【保護者必見】公募推薦での滑り止めは必要?大学を確保するべき理由とは

更新日: (公開日: COLUMN

お子さんの大学受験を控える保護者の皆様、公募推薦での滑り止めについてお悩みではないでしょうか。

  • 本当に行きたい大学だけを受けさせるべきか
  • 安全校も受けさせるべきか

という判断はご家庭のみならず、塾側でもお答えが難しい問題です。

公募推薦での滑り止めは、戦略的に活用できれば合格率を向上する手段にはなります。

年内に滑り止めを確保できれば、12月から1月の超重要期間を第一志望対策に専念できるからです。

一方で、家計状況や本人の意志も考慮すべきなのもまた事実です。

そこで今回は、公募推薦での滑り止め受験のメリット・デメリットから、具体的な判断基準まで詳しく解説します。

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YouTubeの動画で取り上げたのは、高校3年生のお子さんを持つ保護者の方からのご相談です。

志望校(関西大学・京都産業大学)にまだ届いていない状況で、

  • 公募推薦を大阪経済大学だけに絞るか
  • 下位の大学も受けるべきか

というご相談でした。

内容も非常に難しいですが、方針を決めずに迷い続けるのも問題です。

リスクを承知で方針を固め、残りの期間を迷いなく勉強に集中できるように選ばなくてはなりません。

詳しくは動画でお答えしていますので、ぜひご覧ください。

なお、動画を見られない方に向けて、以下ではテキストでもまとめています。

本当に行きたい大学だけを受けるのはダメ?

行きたい大学だけ 受ける

大学受験では、本当に行きたい大学を受けるという戦略もダメではありません。

受ける・受けないは本人、またはご家庭の意向ですし、何かの制限があるわけでもないからです。

ただ、やはり学校の先生や塾の講師、およびネットの意見からは『受けるべきだ』と聞く方もいます

そうすると、本当に『志望校に絞る』のが正しいのか、不安になるのも当然です。

今回も同様に、「本当に行きたい大学だけを受ける」ではダメなのか、公募推薦を受けるべきかというご相談でした。

本人は「産近甲龍より下の大学」は考えておらず、他が受かっても行く気はありません。

今回のケースでは、以下の志望校でした。

  • 第1志望=関西大学(文系学部)
  • 第2志望=京都産業大学

親御さんも、本人が行く気のない大学に滑り止めとして入学金を払うつもりはない状況です。

また、家計はダブル受験(中3の弟さん)で余裕がなく、浪人は厳しい状況にあります。

大学受験で公募推薦の滑り止めは必要?

大学受験での公募推薦、いわゆる滑り止めは確実に合格できるなら不要です。

ただ、今回のケースでは塾として、「成績がこの状況で大経大で止めない(抑えない)なら、同じく下も受けておこう」と勧めます。

塾という立場上、生徒の最大の幸福を目指す観点から、データを見て安全策を出すからです

ただし、塾は所詮「合格に近づくための手段」でしかありません。

最終的にはその子(受験生)の人生です。

そして、受験は絶対に結果が出るわけではありません。

もし失敗してダメになった状態で浪人しないなら、就職か専門学校の選択になります。

こうした選択肢を狭めないためにも、公募推薦を併用したらどうかとご提案するケースもあるのです。

滑り止めがないまま大学受験に失敗したときは?

先に軽く触れたとおり、受験に失敗して「行くところがなくなる」という状態になります。

家計的に浪人が厳しいなら、働きながら宅浪(自宅での浪人勉強)か、就職という選択になるはずです。

こう考えたとき、「どっちも嫌」なら、公募推薦で受けて席を押さえておくのも1つの選択肢です。

逆に、「受かっても行かない(就職する等)」といい切れるなら、抑えは受けなくても構いません。

現在は、受験環境が激変して厳しくなっています。

私立大学の定員厳格化により、私立大学は難化傾向にあるため、ワンランク下でも合格できない可能性はあります。

不安なら、公募推薦は大経大だけでなく「大経大よりさらに下」も十分に検討しておきたいところです。

関連記事:【要注意】滑り止めに落ちてしまう関関同立志望の特徴

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公募推薦での滑り止めは必要?大学を確保するべき理由

公募推薦 確保

大学受験で公募推薦での滑り止めが必要な理由は、合格率を効率よく高めるための「戦略」になるからです。

公募推薦で「滑り止め」を確保できると、12〜1月の学習時間を第1志望対策に全集中できます。

一般入試で第1志望を受けるうえで、受験生にとって12〜1月は「超重要」な時期です。

実際にマナビズムで教えていても、この時期に一気に成績が伸びるケースをよく見ます。

主に、大学進学の道をすでに確保でき、第1志望に特化して対策できる環境を整えられるのが伸びの要因です。

「一応受かっている」という安心感が、ハイパフォーマンスの学習につながります

例えば、産近甲龍の公募推薦入試では「年内」に合否がわかります。

これにより、関関同立志望の受験生も、年内に滑り止めを確保するために受験するといったケースも見られます。

もちろん、必ずしも当てはまるわけではありません。

ただ、本気で関大(そのほかの私大も同様)に合格するなら、「着実に取れる席を公募推薦で取る」のも戦略となるわけです。

公募推薦が絶対に必要とは限らない

誤解のないように明記しておきますが、公募推薦での滑り止めが不要なら受ける必要性はありません。

先ほど戦略と書きましたが、受けないのもまた「背水の陣のような戦略だ」とも取れるからです。

あくまでも滑り止めの考え方は、安全策です。

本気でその大学だけに行きたいのであれば、浪人してでも目指す価値があるはずです。

本人にとっての幸福(ゴール)がそこにあるなら、後悔しないために現役合格を全力で目指してください

公募推薦は、仮に不合格になったとしても、一般入試での受験機会が残ります。

条件が整っているなら、挑戦する価値は十分にあるといえるでしょう。

関連記事:浪人生でも公募推薦は受けられる?合格する人の共通点や受験の条件・注意点を解説

大学受験で公募推薦を活用するメリット

大学受験で公募推薦を活用するメリットは、以下のとおりです。

  • 12〜1月の超重要期間を確保できる
  • 精神的な安心感を得られる
  • 戦略的に合格率を上げやすい

安全校を早めに押さえれば、第1志望に特化した勉強へ集中できます。

「一応受かっている」という状態が本番の緊張を和らげ、実力を発揮しやすくなるからです。

公募推薦に合格していれば滑り止めを複数受けなくて済み、受験費用も抑えられます。

関連記事:公募推薦?それともAO?推薦入試と一般入試の両立は可能?今さら聞けない大学入試の種類とは

気になるデメリット

大学受験での公募推薦で気になるデメリットとしては、以下のとおりです。

  • 行く気のない大学に入学金を払う
  • 落ちたらモチベーション(やる気)が下がる

本人が希望しない大学であっても、席を確保する際にお金がかかります。

また、興味がない大学でも「不合格」は意外な精神ダメージになるものです。

理解したうえで、戦略的に判断してください。

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まとめ

公募推薦での滑り止めは、お子さんの将来を左右する判断です。

12〜1月に成績が伸びるからこそ、公募推薦で安全校を確保して第1志望対策に集中する戦略は有効です。

一方で、「塾は手段であり、最終的には本人と家庭で決める」ことも忘れてはいけません。

結果が出なかったときの現実(浪人不可なら就職・専門・宅浪)を直視し、家族で納得できる方針を決めてください。

  • 「先生の言う通りに生きなくていい」
  • 「決め切って、迷いなくやる」

という姿勢で、お子さんにとって最善の選択をしていただければと思います。

どのような選択をするにせよ、方針を固めて残りの期間を勉強に集中できる環境を整えてあげてください。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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よくある質問(FAQ)

公募推薦で下位大学を押さえたくない場合はどうすれば?

不合格時の進路(浪人・就職・専門学校など)を現実的に受け入れられるかを本人と家庭で明確に決めてください。決断を先延ばしにすると学習に集中しにくくなります。

リスクを理解したうえで一本化するなら可能ですが、滑り止めなしの戦略にはそれ相応の覚悟が必要になります。

関連記事:関関同立は公募推薦入試がない大学に注意!併願で合格率を上げよう

公募推薦を受けないで第1志望一本に絞るのは無謀ですか?

大学受験で第1志望だけに絞るのは、無謀とは限りません。ただし、失敗後の進路を事前に決め切ってください。

方針があいまいだと精神的に不安定になり、勉強効率も下がってしまいます。

受験計画はだれの意見を優先すべき?

塾は過去データや経験から安全策を提示しますが、あくまで「手段」です。最終的な判断は本人と家庭の価値観・経済状況・将来像を踏まえて行うべきです。

他人の意見を鵜呑みにせず、家庭内で合意してから方針を固めてください。公募推薦での滑り止め受験も、この基本原則にしたがって判断していただければと思います。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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