高2模試の日程まとめ|無料で受験できるものや確認事項も紹介【2023年版】
更新日: (公開日: ) COLUMN
大学受験で実力を十分に発揮するためには、学力向上だけではなく、試験の雰囲気に慣れるというのも大切です。そのため、高2のうちから模試を受けておくのがおすすめです。 高2で模試を受けておくと、経験値になると同時に、早いうちから苦手科目や単元が明確になるため、効率的な勉強につながります。
本記事では、高2で受けられる模試を紹介しています。無料で受験できるものも紹介していますから、ぜひ参考にしてください。
高2模試日程【2023年最新】
高2が受けられる代表的な模試を3つ紹介します。
- 河合塾|全統高2模試
- 駿台|高2生対象模試
- 代ゼミ|全国高2共通テスト模試
河合塾|全統高2模試
高2模試の中で、多くの受験生が受けるスタンダードな模試が河合塾の「全統高2模試」です。大学受験を志望する高校生が多く選択する模試のため、偏差値データの信頼性が高いといえるでしょう。
共通テスト対策の模試も実施していますから、自分の目的に合うものを受験してみてください。
申込開始日 | 試験日 | 模試の種類 |
---|---|---|
2023年9月20日(水) | 2023年10月29日(日) | 第3回全統高2模試 |
2023年12月20日(水) | 2024年1月21日(日) | 全統記述高2模試 |
2023年12月20日(水) | 2024年1月28日(日) | 全統共通テスト高2模試 |
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駿台|高2生対象模試
駿台の高2模試は、河合塾に次いで受験者数が多い試験です。なかでも「高2駿台全国模試」と「高2アドバンスト」は、偏差値が高い受験生向けの試験となっているため、難関国公立大学を志望している人におすすめです。
東大・京大・旧帝大などを目指している人は、積極的に受験してみましょう。応用力を問われる問題が多いため、基礎力固めが終わっていない人や、試験慣れするための受験には向いていません。
申込期間 | 試験日 | 模試の種類 |
---|---|---|
2023年6月1日(木)~9月13日(水) | 2023年9月22日(金)~10月10日(火) | 駿台atama+学力判定テスト2年9月回 |
2023年8月14日(月)~10月6日(金) | 2023年10月15日(日) | 第2回高2駿台全国模試 |
2023年9月1日(金)~10月27日(金) | 2023年11月5日(日) | 高2アドバンスト |
2023年9月1日(金)~11月1日(水) | 2023年11月10日(金)~10月27日(月) | 駿台atama+学力判定テスト2年11月回 |
2023年11月1日(水)~12月22日(金) | 2024年1月4日(木)~1月22日(月) | 駿台atama+学力判定テスト2年1月回 |
2023年12月1日(金)~2024年2月2日(金) | 2024年2月11日(日・祝) | 第3回高2駿台全国模試 |
2024年1月9日(火)~2月22日(木) | 2024年3月4日(月)~4月3日(水) | 駿台atama+学力判定テスト2年3月回 |
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代ゼミ|全国高2共通テスト模試
代ゼミの全国高2共通テスト模試は、基礎的な問題が多いため、比較的点数が取りやすい試験といえます。
河合塾や駿台の模試と比べると受験者数はやや劣りますが、自分の学力を確認できる機会になるため、勉強スケジュールに合わせて受験を検討するとよいでしょう。
申込期間 | 試験日 | 模試の種類 |
---|---|---|
インターネット申込・代ゼミ校舎支払いの場合:2023年9月13日(木) | ||
代ゼミ校舎窓口申込:2023年9月16日(土) | 2023年9月17日(日) | 第1回全国高2共通テスト模試 |
2024年1月3日(水)~ | 2024年3月3日(日) | 第2回全国高2共通テスト模試 |
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高2が受けられる模試から無料で受験できるものを紹介
高2模試のなかには、無料で受験できるものもあります。
- 全国統一高校生テスト|東進
- 大学入学共通テスト トライアル/チャレンジ|河合塾
全国統一高校生テスト|東進
東進で実施される「全国統一高校生テスト」は、共通テストと同等レベルの試験が受けられるものです。高校0年生(高校生レベルの学力を持った中学生)から高校3年生を対象に無料招待して実施しています。
テスト実施後は、復習の一環として東進の講師陣による解説授業を受けられます。試験の経験だけでなく、復習までフォローされていているため、受験勉強の延長として利用するのもよいでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
申込期間 | 2023年11月2日(木)※インターネット締切 |
実施日 | 2023年11月5日(土) |
実施会場 | 東進ハイスクール・東進衛星予備校 各校舎、早稲田塾 各校舎、東進公認会場、特別会場 |
※この表は横にスクロールできます。
大学入学共通テスト トライアル/チャレンジ|河合塾
河合塾では、高1・高2を対象に2種類の無料模試を実施しています。「大学入学共通テストチャレンジ」は、大学入学共通テストと同じ問題を体験できる模試です。
そして、「大学入学共通テスト トライアル」は、高校2年生9月までの進度に応じた内容の試験が受けられる模試です。 2023年の「大学入学共通テストチャレンジ」は受付を終了していますが、「大学入学共通テスト トライアル」は現時点でまだ応募を受け付けているため、参加を検討してください。
項目 | 詳細 |
---|---|
模試名 | 大学入学共通テスト トライアル |
申込期間 | 2023年11月2日(木)15:00まで |
実施日 | 2023年11月12日(日) |
実施会場 | 自宅 |
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高2模試を受ける際に確認したいこと
高2模試を受ける際には、下記の3点を確認してください。
- 高2模試は何を受ければよいか
- 模試の判定目安
- 模試を受ける頻度
高2模試は何を受ければよいか
今回の記事で紹介したなかでは、河合塾の模試がスタンダードであるといえます。受講者数が多いため、偏差値や評価の正確性が高いです。そのため、何を受ければいいか悩んだ場合には、間違いない模試といえます。
高校のなかには、学校で進研模試を受けるというケースもあります。学校単位で行う模試は、大学受験を志望していない生徒の成績も含まれるため、正確な判定が得られません。そのため、より正確なデータを得るためには、個人で積極的に模試を受けるのが大切です。
模試の判定目安
一般的な模試は、指定した志望校に対して合格率がA~Fの6段階で判定されます。A判定に近いほど、合格率が高いという判定です。 よい判定が出るに越したことはありませんが、A判定が取れても安心するのは避けてください。
高2の時点で高い評価を受けて安心してしまうと、これからの勉強ペースが落ちてしまう可能性があります。 高2模試の判定は、あくまで志望校を決める目安や、自分の学力を把握するためのものとして、参考程度に留めておきましょう。
模試を受ける頻度
高2模試は、志望校を決める目安や苦手科目を知るための目的が強いため、数回程度の受験で問題ありません。
高3になったら2か月に1回程度のペースで受験するとよいでしょう。 特に高2のうちは、回数を受けるよりも1回1回を大切にして、受験したらしっかり復習する時間も作ってください。
高2模試を受けた方がよい理由
高2模試は、大学受験を志望する高校生にとって大切なメリットがあるため、積極的に受験しましょう。
- 志望校決定の参考にできる
- 試験の経験を積める
- 苦手を知り改善できる
志望校決定の参考にできる
模試の判定では、現時点の学力と志望校の差が把握できます。そのため、志望校を決める参考になります。 必ずしも、よい判定が出たところを志望校にするというわけではありません。E・F判定だからといって諦める必要もないです。
志望校に強いこだわりがある場合には、高2の時点からしっかり対策の取れた勉強ができれば、逆転合格の可能性はあります。 模試によって志望校までの距離がわかり、どのくらいの勉強をすればよいのか覚悟もできるため、高2のうちに1度は受験しておきましょう。
試験の経験を積める
模試は「試験の雰囲気に慣れる」という点も、大きな役割になっています。 たとえば、学力は志望校レベルまで届いていても、試験会場に入った途端、プレッシャーを感じてしまい、本来の実力を発揮できなかったというケースがあります。それでは、これまでの努力が水の泡です。
本番当日に落ち着いて実力が発揮できるよう、定期的に模試を受けて試験の経験値を積むというのは大変重要になります。
苦手を知り改善できる
参考書や問題集で勉強して理解したつもりになっていても、実際に模試で出題されたら解けなかったというケースがあります。そして、結果を振り返ると、得点が思うように伸びなかった科目や単元がわかってくるはずです。
模試を受けると、得点できない問題=苦手な部分が明確になるため、以降の勉強に活かして改善できます。苦手を潰していくことで、受験成功率がどんどん上がっていきますから、模試を受けたら判定だけでなく、間違えたところもしっかり見直しておきましょう。
高2模試で大切なのは復習!
高2模試を受けたら、何より大切なのは復習です。結果を見るだけで終わらせては意味がありません。この点は、高3以降も同様です。 特に高2のうちは、あまり判定を気にしすぎず、間違えた問題をしっかり復習して、次の模試では正解できるように対策するのを優先してください。
苦手な問題を一つひとつ潰していけば、着実に学力向上が見込めます。 多くの模試では、試験の直後に解説が配られるため、記憶が新しいうちに答え合わせ・復習をしましょう。復習は、模試後1週間程度を目安にしてください。
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高2の模試に関する疑問
最後に高2の模試に関する疑問をまとめて紹介します。
- 共通テスト高2模試とは何ですか?
- 高二で受けられる模試は?
- 高2の共通テスト模試の平均点はいくつですか?
- 共通テストで8割取れたらどのくらいのレベルですか?
共通テスト高2模試とは何ですか?
河合塾の「全統共通テスト高2模試」は、大学入学共通テストを想定して作成されたマーク形式の模試です。模試のなかでも多くの受験生が利用しているテストになります。ほかにも、高2が受けられる模試は、駿台や代ゼミなども実施しています。
また、無料で気軽に受けられる模試もありますから、自分に合うものを選んで積極的に受験してみましょう。
高二で受けられる模試は?
高2で受けられる模試のなかで受験者数が多いものは、河合塾や駿台で実施されている模試です。ほかの予備校や塾でも模試を実施しているところはありますから、自分が受けやすいものや自分のレベルに合うものを選ぶとよいでしょう。
費用を抑えたい、いろいろな種類の模試を受けたいという場合には、東進や河合塾で無料実施されているテストもおすすめです。
高2の共通テスト模試の平均点はいくつですか?
2023年に河合塾で公表されている全統共通テスト高2模試の平均点は、英語リーディング41~42点、英語リスニング45~46点、数学ⅠA41~42点、数学ⅡB53~54点、国語93~94点(国語は200点満点)です。
模試の難易度がやや高めである、まだ合格できる学力に到達していないという点から、平均点は低い傾向になります。
共通テストで8割取れたらどのくらいのレベルですか?
共通テストで8割を取れた場合、偏差値はおおよそ60程度と考えられます。共通テスト8割で合格できる国公立大学は、東京大学前期の文科一類、一橋大学前期の経済学部、筑波大学前期の医学部などが挙げられます。
私立大学の場合は、青山学院大学文学部、上智大学理工学部、明治大学文学部などです。しかし、8割取れたからといって安心せず、最後までしっかり勉強するのが大切です。
まとめ
高2からでも受けられる模試は多くあります。早い時期から模試を受けると、本番への経験になるほか、苦手科目を早期に知ることができるため、効率的な勉強に役立ちます。そのため、高2のうちから積極的に受験してみるとよいでしょう。
大学受験を含め、高2模試への疑問や悩みなどがある場合も、マナビズムにご相談いただければ丁寧にアドバイスいたします。早期から大学受験に向けた対策を始めたい人は、マナビズムと一緒に頑張りましょう!