塾の体験授業では何をする?内容から流れ・見極めポイントを解説

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お子様の学習環境を整えるため、塾選びをはじめられた保護者の方も多いのではないでしょうか。実際の授業の様子を確認できる「体験授業」への参加ですが、

  • 「体験授業では具体的に何をするの?」
  • 「子どもが授業についていけるか心配」
  • 「先生との相性は大丈夫?」

など、さまざまな不安をお持ちの方も多いはずです。特にはじめての塾選びでは、何をチェックすれば良いのか分からず、戸惑われる方も少なくありません。

そこでこの記事では、塾の体験授業の具体的な内容や流れ、チェックポイントについて詳しく解説します。すでに体験授業の予約をしている方にとっても、参考になる情報をまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

塾の体験授業とは

塾の体験授業のイメージ

塾の体験授業とは、入塾を検討している生徒が実際の授業を体験できるサービスのことです。基本は無料で実施されており、実際の授業の進行形式や使用する教材、講師の指導方法など、その塾の学習環境を直接体験できます。

  • 「通わせたのに効果がなかった」
  • 「意味がなかった」

といった後悔をしないためにも、入塾前に雰囲気やほかの生徒の様子なども確認でき、入塾後のミスマッチを防げます。ただし、あまり多くの塾を体験すると子どもの負担になるため、2〜3校程度に絞って検討するのがおすすめです。

▶︎ 【高校生向け】塾の無料体験で必ずチェックしたいポイントは?メリットも解説

親も行くべき?

中学生以上であれば、塾の体験授業は基本的に生徒だけで受けても問題ありません。ただし、体験授業後の面談には必ず保護者が同席するようにしましょう。

面談では、授業料や教材費などの費用面の説明、お子さんの学習状況の確認、今後の学習プランの提案などについて詳しく聞くことができます。また、教室の設備や通塾路の安全確認など、保護者の目線でチェックしておくべき点もあるため、可能であれば一度は教室への訪問をおすすめします。

塾の体験授業に参加する目的

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塾の体験授業には、以下のような目的があります。

  • 実際の授業の雰囲気を知るため
  • 先生との相性を確認するため
  • 子どもの実際の様子を見るため
  • 入塾前の不安を解消するため

実際の授業の雰囲気を知るため

塾選びでもっとも大切なのは、実際の授業の雰囲気が自分に合っているかどうかを確認することです。塾によって授業の進め方や指導方法は異なり、テンポよく進める塾もあれば、じっくり理解を深める塾もあります。

体験授業では、授業のスピードや難易度が自らのレベルに合っているか、説明の仕方が分かりやすいか、質問がしやすい雰囲気かなどを直接確認できます。教室の設備や学習環境、ほかの生徒の学習態度なども見ることができ、継続して通える環境かどうかを判断する材料ともなるのです。

先生との相性を確認するため

どれだけ評判の良い塾でも、担当講師との相性が合わなければ、学習意欲の低下や成績の伸び悩みにつながる可能性があります。

厳しい指導を好む生徒もいれば、優しく励ましながら教えてもらいたい生徒もいるはずです。加えて、質問のしやすさや説明の分かりやすさ、生徒とのコミュニケーションの取り方なども見ておきたいポイントです。

子どもの実際の様子を見るため

塾の体験授業では、お子さんが実際の授業環境でどのように振る舞うかも観察できます。

授業中の集中度、質問への積極性、ほかの生徒とのコミュニケーション具合などで、その塾が本当に適している環境なのかを判断できます。お子さんが緊張せずにリラックスして授業を受けられているか、学習意欲を持って取り組めるかなども見ておくと良いでしょう。

入塾前の不安を解消するため

  • 「授業についていけるだろうか」
  • 「学習環境は整っているのか」
  • 「本当に成績は上がるのか」

などの疑問や不安を解消する場としても、体験授業は有効です。体験授業の後に個別相談の時間を設けており、気になる点や不安な点の質問もできます。

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やり方は?塾の体験授業の基本的な流れ

塾の体験授業のイメージ

一般的な塾の体験授業は、以下の4つの流れで進んでいきます。

  1. 予約・申し込み
  2. 面談・カウンセリング
  3. 実際の授業体験
  4. フィードバックを含む面談

予約・申し込み

体験授業を受けるためには、まず予約が必要です。

予約方法は塾によって異なりますが、一般的に電話、メール、公式サイトからのWeb予約などを用意しています。予約の際には、生徒の名前、学年、希望日時、体験したい科目などの基本情報を伝えましょう。

なかには有料の場合もあるため費用の有無を確認し、持ち物や服装についての指示もメモを取っておくと安心です。

面談・カウンセリング

体験授業の最初のステップは、面談やカウンセリングです。

ここでは、生徒の現在の学習状況や目標、苦手科目などについて詳しく聞かれ、保護者の方の要望や不安な点なども確認します。志望校や部活動との両立など、具体的な相談もできるため、気になることは積極的に質問しましょう。

実際の授業体験

実際の授業体験では、通常の授業と同じような環境で学習を行います。

集団授業の場合は実際に通っている生徒たちと、個別指導の場合は講師と1対1・少人数での授業となります。授業の進め方や講師の教え方、教室の雰囲気などを直接確認し、分からないところは積極的に質問するようにしましょう。

フィードバックを含む面談

体験授業の最後には、フィードバック面談が行われます。主に、授業を受けた感想や不安に思ったことなどを率直に伝えることができます。また、講師からは生徒の様子や学習態度、今後の学習アドバイスなどを受けられます。

なお、面談では入塾を決める前に気になる点をすべて解消しておくことが大切です。授業料や教材費などの費用面、通塾スケジュール、長期休暇中の授業実施状況など、具体的な質問をしておきましょう。

塾の体験授業でチェックしたいポイント

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体験授業では、特に「講師が生徒の『わからない』にどう対応するか」を注意深く観察することをおすすめします。そのときの講師の対応こそが、その塾の指導方針や講師の指導力をもっとも明確に表しているからです。

  • 丁寧に説明し直してくれるか
  • 異なる角度からの説明を試みているか
  • 生徒の理解度に合わせて説明を調整できているか
  • 質問しやすい雰囲気があるか
  • 生徒の質問に対して前向きに応じているか
  • ほかの生徒の前でも質問できる環境か
  • 生徒の理解度を確認しながら進めているか
  • つまずいている生徒へのフォローがあるか
  • 一方的な講義になっていないか

子どもが前向きに学習を継続できるかどうかも、この「わからない」への対応にかかっているといっても過言ではありません。より詳しくは、ぜひ「塾の無料体験で必ずチェックしたいポイント」をご覧ください。

塾の体験授業や見学で聞くこと

体験授業や見学時に聞くべき質問には、「具体的な方法や仕組み」を確認できるものを選びましょう。例えば、以下のような質問をすることで、その塾が本当に子どもの成長をサポートできるか判断できます。

  • 「宿題の出し方や、自宅学習の仕組みについて具体的に教えてください」
  • 「自習室は利用できますか?質問対応の時間はいつですか?」
  • 「テストの実施頻度や、理解度のチェック方法を教えてください」
  • 「やる気を保つために、どのような取り組みをしていますか?」
  • 「目標に届かない場合、どのようなフォローをしていただけますか?」

あくまで一例ですが、漠然とした説明や理念だけでなく、必ず「具体的にどうするのか」という部分まで確認しましょう。「生徒1人ひとりに合わせて指導します」といった抽象的な回答には、さらに踏み込んで方法を聞くことが大切です。

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塾の体験授業の持ち物は何が必要?

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塾の体験授業に参加する際の基本的な持ち物は、以下のとおりです。なお、持ち物について不安な場合は、予約時に塾に確認することをおすすめします。

基本の持ち物

  • 筆記用具一式(鉛筆、消しゴム、シャープペンシル)
  • ノート
  • メモ帳
  • 時計(スマホは避ける)

塾から指示がある場合の持ち物

  • 学校の教科書
  • 問題集
  • スリッパ
  • 飲み物
  • 上履き

面談がある場合の追加持ち物

  • 直近の定期テストの結果
  • 模擬試験の成績
  • 学校の成績表
  • 質問事項をまとめたメモ

塾の体験授業の服装はどうしたらいい?

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塾の体験授業に参加する際の服装は、基本的にはリラックスできる格好であれば何でも構いません。学校の制服、私服など、ほとんどの塾では特に指定がないため自由に選んで大丈夫です。

スリッパの持参を指定している塾もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。服装に関して不安がある場合は、予約時に塾に確認してみるのがおすすめです。

【動画あり】何する?マナビズムの体験授業

マナビズムの体験授業では、1週間という期間で塾の雰囲気や学習システムを余すことなく体験できます。文系志望の生徒は英語・古文、理系志望の生徒は英語・数学の授業を無料で受講可能です。

  • 自習室での集中した学習環境
  • 進路相談ができる個別コンサルティング
  • いつでも受講可能な映像授業
  • 少人数制で学び合えるゼミ

など、すべてのサービスを実際に体験できます。どこに行くべきかお悩みでしたら、ぜひマナビズムの無料体験もご検討ください!

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まとめ

塾の体験授業のイメージ

塾の体験授業では、教室の雰囲気や講師の指導方法、学習環境など、パンフレットやWebサイトだけでは分からない生きた情報を得ることができます。最終的には、お子様が前向きに学習に取り組める環境かどうかを見極めることが重要です。

「継続できる環境かどうか」を判断してみませんか?

1回の体験では分からない「モチベーションの維持のしやすさ」や「学習リズムの作りやすさ」も、マナビズムの1週間の体験で実感できます。少人数制のゼミで、「わかった」を「できる」に変えるマナビズム独自の学習法をぜひこの機会にお試しください!

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よくある質問

塾の体験授業が気まずいときはどうしたらいい?

体験授業で気まずさを感じたときは、まず「体験はお試し期間」という気持ちで臨むことが大切です。保護者の方は、お子さんの気持ちに寄り添い、「失敗しても大丈夫」という安心感を与えることが重要です。気まずさは時間とともに解消されていくものですので、焦らず段階的に慣れていくことを意識しましょう。

塾の体験授業は何回くらい参加するのがいいの?

体験授業を受けすぎると、かえって判断が難しくなったり、お子様の負担が増えたりします。まずは志望校や学習目標に合った塾を2〜3つ選び、じっくりと体験することをおすすめします。

体験授業で緊張するときはどうすればいい?

体験授業での緊張を和らげるためには、持ち物を前日にチェックしたり、塾の場所と行き方を確認したりします。また、当日は「体験だから完璧である必要はない」と自分に言い聞かせて、分からないことは素直に質問する姿勢を持ちましょう。

塾の体験授業は体験だけでもいい?

塾の体験授業は、その名の通り「体験」することが目的です。そのため、体験授業だけを受けて、その後に塾に通わないという選択も全く問題ありません。ただし、体験授業を受けた塾の数だけお断りを入れる必要があります。

体験授業を受けた後で断ることはできる?

体験授業を受けた後で入塾を断ることは、もちろん可能です。体験授業はあくまでも塾の雰囲気や指導方法を確認するための機会であり、入塾を強制するものではありません。「体験授業ありがとうございました。検討させていただきましたが、今回はほかの塾に通うことに決めました」といった伝え方が適切です。

▶︎ 【例文】塾の体験授業後の断り方は?ポイントと注意点、しつこい勧誘の対処法も解説

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