浪人で宅浪(自宅浪人)を選ぶメリットとは|成功させるコツや勉強法を解説

更新日: (公開日: COLUMN

大学受験で浪人した際、「自分のペースで勉強したい」「高い費用は払えない」などの理由から宅浪の道を選ぶ人もいます。

宅浪に大きなメリットを感じる浪人生にとっては、適切な判断であるといえるでしょう。

しかし、宅浪と予備校・塾で悩んでいる場合は、十分に検討してから後悔のない方を選んでください。

本記事では宅浪のメリットや注意点を解説しています。

宅浪を選んだ際に知っておきたい成功のコツや勉強法も紹介していますから、ぜひ参考にしてください。

浪人生活で宅浪を選ぶメリット

まずは、宅浪を選ぶメリットについて確認しましょう。

  • 勉強時間を多く確保できる
  • 自分のペースで勉強できる
  • 費用が抑えられる

勉強時間を多く確保できる

宅浪は、予備校や塾へ通学する手間がない分、勉強時間を多く確保できるというメリットがあります。

たとえば、予備校生の通学時間が1時間だった場合、1ヶ月で30時間の差をつけることも可能です。

そのため、効率的な勉強法や計画を実行する自信がある場合には、予備校・塾に通う人より勉強時間を多く確保して学力向上しやすい環境が整うでしょう。

自分ひとりで勉強する際には、自制心を持って必要な勉強をこなす必要があるため、高い自己管理能力が求められます。

自分のペースで勉強できる

宅浪は、計画から勉強法までひとりで決められるため、自分のペースで学習できる環境です。

集団授業の場合は、わからないところがあっても待ってはくれず、どんどん先に進んでしまいます。

しかし、宅浪の場合は自分が納得するまで勉強できるため、一つひとつの知識を完全に理解してから次の学習に移れます。

また、予備校や塾は1コマ90分のところもあるため、集中力が続かないという人もいるかもしれません。

宅浪は自由に時間配分できるため、60分ごとに10分休憩をはさむといったスケジュールの柔軟性があります。

費用が抑えられる

宅浪の大きなメリットが、費用を抑えられる点です。

大学受験で浪人生が予備校・塾を利用する場合、年間で100~150万円程度かかります。

しかし、宅浪は授業料がかからず、必要なのは参考書代や模試・入試の受験費用のみで、20~30万円程度が一般的です。

浪人したらあまり費用をかけられないという人にとって特に大きなメリットといえるでしょう。

【関連記事】

予備校費用は浪人生でいくら?相場やお金がない場合の対処法を解説

浪人で宅浪する際の注意点

浪人して宅浪を選ぶ際は、下記の点に注意してください。

  • 自分で計画・勉強法を決めなければいけない
  • モチベーション維持が難しい
  • 勉強で躓いてもサポートを受けられない
  • 自分で情報収集する必要がある
  • 孤独を感じやすい

自分で計画・勉強法を決めなければいけない

宅浪は、予備校や塾からのサポートが受けられないため、受験にかかわるすべてを自分でやらなければいけません

大学受験成功の大きなカギともいえる、学習計画や勉強法も自分で決める必要があります。

計画や勉強法を間違えてしまうと、効率的な学力向上が難しくなり、浪人を失敗してしまうリスクが高くなりますから注意してください。

「現役時代は勉強法に悩んだ」「計画をうまく立てられず苦手科目が克服できなかった」という人は、宅浪についてよく検討した上で決断しましょう。

モチベーション維持が難しい

宅浪はひとりで勉強を続けなければいけないため、モチベーション維持が難しいです。

予備校や塾に通っている場合には、ライバルや仲間が頑張る姿に奮起したり、落ち込んだ時にも講師からアドバイスをもらったりして気持ちの切り替えができます。

しかし、宅浪で躓いた際には、自分ひとりで気持ちを切り替えなければいけない場面が多いため、やる気の維持に苦労する人も多いです。

「孤独な時間をつらく感じる」「応援があるとやる気が出る」という人は、宅浪が向いていない可能性もあるため、気をつけてください。

勉強で躓いてもサポートを受けられない

宅浪は、勉強を進めるなかで理解できない内容があっても、他者からのサポートは受けられません

予備校や塾では、講師や質問専用の窓口などもあるため、わからない内容はすぐに解消できる環境が整っています。

勉強で躓いた際にすぐ解消できるか否かは、効率的に学習計画を進める上で大変重要です。

宅浪を選ぶ際には、勉強で困ったときにすぐ相談できる先輩や友人を探しておくとよいでしょう。

自分で情報収集する必要がある

大学受験では、入試や模試の日程、志望校の出題傾向など、最新の情報を収集する必要があります

予備校や塾では、大学受験に関する最新情報が揃っているため、スムーズに収集できます。

しかし、宅浪の場合は、大学や予備校の公式サイト、SNSなどさまざまなルートから情報を集めなければいけません。

予備校・塾に通う浪人生と違い、情報収集に手間と時間がかかるため、勉強時間にも影響する可能性があります。

孤独を感じやすい

宅浪はひとりで過ごす時間が多いため、孤独を感じやすいです。

勉強中心の生活で、友人と遊ぶ機会も減ってしまうため、誰かと話す機会も多くはないでしょう。

予備校や塾では、先生や仲間と受験について話すほか、休憩時間に勉強以外の話をして気分転換できます。

宅浪は予備校や塾に通う浪人生と比べて、他人とのコミュニケーションが希薄で、精神的に不安定な状態となりやすいため、注意が必要です。

家族と話す時間を作る、相談相手を見つけるなどで孤独に感じない環境づくりを心掛けてください。

大学受験で宅浪が向いている人

大学受験において宅浪は向き不向きがあります。

ここでは、宅浪が向いている人の特徴を見ていきましょう。

  • ひとりで行動するのが好き
  • インドア派(外出しなくても苦痛に感じない)
  • 早寝早起きが得意
  • 学習計画・勉強法を自分で決定できる
  • 受験の自己分析ができる
  • 自己管理できる

長時間ひとりで家にいるのを苦痛に感じない人は、宅浪に向いています。

また、早寝早起きが得意で規則正しい生活を送れる人も宅浪に向いているといえます。

宅浪はマイペースに勉強を進められるため、夜型や不規則な生活になる人も多いです。

生活リズムの乱れは、気持ちを落ち込ませる、体調を崩しやすくなるなどのデメリットがあるため、気をつけましょう。

そして、大学受験を成功させる大切な要素は、志望校合格に向けた学習計画と勉強法です。

宅浪の場合は、志望校と学力の差をしっかり分析して、適切に計画や勉強法へ落とし込むスキルが重要です。

学習計画が決まったら、怠けずに自制心をもって勉強できる人が宅浪に向いているといえます。

補足|宅浪が向いていない人

補足として、宅浪に向いていない人の特徴も確認しておきましょう

  • アウトドア派(外出が好き)
  • 人と話すのが好き
  • スマホやSNSが好き
  • 受験の自己分析ができない
  • どのように勉強すればいいのかわからない

まず、人と話すのが好き、アウトドア派という人は、基本的に家で過ごす時間が長い宅浪を選ぶとストレスに感じてしまうかもしれません。

また、スマホやSNSが好きな人も、人目のない空間で勉強していると誘惑に負けてしまう可能性があります。

そして、自己分析ができず、どのように学習を進めればいいのかわからない人は、無駄な勉強が多くなって、必要な学力向上は望めないでしょう。

宅浪に向いていない人は、効率的に勉強できない可能性があり、相当の覚悟がないと失敗するリスクも高くなるため注意してください。

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浪人で宅浪を選ぶ前に確認!予備校・塾のメリット

宅浪を選択する前に、予備校・塾のメリットも知っておいてください

メリットを知って「予備校や塾の方がいいかも」と感じた場合、宅浪を後悔するかもしれません。

そのため、予備校や塾と宅浪をしっかり比較検討した上で、納得してから決断しましょう。

予備校・塾の主なメリットを紹介します。

  • 豊富な実績の元で志望校合格に向けた効率的な指導が受けられる
  • 講師やスタッフから勉強や進路についてアドバイスを受けられる
  • ライバルや仲間に囲まれて受験のモチベーションを維持できる
  • 最新の大学情報を入手しやすい

予備校・塾を利用するメリットは多くありますが、宅浪の方が悪い選択というわけではありません。

浪人生が宅浪を選択するのは、さまざまな理由が考えられますから、それぞれの特徴を整理して、自分にとってメリットが大きい方を選んでください。

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予備校・塾のメリットを大きく感じた浪人生は、マナビズムをご検討ください。

マナビズムでは、映像授業や個別指導をはじめ、浪人生を対象に参考書学習にも力を入れています。

週に1回、専属の自習コンサルタントが勉強法や学習計画についてアドバイスを実施し、適宜、受験の悩みや不安を解消します。

浪人生活を効率的に過ごしながら、安心して志望校合格を目指せる環境が整いますから、ご検討の際には、浪人生説明会へ参加してみてください。

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大学受験で宅浪を成功させるコツ

大学受験で宅浪を成功させるコツについて解説します。

  • 志望校合格に強い覚悟を持つ
  • 勉強習慣をつける
  • スケジュール管理する
  • 勉強中は誘惑を断つ
  • 疑問・質問を受け付けてくれる窓口を用意する
  • 計画通りに進んだ上で適度な息抜きをする

志望校合格に強い覚悟を持つ

最初に、宅浪を決断したら志望校合格に強い覚悟を持ってください。

なぜ浪人してまで志望校を目指すのかを再確認して、気持ちを奮い立たせましょう。

ひとりで受験勉強を続けるのは、怠けてしまうリスクもあるため、「絶対に合格したい」という気持ちでやる気や自制心を作るのが大切です。

大変な浪人生活を最後まで走り切るには、強い覚悟を持つのが重要ですから、覚えておきましょう。

勉強習慣をつける

宅浪は、自己管理でしっかり勉強習慣をつけるのが重要です。

予備校や塾に通うと、勉強する予定が決められているため、時間を確保するための強制力があります。

しかし、宅浪の場合はすべて自分次第のため、怠けているといつまで経っても勉強習慣がつきません。

長時間の勉強は習慣がつかないと、続けるのは大変です。

習慣づけるためには、毎日同じ時間に机へ向かい、1時間でも勉強するクセをつけましょう。

少しずつ勉強時間を伸ばして、長時間の習慣がつくよう努力してください。

スケジュール管理する

宅浪は、スケジュール管理を大切にしてください。

入試本番までに、出題範囲を終わらせて必要な学力に到達するため、綿密なスケジュールを作成する必要があります。

必要な学習を洗い出し、入試日から逆算して1ヶ月、1週間、1日ごとのスケジュールに落とし込んでいきましょう。

スケジュール作成ができたら、確実に実行できるように管理します。

宅浪は自分との戦いになるため、怠けてしまわないよう強い自制心を持ってスケジュール通りに過ごしてください。

スケジュール管理ができないと、必要な学力に届かない可能性が高く、成功から遠ざかってしまいます。

宅浪のスケジュール例

予備校や塾の知識豊富な講師と違い、1~2年程度しか受験を経験していない浪人生が、自分で適切な学習計画を立てるのは難しいです。

そのため、参考として、年間と1日のスケジュール例を紹介します。

年間スケジュール 勉強内容
4~8月(夏休み前まで) 基礎力固め
9~10月(夏休み時期) 問題演習
10~11月(夏休み後) 過去問演習
12~1月 共通テスト対策
1~2月 志望校対策

※この表は横にスクロールできます。

次に、1日のスケジュール例です。

1日のスケジュール 予定
8:00~9:00 起床~朝食
9:00~12:00 自習
12:00~13:00 昼食
13:00~18:00 自習
18:00~20:00 夕食・お風呂
20:00~21:00 自習
21:00~23:00 自由時間
23:00~ 睡眠

※この表は横にスクロールできます。

年間スケジュールが決まると、1ヶ月、1週間とさらに細かな期間の勉強内容を決定しやすくなります。

スケジュールの決め方に不安がある人は、紹介した例を参考にして計画を立ててみてください。

勉強中は誘惑を断つ

宅浪は、他人の目がなくスマホや漫画などの誘惑も多いため、勉強に集中できない危険があります。

そのため、宅浪する場合には、意識的に誘惑から遮断した環境を作ってください。

たとえば、勉強の時間には、視界に入るところにスマホや漫画を置いておくのはやめましょう。

スマホは視界に入らなくても、着信音で集中力が途切れる可能性もあるため、音をオフにするのがおすすめです。

そのほか気になるものがある場合には遠ざけて、勉強に集中できる環境を整えましょう。

疑問・質問を受け付けてくれる窓口を用意する

家族や先輩、先に大学進学した友人など、疑問・質問に答えてくれる人を探しておきましょう。

受験期間は限られているため、勉強で躓くと時間のロスにつながり、スケジュールが遅れてしまうかもしれません。

そのため、進路の悩みや勉強で解けない問題があった際に、スムーズに解消できる手段を作るのは大変重要です。

いつでも相談できる相手を見つけて、円滑に浪人生活を過ごしてください。

計画通りに進んだ上で適度な息抜きをする

計画通りに進んでいたら、適度な息抜きをしてください。

適度にリフレッシュしてストレス発散できると、また受験勉強を頑張ろうという気持ちになるため、モチベーションを維持できます。

しかし、息抜きをする際に大切なのは、「計画通りに進んでいる」という点です。

もしも計画が遅れている場合に息抜きの時間をとってしまうと、必要な学習が終わらない可能性もあり、失敗のリスクにつながってしまうかもしれません。

また、「順調に進んでいないのに息抜きしていて大丈夫かな」と、不安や焦りにつながる場合もあります。

そのため、予定通りに進んだら休息日を作るという意識を持ちつつ、しっかり息抜きができるように、日々の勉強を頑張ってください。

宅浪が実践したい勉強法

宅浪の際に実践してほしい勉強法を紹介します。

  • 適切な参考書を選ぶ
  • 1日8時間以上勉強する
  • インプット&アウトプット学習を繰り返す
  • 定期的に模試を受ける

適切な参考書を選ぶ

宅浪で押さえておきたいのが、適切な参考書選びです。

予備校や塾に通っている浪人生と違い、宅浪生は問題に躓いたとき、すぐ質問できる環境にありません。

そのため、参考書を選ぶ際には、丁寧な解説が載っている本を選ぶとよいでしょう。

また、基礎から段階的に参考書レベルを上げていくのが大切ですから、志望校対策に効率的なルートも知っておくと便利です。

下記の記事では、大学レベルに合わせたおすすめの参考書ルートを紹介していますから、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】

浪人生の参考書選び|全科目網羅!数学は文系・理系別に詳しく紹介

1日8時間以上勉強する

1日8時間以上を目安に勉強してください。

  • 現役生は授業や予備校・塾を含めて1日7時間程度勉強している
  • 予備校や塾に通っている浪人生は講義と自習を含めて8時間程度勉強している

ライバルに勝つためには、ほかの人より多く勉強する意識が大切です。

1日8時間以上の勉強は、しっかりスケジュール管理しないと確実に続けるのは難しいかもしれません。

そのため、1日のスケジュールを決めて毎日同じ予定で勉強すると、安定した時間確保につながります。

インプット&アウトプット学習を繰り返す

学力向上に大切なポイントは、インプットとアウトプットを繰り返す学習です。

  • インプット学習:講義や参考書などで知識を得る勉強
  • アウトプット学習:復習や演習などで知識を使う勉強

インプットした知識を確実に理解しているか確認する作業が、アウトプットです。

インプットだけでは、本当に知識を習得したのかわかりませんから、アウトプットで理解力を確認しましょう。

入試で確実に得点できる学力を身に付けるためには、インプットとアウトプットを繰り返すのが重要です。

定期的に模試を受ける

宅浪の場合でも、定期的に模試を受けてください。

模試は、現時点の学力を確認するとともに、苦手科目を分析する大切な情報になります。

また、試験の雰囲気に慣れる貴重な経験も得られます。

普段、ライバルを感じる瞬間が少ない分、よい刺激になるでしょう。

宅浪の場合、自分で模試の申し込みをしなければいけませんから、受け忘れないように、あらかじめ日程を確認しておくと安心です。

宅浪の途中で予備校・塾に切り替えるのはありか?

宅浪の途中で予備校・塾に切り替えるのは、大いにありです

ひとりで黙々と勉強できるタイプで宅浪に向いていると感じていた場合でも、実際にやってみたらうまくいかなかったというケースは十分考えられます。

「思ったより学力が伸びていない」「結局怠けてしまって勉強が進まない」と感じたら、迷わず予備校や塾を頼ってください。

予備校や塾のなかには、カリキュラムの途中からでも入校を受け付けているところがあります。

また、個別指導が受けられるところであれば、入校時点からのカリキュラムを作成してくれます。

「宅浪は合っていないかも」と思いながら続けるのは、やる気の低下や学力が上がらない原因になりますから、早めの切り替えを意識しましょう。

浪人で宅浪を検討している人が気になるQ&A

浪人で宅浪を検討している人が気になる質問をまとめました。

  • 宅浪生とは何ですか?
  • 宅浪の正式名称は?
  • 浪人生は1日何時間勉強するの?
  • 浪人はどれくらいお金かかる?
  • 浪人生の何が辛い?
  • 浪人生はいつから予備校に通う?

宅浪生とは何ですか?

宅浪生とは、予備校や塾に通わず独学で勉強する浪人生を指します。自分のペースで勉強したい、費用を極力抑えたいなどの理由から宅浪を選択する浪人生がいます。「自宅で勉強する」という意味から宅浪という言葉が生まれたと考えられますが、必ずしも家で学習するわけではありません。なかには、カフェや図書館などで勉強する人もいます。

宅浪の正式名称は?

宅浪の正式名称は「自宅浪人」です。自宅での独学を選んで大学受験に臨む浪人生を指します。自宅浪人は、自分のペースで勉強できる、費用を抑えられるなどのメリットがある反面、徹底した自己管理や効率的な勉強法を自分で見つける必要があります。そのため、宅浪を選ぶ際には、自分の性格を振り返って、最後まで頑張れるか十分に検討してから決断しましょう。

浪人生は1日何時間勉強するの?

浪人生が1日に勉強する目安は8時間です。現役生が学校や予備校などで1日7時間程度勉強していると考えられるため、ライバルより多く時間を確保する意識が大切です。難関大学レベル以上を目指している、志望校と学力に大きな差があるという浪人生は、1日10時間以上を目標にしましょう。

浪人はどれくらいお金かかる?

浪人の費用は、予備校や塾に通う場合と宅浪で違います。予備校・塾に通う場合は、年間100~150万円程度が一般的です。宅浪の場合は、20~30万円程度を想定しておくとよいでしょう。宅浪にかかる費用は、主に参考書代、入試や模試の受験費用などになります。

浪人生の何が辛い?

浪人生は長い勉強期間が続くため、辛いといえます。さらに宅浪の場合は、ひとりでいる時間が長くなるため、孤独に感じて気持ちが沈んでしまう人もいるでしょう。受験勉強においてモチベーションの維持に自信がない場合は、予備校や塾に通って、講師や仲間とコミュニケーションがとれる場を作ると、励まし合いながら前向きに受験を乗り切れます。

浪人生はいつから予備校に通う?

浪人生が予備校に通う時期は、4月からがおすすめです。ポイントはカリキュラムスタート時から始めるという点で、すでに理解できている内容も復習しながら確認するのが大切です。講義を受けていくなかで、理解が不十分な部分を洗い出して、一つひとつ苦手を克服していきましょう。

まとめ

浪人生が宅浪を成功させるためには、強い自制心を持って勉強に臨む覚悟が必要です。

メリットや注意点を確認して宅浪を選んだ際には、記事内で紹介した成功のコツや勉強法を実践して頑張ってください。

もしも宅浪生活のなかで、予想より学力向上していない場合には、途中からでも予備校・塾の利用を検討しましょう。

マナビズムでは、いつでも相談を受け付けていますから、困ったときには浪人生相談会に参加してください。

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