【駒澤大学】志願者数と合格者数・倍率の推移についてまとめてみた!

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この記事では、駒澤大学の2020年度、2019年度、2018年度の合格者数・受験者数と倍率の推移を比較していきます。
この記事を読めば「どの学部が人気なのか?」「どの学部が合格しやすいのか?」「合格者数が多い高校はどこか?」といった事がわかります。是非参考にして下さい。

志願者数と合格者数の推移

まずは学部別に、合格者数と志願者数の比較をしていきます。
合格者数と志願者数に関しては学科別の一般選抜の数字を参考にしています。

仏教学部

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 462 195 2.3
2019 658 120 5.4
2018 463 178 2.6

仏教学部は駒澤大学の中で最も難易度の低い学部です。倍率もかなり落ち着いているように見えます。しかし2019年度の志願者は大幅に高くなっており、2018年度の志願者数と倍率が同じくらいというところから、2021年度の志願者も増える可能性があります。駒澤大学の中で狙い目の学部であるとは言ってもいいと思いますが、油断せず試験に臨みましょう。

文学部

駒澤大学の文学部は6つの学科に分かれており、そのうち「地理学科」「歴史学科」「社会学科」は専攻ごとにも分かれています。ひとつひとつ数字を見ていきましょう。

国文学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 1157 273 4.2
2019 1186 211 5.6
2018 1287 268 4.8

英米文学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 731 235 3.1
2019 1022 221 4.6
2018 967 211 4.5

地理学科 地域文化研究専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 417 150 2.7
2019 413 111 3.7
2018 586 85 6.8

地理学科 地域環境研究専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 494 143 3.4
2019 322 109 2.9
2018 446 87 5.1

歴史学科 日本史学専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 893 220 4.0
2019 1202 165 7.2
2018 1108 234 4.7

歴史学科 外国史学専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 636 164 3.8
2019 710 134 5.2
2018 611 153 3.9

歴史学科 考古学専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 266 61 4.3
2019 390 60 6.5
2018 324 69 4.6

社会学科 社会学専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 697 135 5.1
2019 901 155 5.8
2018 760 149 5.1

社会学科 社会福祉学専攻

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 452 153 2.9
2019 360 111 3.2
2018 653 120 5.4

心理学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 988 191 5.1
2019 1086 156 6.9
2018 1111 148 7.5

歴史学科の3専攻、国文学科、英米文学科、社会学専攻、心理学科は駒澤大学の中で偏差値も高く、難易度も高くなっています。文学部を目指す受験生で学科にこだわりのない人は、地域環境社会学専攻・社会福祉学専攻を視野に入れてみてもいいでしょう。ただ、偏差値として大きく開きがないこと、倍率も年度によって差があることを鑑みると、油断は禁物です。データを参考にしながらしっかり査証して受験に臨んでください。

経済学部

経済学部には、「経済学科」「商学科」「現代応用経済学科」の3学部が存在します。それぞれに分けて紹介していきます。

経済学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 2138 549 3.8
2019 3049 546 5.5
2018 3464 534 6.4

商学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 1573 492 3.1
2019 1936 360 5.3
2018 1930 382 5.0

現代応用経済学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 442 171 2.5
2019 1285 180 7.1
2018 698 152 4.5

倍率という観点から見るとどの学科も2019年度の倍率が高く、2020年度には下がっていることが見て取れるので、2021年度の志願者予想は慎重に行う必要があります。難易度の差としては、現代応用経済学科が比較的難易度が低い傾向にあります。経済学科と商学科は、大学内の難易度としては高くなることが多いのでこの二つの学科を志望する受験生はしっかりと対策を進めましょう。

法学部

法学部は「法律学科」「政治学科」の2学科に分かれています。それぞれ数字をみていきましょう。

法律学科 フレックスA

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 1499 447 3.3
2019 1998 362 5.5
2018 2121 454 4.6

法律学科 フレックスB

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 244 103 2.3
2019 218 77 2.8
2018 172 83 2.0

政治学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 660 226 2.9
2019 1091 209 5.2
2018 768 205 3.7

「法律学科」の「フレックス」とはAが昼間・Bが夜間の数字を表しています。昼間の法学部を目指す受験生は、Aの数字を参考にしてください。法律学部は大学内の偏差値・難易度が高くなっています。学科にこだわりがなければ、政治学科を視野に入れてみてもいいでしょう。

経営学部

経営学部は「経営学科」と「市場戦略学科」に分かれています。それぞれみていきましょう。

経営学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 1816 456 3.9
2019 2451 422 5.8
2018 2425 387 6.2

市場戦略学科

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 892 217 4.1
2019 1267 188 6.7
2018 911 175 5.2

どちらの学科も、2020年度の数字がかなり下がっていることがわかります。特に比較的人気の経営学科は志願者数に600人以上の開きがあることから、2021年度に志願者数が増える可能性がありますので注意が必要です。

医療健康科学部

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 459 133 3.4
2019 412 127 3.2
2018 536 124 4.3

医療健康科学部 診療放射線技術科学科は駒澤大学唯一の理系学部です。倍率に大きな開きはありませんが、2019年度に比べ2020年度の合格最低点が大きく上昇しているため、志望する受験生は注意してください。

グローバル・メディア・スタディーズ学部

年度 志願者数 合格者数 倍率
2020 975 351 2.7
2019 1973 316 6.2
2018 1300 284 4.5

近年国際系の学部が人気となっており、志願者数も多くなることが多いですが、2020年度の数字を見るとかなり大幅に志願者数が減っていることがわかります。2021年度に受験を検討している受験生は反動で志願者数が急増する可能性も視野に入れながら対策を進めましょう。

合格者数が多い高校ランキングTOP10

順位 高校名 偏差値 公立/私立 合格者数
1位 駒澤大学高等学校 60 私立 389
2位 桐蔭学園高等学校 65-68 私立 46
3位 世田谷学園高等学校 私立 36
4位 桐蔭学園中等教育学校 後期課程 私立 34
5位 新潟南高等学校 66-69 公立 33
6位 都立昭和高等学校 60 公立 32
7位 希望ヶ丘高等学校 67 公立 31
8位 山手学院高等学校 66-70 私立 30
8位 朋優高等学校 59-67 私立 30
8位 町田高等学校 65 公立 30
8位 鎌倉高等学校 66 公立 30
8位 成立学園高等学校 48-61 私立 30

引用:みんなの大学情報

TOP10に入った高校が12校あります。私立と公立の割合は附属高校を除けばちょうど半々になっています。偏差値帯は60台の高校が多くなっていることがわかります。

駒澤大学は、学部・学科ごとの偏差値の差がそれほど大きくなく、難易度にも大きな開きはあまりないようです。全体的な倍率として、2020年度の倍率が大きく減少している学部も多くみられましたが、合格最低点は、多少の増減はあれど大きな差はみられていませんので、駒澤大学の受験を検討する受験生は、例年の得点率以上を安定して取れるよう対策を進めていきましょう!

駒澤大学の入試傾向と受験対策はコチラを御覧ください!

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