高2生からできる共通テスト対策!変更点を解説
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 高校2年生が共通テストに備えるための準備ができているか不安
- 共通テストの変更点について知りたい
- 高2生が共通テストでどの程度の点数が取れるか知りたい
共通テストは、より多角的な思考力や実用性の高い知識が求められるようになり、数学Cや情報など新たな科目が追加されました。高2生は模試を受けることで、自分の学力水準を把握し、共通テストに対する対策を立てられます。目標点数は、5教科7科目型で720点、5教科6科目型で640点を目指すことが望ましいです。
この記事では、高2生が共通テストに備えるための準備や共通テストの変更点、高2生が共通テスト模試を受ける意義、高2生が共通テストでどの程度の点数が取れるかについて解説します。
高2生は共通テストの変更点に注意
2023年度の高2生には特に注意が必要な時期が到来しています。共通テストに大きな変更があり、この変化に適応するための準備が必須です。
- 新科目・旧科目が追加
- 問題数が増える
- 試験時間が延長
今後、試験内容がより厳しく、総合的な能力が問われる形になるでしょう。
新科目・旧科目が追加
数学Cと情報が新たに追加されるのは、多角的な思考力と実用性の高い知識が求められるためです。
数学Cは10年ぶりに復活しています。その存在は多くの高校生にとって新しいもので、これまでの学習計画に影響を与えるでしょう。情報という新科目も追加され、ITリテラシーが試される形に。
新しい科目の追加は、多角的な思考力と実用性の高い知識が求められる現代社会に合わせたものです。
問題数が増える
数学の問題数が増加することで、一問一答の能力だけでなく、持久力も試されます。
数学Ⅰ、数学Aの選択問題が廃止され、すべての問題に回答が必要になります。これにより、試験は以前よりもボリュームが増しており、それだけでなく総合的な数学力も試されるようになりました。
問題数の増加は、一問一答の能力だけでなく、持久力も試される状況を作り出します。
試験時間が延長
試験時間が延長されることは、精神的にも肉体的にも負担が増加する可能性があります。
問題数が増加することに伴い、試験時間も10分程度延長されます。この結果、集中力を持続させる時間が長くなり、疲労が蓄積する可能性が高まります。特に情報という新しい科目が加わったことで、総合的な疲労が考慮されるべきです。
試験時間の延長は、精神的にも肉体的にも負担が増加するという新たな課題を生んでいます。
高2から受けられる共通テスト模試を受ける意味
高2生が共通テストに備えるためには、模試が非常に有用な手段となります。特に「共通テスト同日体験受験」や「全統共通テスト模試(マーク式)」など、多様な模試が存在する現在、その受験はなおさら意味を持ちます。
- 現状の学力を理解しやすい
- 共通テストの本番に慣れる
模試を受けることで、自分がどれくらいのレベルにいるのか、また、本番の雰囲気にどれくらい慣れているのかが分かります。
現状の学力を理解しやすい
模試は、自身の学力を的確に把握する優れた方法です。多くの受験者がいることで、自分が全体でどの位置にいるのかが明確になります。一般的な模試でも学力は測れるものの、参加者が多い模試ほどその評価は信頼性が高くなります。
例として「全統共通テスト模試」は非常に多くの受験者が参加しており、そのデータベースは大規模です。このような模試に参加することで、自分がどの程度の学力を持っているのか、より詳細な分析が可能です。加えて、「共通テスト同日体験受験」も多くの受験者が存在し、自分がどれくらいのレベルにいるのかを確認するには非常に役立ちます。
模試を受けることで、自身の学力を的確に把握できるだけでなく、その結果をもとに次のステップを計画できます。
共通テストの本番に慣れる
模試は、共通テストの本番に慣れる効果的な手段です。マーク式の試験には、特有の解き方やテクニックがあります。これに慣れることで、本番でのパフォーマンスが向上する可能性が高まります。
模試で実際にマーク式の問題に取り組むことで、本番と同じ形式の試験を経験できます。これにより、マークシートの記入ミスや時間配分など、細かい点まで考慮しながら練習できます。また、共通テストの雰囲気を早い段階で体験することで、試験当日にパニックになるリスクを減らせるでしょう。模試を受けることで、共通テストの本番に慣れるとともに、細かい試験対策も行えるようになります。
共通テストを高2生が受けた時の平均点数
高2生が共通テストで獲得した平均点数は、5教科7科目(理系)で436点、5教科7科目(文系)で408点、5教科6科目で385点となっています。このデータは、一般的な高2生の学力水準と、文理選択による点数の傾向を示す重要な指標です。
高2生が共通テストを受験する場合、多くの受験生が高3生よりも低い点数を取る傾向にあります。しかし、この平均点数を基に、高2生がどれくらいのレベルにあるのか、またその上でどのような学習計画を立てるべきかが明確になります。
理系と文系で平均点数が異なる理由は、各教科における専門性とそれに対する対策の違いによるものです。平均点数は、高2生が共通テストでどれくらいの学力があるかを測る基準となります。
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高2から共通テスト対策を考える人向けQ&A
ここでは、疑問を解消するためのQ&A形式で詳しく解説します。
- 高2から共通テスト何割を目指すべき?
- 共通テストは高2で受けられますか?
- 高2共通テストの目標点はいくつですか?
- 高2共通テスト模試とは何ですか?
高2から共通テスト何割を目指すべき?
目標は、共通テストで8割を取れるようにすることです。
高2生は、模試や学校の考査で主要科目の得点率を8割に設定すべきです。この目標設定により、高2生は高3生になった際にも焦らず、効率的に勉強を進められます。
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高2生が知っておくべき共通テストの目安と対策方法
共通テストは高2で受けられますか?
高2生は、共通テストを受験する資格がありません。出願資格には高等学校卒業見込みや卒業済みが必要です。
高2生が共通テストを受けられない理由は、出願資格が「高等学校卒業見込み」または「卒業済み」であるからです。公式に明記はありませんが、高2生が受験資格を満たす場合は極めて少ないです。
高2共通テストの目標点はいくつですか?
目標点数は、5教科7科目型で720点、5教科6科目型で640点です。
これらの目標点数は、8割を目指す目標設定と一致します。具体的には、5教科7科目型の満点が900点の場合、720点が8割に相当します。同様に、5教科6科目型の満点が800点の場合、640点が8割に相当します。
高2共通テスト模試とは何ですか?
高2共通テスト模試とは、大学入学共通テストを想定した模擬試験です。
河合塾での実施が特に有名で、高2生が共通テストの水準を事前に把握するために非常に有用です。模試を受けることで、自分の弱点を明確にし、それに対する対策を立てやすくなります。
まとめ
共通テストは、より多角的な思考力や実用性の高い知識が求められるようになり、数学Cや情報など新たな科目が追加されました。また、問題数の増加や試験時間の延長など、受験生にとって負担が増える変更点もあります。
高2生は模試を受けることで、自分の学力水準を把握し、共通テストに対する対策を立てることができます。目標点数は、5教科7科目型で720点、5教科6科目型で640点を目指すことが望ましいです。
高2生は、共通テストの変更点に注意し、対策に取り組むことで高い学力を身に付け、自分の進路に向けて一歩前進しましょう。