受験勉強の7割は復習で決まる!効果的な学習方法のすすめ
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こんにちは!
マナビズム四条烏丸校の川端です。
先輩たちが共通テストを受け終わった今、そろそろ受験勉強をスタートした人も多いのではないでしょうか。
全ての科目に言える事ですが、勉強において一番大切なのは「復習」です。
「授業を受けているだけでは、定期テストの点数は取れない」事からも、恐らく察しはつくかと思います。
そんなに大事な復習だと分かっているはずなのに、かなり多くの受験生がおざなりにしてしまっています。
そこで今回の記事では、効果的な学習方法を4ステップにまとめましたので是非参考にしてください!
☆特に受験勉強を始めたけどいまいちやり方が分からない方、
もしくはどうやって始めたらいいか分からない方は是非最後まで読んでもらえたらと思います。
(モチベーションに関する記事はこちら!)
◆効果的な学習方法4ステップ
①授業や参考書は、後で自分の言葉で説明する前提で見る。
②インプット後、「すぐに」説明してみる。
③詰まった部分はテキストを見直して説明出来るようにする。
④全て説明出来るまで、ひたすら①~③を繰り返す。
それでは順に説明していきますね!
①授業や参考書は、後で自分の言葉で説明する前提で見る
まさかただぼーっと聞いている、見ている人はいないとは思いますが、
何のために見ているのかを意識している人はどれくらいいるでしょうか。
授業や参考書では自分の知らない新しい知識と出会います。
この段階で大切なことは、まずその内容を「理解」することです。
ですので理解出来るまで何度も繰り返しましょう。
(※何回見ても内容が理解できない場合、参考書や受けている授業が自分のレベルに合っていない可能性がありますので、1段階レベルを下げてみる事をおすすめします。)
ここでやっかいなのが「分かったつもり」状態です。
人間は自分が「分かった」と思ったことについて、それ以上分かろうとはなかなか出来ません。
分かったつもりでも、実際テストを受けてみると間違いだらけになった経験は無いでしょうか。
「分かったつもり」というのは実は、「分からないところが分からない」状態とほとんど変わらないのです。
ですのでその内容が分かった!と思っても、常に自問自答してみてください。
・適当に聞き流しているところはないか?
・分からない言葉を知ったかぶりして読み飛ばしていないか?
それでも「分かったつもり」状態はなかなか抜け出せないものです。
では、どうしたら「分かったつもり」かどうかをチェックできるのでしょうか。
そこで有効になる方法の一つが「自分の言葉で説明出来るかどうか確認すること」です。
②インプット後、「すぐに」説明してみる
授業を受けた後、参考書を読んだ後は出来るだけすぐにその概要を説明してみましょう。
参考書の目次を見て、そのページに書かれていたことをどれだけ説明出来るでしょうか。
話す相手がいなければ独り言で構いません。周りが気になる場合は声を出さなくても構いません。
必ずしも参考書通り一字一句完璧に説明出来なくても構いません。
大事なのは今やった事がどういう知識なのか、どこがポイントなのかを自分の言葉で表現できるかどうかです。
これは問題集を解くときも同じです。
・なぜその回答になるか説明出来ますか?
・間違いの選択肢を排除した根拠を説明出来ますか?
そこまで説明出来るようになって初めて「復習した」と言えるのです。
説明出来るようになった知識は頭の中で整理されているということですので、
多少出題形式が変わったとしても、そのポイントに関する問題はほぼほぼ解けるようになっています。
③詰まった部分はテキストを見直して説明出来るようにする。
とはいうものの、②は非常に難しいです。
実際にやってみると分かりますが、一度見ただけではほとんど説明出来ないことに気が付くと思います。
余程の天才でない限り、人は見た瞬間から物事を忘れていくからです。
だからこそ②の「すぐに」というところがポイントなのです。
ですので出来なくても落ち込む必要は全くありませんし、
基本的に、何事も何度も何度も繰り返さなければ身に付かないと考えていいでしょう。
テストで点が取れないのは実は「繰り返しが足りていないだけ」、「覚えていないだけ」の事がほとんどです。
ここでようやく皆さんは「分からないところが分かる」状態になります。
「分からないところが分からない」からの卒業ですね。
④全て説明出来るまで、①~③を繰り返す
あとはひたすら「分からないところ=自分の弱点」を潰していきましょう!
ある程度勉強法が正しければ、「繰り返す量」が勝負の分かれ目になります。
勉強計画を立てる際には、この量をいかに増やせるかを考えることです。
その為、勉強するときは主に「読む、声に出す」ことに集中しましょう。
注意して頂きたいのですが、なるべく「書かない」ことです。
暗記しようとする際、どうしても何度も書いて覚えたくなる気持ちは分かります。
しかし書くことは声に出すことに比べて、かなりの時間がかかってしまいます。
繰り返しの量がそのままライバルとの差になっていく受験勉強において、
このロスタイムは後々大きく響いてきます、、!
ですので可能な限り「書かない」ようにしましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
復習方法の大切さが伝わり、少しでも皆さんの勉強の役に立てたら嬉しく思います。
まだ受験勉強を始めていない方は、「一回見ただけで出来る訳無い」と潔く諦めて、「とりあえずやってみる」ことをおすすめします。
マナビズムのリーズニングゼミでは、毎回テストを行い、
「問題の解答根拠を生徒から先生に対して説明」してもらう時間を取っています。
そこで説明出来ない場合は次の単元には進めないので、
生徒はそれまでに①~③を繰り返す必要があるという訳ですね。
それにより、半強制的に勉強の質を上げていきます!
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