む前に自分で解き直して「なぜ間違えたか」を分析し、次回の課題に落とし込む——この“質”の部分を変えるだけで、伸び方は大きく変わります。一人で難しければ、受験相談で一緒に見直しましょう。

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まとめ:赤本は「解いた後」で差がつく

赤本・過去問は、大学受験対策のマストアイテムです。始める時期は「高3の夏(現在地の確認)」と「11月(本番想定の演習)」の2段階、第一志望は10年分を目安に、古い年度から直近へと進めていきましょう。

そして何より大切なのは、解いた後の“質”です。「解く→丸付け→解説」で終わらせず、「なぜ間違えたか」を自分で分析し、次の行動に変えていく。この積み重ねこそが、模試E判定からの逆転合格を可能にします。

「今のこの過去問の使い方で合格点に届くのか不安」「一人で分析しきれない」と感じたら、ぜひ一度マナビズム豊中校舎にご相談ください。キミの現在地と志望校の距離を逆算し、合格までの最短ルートを一緒に描きます。

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