【過去6年】慶應義塾大学で一番受かりやすい穴場学部は!?【学部別入試難易度ランキング】
更新日: (公開日: ) FACULTY
- どの学部や学科が一番受かりやすい!?
- 穴場学部はどこ!?
同じ大学の中でも難易度には差があり、また同じ学部の中でも学科によって合格難易度に差がついたりします。
このシリーズでは大学ごとの過去3年間の合格最低点、倍率を基に合格難易度ランキングを紹介します。
具体的には過去6年間(2018〜2023年)の合格最低点の得点率の平均値を基にランキングを算出します。
結論!
過去6年間でみると、以下の2つが穴場学部と言えます!
- 文系:経済学部A方式
- 理系:理工学部
一方で、商学部のB方式と医学部は高い競争率を維持しており、入学が難しいと予想されます。
過去のデータと比較すると、特定の学部で入学の難易度が変化していることもしばしば…。
志望校を決める際や、出願の際に是非参考にしてみてください!
このページでは、早慶編のひとつ「慶應義塾大学」の学部難易度ランキングを紹介していきます!
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【慶應義塾大学】文系の穴場学部
2021〜23年
順位 |
学部 |
学科 |
入試名 |
最低点/満点 (2021) |
最低点/満点 (2022) |
最低点/満点 (2023) |
平均得点率 (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 経済学部 | 経済学科 | A方式 | 231/420 | 209/420 | 248/420 | 54.6 |
2 | 法学部 | 法律学科 | 一般入試/選抜 | 234/400 | 239/400 | 247/400 | 60.0 |
3 | 法学部 | 政治学科 | 一般入試/選抜 | 235/400 | 236/400 | 252/400 | 60.3 |
4 | 商学部 | 商学科 | A方式 | 252/400 | 240/400 | 237/400 | 60.8 |
5 | 経済学部 | 経済学科 | B方式 | 262/420 | 239/420 | 266/420 | 60.9 |
6 | 文学部 | 人文社会学科 | 一般入試/選抜 | 232/350 | 218/350 | 205/350 | 62.4 |
7 | 商学部 | 商学科 | B方式 | 288/400 | 302/400 | 278/400 | 72.3 |
穴場としては、経済学部のA方式が最も低い平均得点率を示しており、比較的入りやすい可能性があります。
一方で、商学部のB方式は最も高い平均得点率を持っており、競争が激しいでしょう。
2020年以前と比較すると、文学部は過去に比べて平均得点率が下がっており、より入学しやすくなっている可能性があります。
ただ、商学部のB方式は得点率が高いままで、競争が続いていることがわかります。
2018〜20年
順位 | 学部・学科 | 合格最低点 | 倍率 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20 |
19 |
18 |
得点率平均 |
20 |
19 |
18 |
||
1位 | 商学部 B方式 | 309 | 288 | 293 | 74.1% | 7 | 8.5 | 9.1 |
2位 | 文学部 | 250 | 233 | 228 | 67.8% | 3.9 | 4.6 | 4.4 |
3位 | 総合政策学部 | 246 | 261 | 272 | 64.9% | 8.4 | 9.4 | 9.8 |
4位 | 商学部 A方式 | 244 | 258 | 265 | 63.9% | 2.7 | 3 | 3 |
5位 | 環境情報学部 | 246 | 250 | 257 | 62.8% | 9.4 | 11 | 8.6 |
6位 | 法学部 政治学科 | 258 | 224 | 249 | 60.9% | 4.6 | 4.7 | 4.8 |
7位 | 法学部 法律学科 | 252 | 227 | 246 | 60.4% | 3.8 | 6.1 | 5.3 |
8位 | 経済学部 B方式 | 240 | 259 | 243 | 58.9% | 4.4 | 5.5 | 5.1 |
9位 | 経済学部 A方式 | 234 | 265 | 207 | 56.1% | 3.8 | 4.3 | 4.2 |
※合格最低点はすべて一般入試の点数を記載。
※文学部は350点満点、経済学部は420点満点でそれら以外はすべて400点満点です。
※経済学部は1次試験の合格最低点です。
慶應義塾大学で難易度が一番高いのは「商学部 B方式」でした。
A、B方式がある学部はB方式の方が点数が高い傾向があります。
文系のキャンパス
慶應義塾大学は学年でキャンパスが変わります。
文学部は1年次は「日吉キャンパス」、2年次から「三田キャンパス」になり、経済・法・商学部は1、2年次は「日吉キャンパス」、3年次から「三田キャンパス」になります。
本ランキングでは「経済学部」が一番易しいとなりました。
しかし、表を見てもらえばわかる通り18年では「法学部 政治学科」が一番低い合格点でした。
文学部では20年間で20点近く点数が跳ね上がりました。
また、「湘南藤沢キャンパス」内では環境情報学部が一番合格点が低い学部となりました。
この様に、慶應義塾大学の文系の穴場学部は「経済学部A方式」と「経済学部B方式」となっています。
得点率平均も他の学部が6割以上であるのに対して約5割後半となっています。
ただ、学部によって問題の形式が異なるのでその点には注意して下さい。
【慶応義塾大学】理系の穴場学部
2021〜23年
順位 |
学部 |
学科 |
入試名 |
最低点/満点 (2021) |
最低点/満点 (2022) |
最低点/満点 (2023) |
平均得点率 (%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 薬学部 | 薬学科 | 一般入試/選抜 | 196/350 | 204/350 | 169/350 | 54.2 |
2 | 薬学部 | 薬科学科 | 一般入試/選抜 | 195/350 | 209/350 | 171/350 | 54.4 |
3 | 医学部 | 医学科 | 一般入試/選抜 | 251/500 | 308/500 | 315/500 | 58.3 |
4 | 看護医療学部 | 看護学科 | 一般入試/選抜 | 270/500 | 310/500 | 294/500 | 58.3 |
5 | 環境情報学部 | 環境情報学科 | 一般入試/選抜 | 238/400 | 234/400 | 246/400 | 59.7 |
6 | 理工学部 | (学科なし) | 一般入試/選抜 | 266/500 | 340/500 | 290/500 | 59.7 |
7 | 総合政策学部 | 総合政策学科 | 一般入試/選抜 | 243/400 | 260/400 | 257/400 | 63.4 |
穴場としては、薬学部の薬学科と薬科学科は最も低い平均得点率を示しており、入学のチャンスがあるかもしれません。
他方、医学部は高い平均得点率を持っており、非常に競争が激しいと考えられます。
2020年以前と比較してみると工学部は得点率が上昇しており、より競争が激しくなっている可能性があります。
総合政策学部は得点率が下がっており、入学しやすくなっているかもしれません。
2018〜20年
順位 | 学部・学科 | 合格最低点 | 倍率 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20 |
19 |
18 |
得点率平均 |
20 |
19 |
18 |
||
1位 | 総合政策学部 | 246 | 261 | 272 | 64.9% | 8.4 | 9.4 | 9.8 |
2位 | 環境情報学部 | 246 | 250 | 257 | 62.8% | 9.4 | 11 | 8.6 |
3位 | 医学部 | 303 | 303 | 305 | 60.7% | 7 | 8.2 | 7.4 |
4位 | 薬学部 薬学科 | 196 | 208 | 204 | 57.9% | 4.3 | 4.7 | 5.1 |
5位 | 薬学部 薬科学科 | 195 | 207 | 204 | 57.7% | 3 | 2.6 | 2.5 |
6位 | 看護医療学部 | 297 | 273 | 293 | 57.5 | 3.1 | 3.5 | 4.1 |
7位 | 理工学部 | 309 | 280 | 260 | 56.6 | 3.1 | 3.4 | 3.4 |
※合格最低点はすべて一般入試の点数を記載。
※総合政策・環境情報学部は400点満点、薬学部は350点満点でそれ以外はすべて500点満点です。
慶應義塾大学の理系では、表では総合政策学部が1位です。
しかし、慶應義塾大学では学部により問題難易度が大きく違います。
そのため、実際は医学部が断トツで一番難しいです。
また、総合政策・環境情報学部は文理融合学部なので純粋の理系学部でも医学部が断トツで一番難しいです。
理系学部では理工学部が一番難易度が低い穴場学部と言えるでしょう。
しかし、どれも僅差ですので注意が必要です。
理系のキャンパス
ちなみに理系学部でもキャンパスが学年ごとに変わり、医学部は1年次では「日吉キャンパス」で2年次以降は「信濃町キャンパス」になります。
理工学部は1、2年次では「日吉キャンパス」で3年次以降は「矢上キャンパス」になります。
看護医療学部は1、2、4年次では「湘南藤沢キャンパス」で3、4年次では「信濃町キャンパス」です。
最後に薬学部は1年次では「日吉キャンパス」で2年次以降は「芝共立キャンパス」となります。
この様に慶應義塾大学の理系の穴場学部は「理工学部」となっています。
2020年度入試の合格最低点が高騰したことから2021年度入試は下がることが見込まれるので狙い目の穴場学部となっています。
まとめ
2018〜20年では、慶應義塾大学の穴場学部は文系が「経済学部A方式」と「経済学部B方式」、理系の穴場学部が「理工学部」となっていました。
一方で、過去6年間(2018〜2023年)のデータに基づくと、経済学部A方式が穴場として挙げられます。
この学部は他の学部に比べて平均得点率が低く、比較的入学しやすい傾向にあります。
同じ期間を見ると、理系では理工学部が穴場として注目されます。
特に2020年度の合格最低点が高かったことから、2021年度以降は入学しやすくなる可能性があります。
ただ、慶応義塾大学は学部によって問題の難易度が違います!
そのため、出願する際は合格最低点だけでなく問題をしっかり分析してから判断する事をおすすめします!
以上、慶応義塾大学の学部難易度ランキングでした!