【学費免除制度あり】慶應義塾大学の学生支援制度を紹介

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福沢諭吉が創立した慶應義塾大学は、日本の私立大学最高峰の一つです。そんな慶應義塾大学には、大学独自の給付型奨学金制度が多数あります。

また、国の「高等教育の修学支援新制度」の対象校のため、国の支援で学費免除制度を利用することができます。
慶應義塾が実施している学費免除・奨学金制度について、詳しく知っていきましょう。各学部の学費もご紹介いたします。

慶應義塾大学に学費免除・奨学金はある?

慶應義塾大学には110以上の返済不要の奨学金制度が存在しますが、独自の学費免除制度はありません。ですが、慶應義塾大学は国が実施している「高等教育の修学支援新制度」の対象校のため、対象者はこの学費免除制度が利用できます。

慶應義塾大学独自の奨学金を組み合わせることで、実質的な負担額はさらに軽らすことが可能です。

慶應義塾大学の【学費免除】の種類・内容

慶應義塾大学が独自に実施している学費免除制度はありませんが、国の「高等教育の修学支援新制度」対象校のため、条件を満たすと授業料減免が受けられます。
参照:文部科学省 学びたい気持ちを応援します 高等教育の修学支援新制度

それぞれの免除されるための条件と金額

「高等教育の修学支援新制度」を利用する条件と、減免される金額は以下の通りです。

条件:住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生
減免金額:入学金20万円、授業料70万円(他に給付型の奨学金最大90万9,600円もあり)

なお、「高等教育の修学支援新制度」による支援を受け続けるためには、しっかりと勉学に励まなければなりません。

成績や出席状況が悪いと、支援を打ち切られたり返還を求められたりする場合があり、制度を利用する際は注意が必要です。

どれくらいの人が受給されて、通学している?

2020年10月時点で、慶應義塾大学での「高等教育の修学支援新制度」利用者数は、公表されていません。

慶應義塾大学の【奨学金】の種類・内容

慶應義塾大学独自の学内奨学金は、全て返済不要の給付型奨学金です。主な奨学金は、以下の7種類です。

・学問のすゝめ奨学金:首都圏外出身で、経済的な不安がある学生が対象
・慶應義塾大学修学支援奨学金:勉学の意欲を持ちながらも、急激な家計状況の変化や継続的な困窮のため経済的に修学が困難な学生が対象

・指定寄付奨学金:卒業生の団体である三田会など、塾関係者からの寄付による奨学金
・慶應義塾大学東日本大震災被災学生復興支援奨学金:東日本大震災により被災し、経済的に就学が困難な学生が対象

・慶應義塾大学給費奨学金:経済的に困難であると認められ、勉学の意欲を持ち、成績・人物ともに優秀な2年生以上の学部生が対象
・慶應義塾維持会奨学金:愛塾心に富み、人物・学業成績ともにきわめて優秀で、経済的に学業に専念することが困難な学部生が対象(地方出身者優先)
参照:慶應義塾大学独自の奨学金

それぞれの奨学金を受けるための条件と金額

上記でご紹介した奨学金の利用条件と金額は、以下の通りです。

学問のすゝめ奨学金
・条件:首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外の高等学校等出身者で、人物および成績優秀かつ、父母の年間所得合計が1,000万円以下の学生
・金額(年額):90万円(医学部) / 80万円(薬学部) / 60万円(その他の学部)

慶應義塾大学修学支援奨学金
・条件:家計急変をはじめとする経済的困難により学業の継続に支障が生じた学生
・金額(年額):学費の範囲内(30〜40万円程度)

指定寄付奨学金
・条件:利用する種別によって異なる
・金額(年額):10〜60万円

慶應義塾大学東日本大震災被災学生復興支援奨学金
・条件:東日本大震災における災害救助法が適用された地域に家計支持者もしくは学費負担者である学生本人が居住し、被災により家計が激変したことにより、学業の継続が困難になった学生
・金額(年額):学費の範囲内

慶應義塾大学給費奨学金
・条件:経済的に困難であると認められ、勉学の意欲を持ち、成績・人物ともに優秀な2年生以上の学部生
・金額(年額):50万円もしくは25万円

慶應義塾維持会奨学金
・条件:人物・成績ともに優秀かつ、経済的に学業に専念することが困難な学部生(地方出身者優先)
・金額:10〜50万円

どれくらいの人が受給されて、通学している?

それぞれの奨学金制度の定員は、以下のようになっています。

・学問のすゝめ奨学金:550名以上
・慶應義塾大学修学支援奨学金:120名程度
・指定寄付奨学金:130名程度
・慶應義塾大学東日本大震災被災学生復興支援奨学金:非公開
・慶應義塾大学給費奨学金:310名程度
・慶應義塾維持会奨学金:135名

慶應義塾大学の学費免除・奨学金以外の援助制度

慶應義塾大学では、留学プログラムを利用する際に様々な奨学金を利用できます。
全部で60種類以上あるのでここで全て解説することはできませんが、代表的な2つをご紹介します。

慶應義塾大学の「慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金」の条件と金額

「慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金」は、その名の通り、慶應大学で派遣交換留学制度に参加する場合に利用できます。

条件:派遣交換留学生かつ、留学することに意欲を持ちながらも、経済的理由により留学することが困難な学部生
金額:50万円

慶應義塾大学の「慶應義塾大学グローバルフェローシップ」の条件と金額

「慶應義塾大学グローバルフェローシップ」は、留学先で学位の取得を目指す場合に利用できる奨学金です。
条件:人物および学業成績が優秀で、海外の大学院での学位取得を目的に私費留学する学生のうち、指導教員からの推薦を受けた者
金額:年間最大500万円

慶應義塾大学の学部毎の入学金と学費

最後に、慶應義塾大学全学部の入学金と学費をお伝えします。

文学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):134万3,350円
学費(2〜4年次目安):114万3,250円~114万7,250円

経済学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):134万8,350円
学費(2〜4年次目安):114万8,250円

法学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):135万3,350円
学費(2〜4年次目安):115万3,250円

商学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):134万9,850円
学費(2〜4年次目安):114万9,750円

医学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):384万3,350円
学費(2〜4年次目安):364万3,250円

理工学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):186万3,350円
学費(2〜4年次目安):166万3,250円

総合政策学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):159万1,350円
学費(2〜4年次目安):139万1,250円

環境情報学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):159万1,350円
学費(2〜4年次目安):139万1,250円

看護医療学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):185万5,850円
学費(2〜4年次目安):165万5,750円

薬学部の入学金と学費

入学金:20万円
学費(初年度):(薬学科)245万3,350円 (薬科学科)218万3,350円
学費(2〜4年次目安):(薬学科)225万3,250円 (薬科学科)198万3,250円

まとめ

慶應義塾大学では、大学独自の学費免除制度はありませんが、国の「高等教育の修学支援新制度」を利用可能です。

また、返済不要の給付型奨学金も多数あり、実質的な学費の負担はさらに減らすことができます。慶應義塾大学への進学を考えている方は、ぜひ自分が使える学費免除・奨学金制度を探してみてください。

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