関関同立は公募推薦入試がない大学に注意!併願で合格率を上げよう

更新日: (公開日: COLUMN

「関関同立の公募推薦入試ってどのような試験なの?」

「一般入試を受ける人も公募推薦入試を受けた方が良いの?」

とお悩みではありませんか。

じつは、関関同立のうち公募推薦入試を実施しているのは関西大学と同志社大学だけです。

しかし、指定校推薦や総合型選抜(旧AO入試)は関関同立すべてで行っているので、積極的に活用することをおすすめします。

今回は、関関同立で実施されている公募推薦入試やほかの推薦入試についてわかりやすく解説

一般入試以外の選択肢を知って、現役合格の可能性を高めましょう。

関関同立で公募推薦があるのは同志社大学と関西大学のみ

関関同立で公募推薦があるのは同志社大学と関西大学のみ

関関同立のうち、公募推薦を行っているのは同志社大学と関西大学だけです。2024年度において、下記の学部で公募推薦の募集が掲載されていました。

同志社大学 ・神学部
・文学部
・社会学部
・法学部
・経済学部
・文化情報学部
・理工学部
・スポーツ健康科学部
・心理学部
・グローバル・ コミュニケーション学部
・グローバル 地域文化学部
関西大学 ・商学部
・システム理工学部
・環境都市工学部
・化学生命工学部

※この表は横にスクロールできます。

大学のホームページで、学部ごとの出願資格や入試要項が記載されているので確認しましょう。また、関西学院大学と立命館大学では、どの学部でも実施されていません

関関同立で公募推薦がある学部の倍率

関関同立で公募推薦がある学部の倍率

関関同立で公募推薦がある学部の倍率を一覧にまとめました

関西大学の2023年度公募推薦倍率は、下記のとおりです。

学部 倍率
商学部 3倍
システム理工学部 1.7倍
環境都市工学部 1.2倍
化学生命工学部 2.4倍

※この表は横にスクロールできます。

参考:

https://www.nyusi.kansai-u.ac.jp/admission/2023_result/recommend/

https://www.nyusi.kansai-u.ac.jp/admission/2023_result/recommend_engineer/

同志社大学の2023年度公募推薦倍率は、下記のとおりです。

学部 倍率
神学部 3.8倍
文学部 3.4倍
社会学部 3.6倍
法学部 1.6倍
経済学部 4.5倍
文化情報学部 3倍
理工学部 1.4倍
スポーツ健康科学部 2.3倍
心理学部 13.3倍
グローバル・ コミュニケーション学部 3.8倍
グローバル 地域文化学部 4.7倍

※この表は横にスクロールできます。

参考:https://www.doshisha.ac.jp/attach/page/OFFICIAL-PAGE-JA-1711/180018/file/2023_koubo.pdf

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関関同立で公募推薦を受けるなら条件を確認

関関同立で公募推薦を受けるなら条件を確認

関関同立の推薦入試の条件は学部によって異なる内容が定められているため、希望する学部の入学試験要項をよく確認しましょう。評定平均値4.0以上や学部進学への意欲が条件とされていることが多いです。

例えば、関西大学の商学部の条件には下記の文言が確認できました。

  • 商学部での勉学を強く希望し、学校長の推薦を受けていること
  • 3年生1学期末までの評定平均値が4.0以上であること
  • 日本商工会議所簿記検定2級以上、全国商業高等学校協会簿記実務検定1級などの試験に合格していること
  • 実用英語技能検定2級以上、全国商業高等学校協会英語検定1級などに合格していること

商学部で学びたいという意欲を表明するために、簿記や英語の検定に合格していなければなりません。条件は年度や学部によって異なるため、それぞれのホームページから入学試験要項を確認しましょう。

関関同立で公募推薦入試を受けるべき理由

関関同立で公募推薦入試を受けるべき理由

関関同立を目指しているのであれば、推薦入試は積極的に受けるべきです。公募推薦は関西大学と同志社大学のみですが、ほかの大学でも推薦入試は受けられます。

現役合格できるチャンスが広がるほかに、推薦入試を受けるべき理由は下記のとおりです。

  1. 学力以外をアピールできる
  2. 私立の公募推薦や総合型選抜(旧AO入試)は併願できる
  3. 受験費用を抑えられる

学力以外をアピールできる

勉強意欲や課外活動が秀でていればその大学に入ることができます。推薦入試は学力以外のことを見るための選抜方式です。

小論文や口頭試問による試験が実施され、人間性や個性を評価されます。学力テストが伴う場合もありますが、一般入試に比べると学力はそれほど重視されません。学力に不安がある人でも、学力以上の大学に合格できる可能性があります。

私立の公募推薦や総合型選抜(旧AO入試)は併願できる

私立の公募推薦や総合型選抜(旧AO入試)のなかには、併願できるものも多いです。そのため、一般入試の滑り止めとして活用できます。

推薦入試は、10月頃に出願の受付、11月末から12月中旬にかけて合格発表というスケジュールです。つまり、1月下旬から2月中旬に行われる一般入試より前に合否がわかります。第一志望は立命館でも、推薦を受けられる同志社を受けておくなどすれば、安心して一般入試を受けられるでしょう。入試の回数を増やすことで、合格の可能性を高めるといった選択肢にもなります。

公募推薦入試で合格すると受験費用を抑えられる

公募推薦に合格していれば滑り止めを複数受けなくて済むので、受験費用を抑えられます。公募推薦入試で受かった場合に入学資格20万円程度を支払うことで、入学資格を保持できるからです。

一般入試の試験費用は1日あたり3万円程度なので、6〜7つの滑り止めを受けるのであれば約20万円かかります。滑り止めのために複数の大学・学部を受験すると費用がかさむので、合否がわかる日程が早い公募推薦入試を受けて費用を抑える方法も良いでしょう。

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大学ごとの入試内容に合わせて対策を行うことはもちろん、生徒個人の進捗や理解度に合わせて自主学習できる環境を整えています。

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まとめ

まとめ

関関同立のうち、公募推薦入試を実施しているのは関西大学と同志社大学だけです。

しかし、指定校推薦や総合型選抜(旧AO入試)は関関同立すべてで行っているので、積極的に活用することをおすすめします。推薦入試では学力以外に頑張ってきたことや勉強意欲、人間性が評価されるため、学力以上の大学に入学できるかもしれません。

一般入試に向けての対策と同時に、推薦入試の対策もおこなって現役合格の可能性を高めましょう。

関関同立への合格を目指しているのであれば、マナビズムがおすすめです。難関私立大専門塾なので、効率よく学力を伸ばしていけます。自分の勉強進捗や理解度に合わせてオンライン学習と自主学習をすすめられるので、合格に向けてぐんぐん成長していけます。

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関関同立の公募推薦に関するFAQ

最後に、関関同立の公募推薦に関するFAQを確認しておきましょう。

関関同立は公募推薦がありますか?

関関同立では、関西大学と同志社大学のみ公募推薦が存在します。関西学院大学と立命館大学にはありません。

関大の公募推薦の難易度は?

関西大学の公募推薦は、例年1~3倍の倍率で難易度は高いとは言えません。しかし、対策なしで受かるような簡単なものではないため注意しましょう。

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