寓話シリーズ②「指輪の本当の価値」
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こんにちは。豊中校舎長の川本です!
前回に引き続き、寓話を紹介したいと思います^^
今回のお話は、自分の可能性を周りから否定されてしまう子たちにぜひ読んでもらいたいです。
指輪の本当の価値
主人公は何をしてもうまくいかず、周りから役立たずだと思われていました。
自信がなくなり、自分の価値を見失っていました。
そこで、主人公は賢者のもとに相談に向かいました。
賢者は自分の指輪を外して金貨1枚以上を条件に市場で売ってくるよう頼みました。
実際に主人公は市場へ向かい、売り回りましたが、金貨1枚どころか銅貨1枚でも買ってくれる人はいませんでした。
この結果を伝えに戻ると、今度はこの指輪を宝石商に売り込むように指示しました。
そして宝石商に持って行くと、金貨58枚で買うと言ったのです。
結果を伝えに行くと、賢者はこう言いました。
「お前はこの指輪のようなものだ。本当の専門家だけがお前の価値を知ることができる」と。
わかる人にはわかるから
僕は、何かに苦戦して自信をなくし、自分の価値を見失ってしまう時は、このお話を思い出します。
自分の本当の価値を誰もが見抜けるなんてことはありません。でも、どこかに自分の価値を見出してくれる人もいます。
たとえ「君には〇〇大学に行く価値ない」なんてことを誰かに言われたとしても、関係ありません。
それは君の価値を見抜けていないだけです。
自分の本当の価値を見抜いてくれる人が現れるまで、自分にできることをやり続けましょう。
最後には必ず報われると強く信じてくださいね!!