英語勉強法【早慶上智レベル最短合格編】
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この記事では、最難関編・早慶上智レベルの英語で合格点まで持っていくための勉強法を紹介していきます。
この記事の前に「英語勉強法【共通編・産近甲龍・日東駒専レベル】」や「英語勉強法【関関同立・MARCHレベル】」を紹介しています。
これらの記事でお伝えしたことは省いて紹介することが多いので、
適宜【共通編・産近甲龍・日東駒専レベル】や【関関同立・MARCHレベル】を確認してください!
さっそくですが、始めて行きます。
英語の勉強のステップは大きく分けて4つでした。
①精読・1文1文を正確に読む力をつける
②段落や文のまとまりをつかむ
③解法を学ぶ
④英文読解の経験を積む
詳しく確認したい人は英語勉強法【共通編・産近甲龍・日東駒専レベル】をご覧ください。
それでは早慶上智レベルでは各段階をどのように勉強するのがオススメか、ひとつずつ見ていきましょう!
①精読・1文1文を正確に読む力をつける
1段階目から話を進めて行きたいと思いますが、1段階目の目的は一文一文を正確に読むというのが目的でしたが、その中のまず語彙のところから話を進めていきます。
単語
語彙に関しては、「鉄壁」という単語帳をお勧めします。
やはり早慶のレベルになってくると語彙レベルが関関同立やMARCHに比べると圧倒的に増えます。
そこで百式であるとかターゲットなど2000語レベルではちょっと不十分なところも多く、「鉄壁」を使うことによって語彙数を圧倒的に増やしていく必要があると思います。
これに関して、2000語レベルの単語帳をやった後に鉄壁をやるべきか、それとも最初から鉄壁で行くべきかどっちのほうがいいかという点について説明します。
もうすでに単語帳を今やってるものが十分覚えれているという風であれば、その後に進めてもらったらいいと思いますが、例えば1冊目がまだ全然覚えていないということであれば鉄壁から進んでもらうのが良いかと思います。
鉄壁に関して、鉄緑会が出しているものなのですが、東大の英単語と書いてますけど、決してこれ東大専門ではなく、早慶レベルでも全然対応出来ます。
さらにこの単語帳の優れている所は一つ一つの訳で似てるものをまとまって覚えれるところです。
例えば、「縮む」という言葉でも英単語でいっぱいあります。
そういうのがまとまって覚えれるという所が一ついいところかなというふうに思います。
ちなみに収録の語彙数は2146と書かれてるんですが、派生語に関しては一語と数えているので単語数としては2146よりも非常に多くなります。
後は他の単語帳とちょっと違うところで、鉄壁には問題が掲載されています。
空所補充問題でそこの空所に適切な単語を入れなさい、という問題がついてたりするので、
アウトプットとしても使えるというところがこの単語帳の優れているところかと思います。
後もう一つの手法として、単語帳をまるっきり変えて新しい語彙を覚えていかず、2000語レベルの単語帳を1冊覚えてから、取り組むのにオススメする単語帳があります。
それは「速読英単語の上級編」
2000語の単語帳を覚えた後に速単の上級を使えば、だいたい+600~800ぐらいの語彙数が入ることになるので、計3000ぐらいとなります。
そこまで習熟できれば、早慶上智受かる語彙力レベルまで到達できると思われます。
ただし、最初から速単上級にいくと全然覚えれない可能性が高いです。2冊目として使うという形がいいんじゃないかというふうに思います。
英文解釈
続いて解釈になりますが、
「大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本」を使って、
「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編」で演習を積む。
その後に、「入門英文解釈技術の70」を、
関関同立・marchレベルであれば更に「基礎英文解釈技術の100」を使うことをオススメしました。
ここまでは関関同立・MARCHレベルと一緒です。
そして早慶レベルでは、やはり解釈技術もそれよりも上のレベルが必要になってきます。
そこでオススメしたいのが、
「英文解釈技術の100」、もしくは「ポレポレ英文読解プロセス50」
この2冊は非常に難しい解釈の問題が掲載されているんですが、そのレベルまで達しないと早慶は厳しいかと思います。
2冊のうち、1冊を完璧に出来れば問題ありません。
文法
続いて文法に入っていきますが、
インプットとして「深めて解ける! 英文法 INPUT (大学受験Nシリーズ)」をオススメします。
問題演習、アウトプットで「深めて解ける! 英文法 OUTPUT (大学受験Nシリーズ)」を使う。
ここまでは産近甲龍・日東駒専レベルでも関関同立・MARCHレベルでも一緒です。
早慶レベルでは、ここにプラスアルファの問題集が必要になってきます。
それが「全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ (難関大学編)」
赤色の方ですね。これを使用することによって今までやってきた英文法を忘れないということももちろんそうなんですが、+αでより細い英文法の知識というのを蓄えていくというのがこの参考書のメリットになります。
これで第一段階は終了です。これだけ完璧にすれば十分です、早慶上智レベルに到達します。
②段落や文のまとまりをつかむ
続いて2段階目に入りますが、二段階目の目的は文章の全体の内容を把握するということでした。
ここに関しても、産近甲龍・日東駒専レベルや関関同立・MARCHレベルと同様で、
パラグラフリーディングのストラテジー1と読解マッピングを推奨します。
追加でオススメする参考書もありません。
③解法を学ぶ
3段階目に関しては、解法を学ぶ、「解き方を学ぶ」です。
これに関しては、
パラグラフリーディングのストレージの1の part 3を使って解法の仕方を学び、そしてその後に
パラグラフリーディングのストラテジーの2実践編を使って問題を演習していくという流れです。
ここも関関同立・MARCHレベルなどと一緒です。
④英文読解の経験を積む
続いて4段階目になりますが、1から3で学んだ型を使って問題演習多読をしていく部分です。
産近甲龍・日東駒専レベル、関関同立・MARCHレベルで紹介した参考書に加えて、早慶上智で必要になってくるのは、
「やっておきたい英語長文700」 と「やっておきたい英語長文1000」
「イチから鍛える英語長文700」、「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(3 発展レベル)」
これらが推奨の参考書です。もちろん全部学習しないといけないわけではありません。
演習量の差は個人差が大きいところなので、自分の読解力と相談しながら決めていく必要があります。
この多読と同時並行で英熟語をやっていくという流れは関関同立マーチと変わりません。
そしてここまで来たら過去問、実際早慶上智の問題を解いていくということになります。
しかし過去問をやっていたら長文に関しては今までやってきた部分があるので、ある程度対応できるかと思います。
もしそうでなければ今までの学習を見直す必要があります。
英作文
逆に、英作文。ここが関関同立、MARCHに比べると格が違います。
早慶上智の英作文は非常に難しいのですが、それに対応していく参考書としてオススメするのが、
「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」
これをベースにしていていくことをオススメします。
しかし、大学の過去問を見てもらったら分かるように、自由英作文であるとか和文英作ってのが出てくるわけです。
そしてそれに対応していくためには、やっぱりそれなりの対応策が必要になってきます。
そこで使って欲しいのが、
「大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」もしくは「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編」
これらを自分の志望校に合わせてやってください。
加えてオススメする英作文の参考書が、
「原田健作の自由英作文が面白いほど書ける本」、「例解和文英訳教本」
英作文の参考書は沢山ありますが、かなり優れている参考書になってます。
英作文にはいろんな表現の書き方がある訳ですが、それを徹底的に学ばしてくれるものになっているので、
「ああ、こういうふうにもかけるんや。こういう風にもかけるんや。」と表現力が非常に豊かになってきます。
ただ、今伝えた2つに関しては相当余裕がある状態じゃないと時間的にもきつく、内容的にも結構ハードワークになるので絶対にやるべきとまでは言えません。
ハイパートレーニングの二冊のどちらかがやるべきもの、と考えてくれたらいいと思います。
ドラゴンイングリッシュで例文を覚えた後ですね。
以上のことをひとつひとつ完璧にしていってもらえれば、早慶上智レベルに到達するでしょう。
それでは早慶上智レベルの英語勉強法はこれにて終了としたいと思います。
勉強法を知って皆少し合格に近づいたかもしれません。ただ合格するためには実戦が一番大事です。
この記事で学んだことを日々の勉強に取り入れてみんなが第一志望に合格することを祈っています。
またこの内容は動画でも公開しています。動画でも確認したい人は下からご覧ください!