【大学受験】親を説得して塾・予備校に通いたい!おすすめの方法や塾通いのメリット、心構えを紹介
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 「塾に行きたいのに、親が許してくれない…」
- 「どのように親を説得したらいいの?」
- 「塾のことを切り出すタイミングが分からない」
などのお悩みを抱えている高校生は少なくありません。
実際、塾や予備校への通学を希望していても、親の理解が得られずに諦めてしまうケースが多く見られます。特に、学費の問題や学習効果への不安から、なかなか許可が下りないことも…。
そこで本記事では、塾や予備校への通学を親に認めてもらうための具体的な説得方法と、押さえておくべきポイントを詳しく解説します。「このままでは志望校に届かない」「もっと効率的に勉強したい」という思いを持っている高校生はぜひチェックしてください!
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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親が塾・予備校に行きたいのに行かせてくれない理由は?
親が塾・予備校に行きたいのに行かせてくれない理由には、以下が挙げられます。いずれも、親の愛情や心配が根底にあります。
- 月謝や教材費など継続的な支出への懸念
- 家計の現状や将来の教育費との兼ね合い
- 本当にやる気があるのかわからない
- 自主学習で頑張れるはずという考え
- 選んだ塾が本当に合っているのか
特に金銭面での不安は大きく、『教育費の負担が家計を圧迫する』と言う理由は当てはまりやすいケースに挙げられます。
志望校を選ばせてもらえないことも
塾や予備校への通塾を許可してもらえない状況では、志望校選びにまで親の制限が及ぶこともあります。特に以下のようなケースが多く見られます。
- 学費や通学費用の観点から、地元の学校しか選ばせてもらえない
- 偏差値の高い学校は「無理だから」と最初から却下される
- 親の母校や知り合いの多い学校を強く勧められる
- 私立学校は学費が高いという理由で選択肢から外される
必ずしも、親が子どもの夢を否定しているわけではありません。
ただ、志望校が変われば目指したい職につきにくくなるといった理由から辛い思いを抱えていることもあるはずです。この機会に、塾と並行して志望校の希望も説得しましょう。
親を説得したいなら大切にしたいたった1つのこと
塾へ通いたい気持ちを親に伝える前に、まず自分自身と向き合うことが何より大切です。「なぜ塾に通いたいのか」「どのような未来を実現したいのか」という本質的な問いに、自分で答えられなければ親を説得することはできません。
高校生の場合、単に「周りが塾に通っているから」という理由ではなく、自分の夢や目標に向かうために塾が必要だという確固たる意志が志望校合格においても重要になります。「医学部に進学して、将来は地域医療に貢献したい」といった具体的な目標があれば、達成のために必要な学習環境として塾の存在を位置づけることができます。
親との対話では、お金の話を超えて、自分の純粋な思いを伝えましょう。「このような将来を目指したい」「そのために塾で学びたい」という素直な気持ちは、必ず親の心に響くはずです。
先の見えないことにお金は出しにくい
親の立場からすれば、塾費用は決して小さな出費ではありません。特に昨今の経済状況を考えると、「この投資は本当に必要なのか」と慎重になるのは当然のことです。
『子どもにかけるお金を親が出すのが当たり前』という意見はどの家庭でも通る理由ではないはずです。あくまでも例ですが、
- 自分でアルバイトをして費用の一部を負担する
- お年玉やお小遣いを塾費用に充てる
など、自らの決断を形にできるような意思表示で、自分の本気度を示して伝えなくてはなりません。「この大学に合格して、将来はこのような仕事に就きたい」という明確な目標があれば、親の視点でも「無駄な出費」から「将来への投資」という捉え方に変わるでしょう。
塾・予備校側に不安があるなら直接聞く
塾選びでもっとも確実な情報収集方法は、実際に塾に足を運んで直接相談することです。特にマナビズムでは、生徒1人ひとりに専属の自習コンサルタントが付き、個別の学習計画を立てる独自のシステムを採用しています。
ネット上で見る塾の費用は、あくまでも目安でしかありません。実際の費用は、生徒の学力レベルや志望校、必要な学習時間によって大きく変わってきます。
- 本当に良い塾?
- 費用はどうなの?
- 志望校の合格を本気で目指せる?
などの疑問は、まず親御さんと一緒に無料相談へ来て、気軽に講師へ聞いてください。志望校合格までの具体的な道筋と、必要な学習計画をわかりやすくお伝えします!
塾・予備校に通えるよう親を説得する5つの方法
塾や予備校に通いたいのに、親が許してくれないという悩みを抱える高校生は少なくありません。しかし、適切なアプローチで説得すれば、親の理解を得られる可能性は十分にあります。
ここでは、実際に多くの高校生が成功してきた5つの説得方法の例を紹介します。
- 自分の意志を固める
- 志望校を決める
- 通いたい理由を踏まえてプレゼンをする
- 親に対する引け目は一旦忘れる
- 塾の目的を改めて確認する
自分の意志を固める
すでにお伝えしましたが、塾や予備校への通学を親に認めてもらうには、まず自分自身の意志を明確にすることが不可欠です。「なんとなく塾に行きたい」という漠然とした気持ちでは、親を説得できません。
現在の学習状況を客観的に分析し、なぜ塾や予備校の力が必要なのかを明確にしましょう。
「3か月以内に模試の偏差値を5上げる」といった明確な目標があれば、それだけ説得力も増します。自分の意志が固まっていれば、親との話し合いの場面でも自信を持って自分の考えを伝えることができます。
志望校を決める
高校生が大学の志望校を決めるときは、現実的な視点を忘れないようにしましょう。現在の成績や学力を踏まえた上で、どの程度の努力が必要なのかを具体的に検討します。
志望校を決める際は、その学校を選んだ理由も明確にしておく必要があります。就職実績が良い「専攻したい学部がある」など、将来を見据えた理由があれば、親も真剣に耳を傾けてくれるはずです。
志望校の偏差値や合格に必要な学力レベルを調べ、現在の自分との差を把握することで、塾や予備校の必要性をより具体的に説明できます。志望校選びに関しては、以下も要チェックです!
>>動画で見る(マナビズムのYouTubeはこちら)
関連記事:決定時期はいつ?大学志望校の決め方は5つのポイントで判断|最終決定も迷わずに集中できる
通いたい理由を踏まえてプレゼンをする
親を説得する際は、単なる願望ではなく、論理的な説明が功を奏することもあります。プレゼンテーションの形式で、通いたい理由や期待される効果を整理して、説得力を高めてみましょう。
ビジネスライクになってしまいますが、志望校の合格率や、塾の指導実績などのデータを用意します。また、塾の費用対効果についても、月謝や教材費などの具体的な金額を示した上で見合う成果が得られる理由を説明するなどが挙げられます。
親に対する引け目は一旦忘れる
多くの高校生は、経済的な負担を考えて塾通いを躊躇してしまいます。しかし、教育への投資は将来の投資でもあるという考え方を持って、引け目を感じすぎないようにしましょう。
むしろ、塾で学んだことを活かして良い成績を収め、将来的に親孝行できる立場になることを目指すという前向きな姿勢が大切です。また、アルバイトで費用の一部を負担する提案をするなど、自分なりの努力も示すことで、親の理解を得やすくなります。
塾の目的を改めて確認する
最後に、なぜその塾を選んだのか、何を得たいのかを明確にしましょう。単に「成績を上げたい」という漠然とした目的ではなく、具体的な学習計画や目標を持つことが基本です。
その塾でしか得られない特別な指導方法や環境があれば強調したい点です。ここまでの準備ができたら、次は実際に塾や予備校が提供する具体的なメリットについて、より詳しく見ていきましょう。
メリットを理解することで、親との話し合いがさらに充実したものになるはずです。
親に伝えるべき塾・予備校通いの4つのメリット
塾や予備校に通いたいと考えているのなら、親を説得する際に以下の4つのメリットも同時に伝えることをおすすめします。
- 志望校合格に近づける
- いつでも質問できる環境になる
- 勉強の習慣が身につく
- 同じ目標を持つ仲間ができる
志望校合格に近づける
塾や予備校には、志望校合格のためのノウハウが豊富に蓄積されています。学校の授業だけでは得られない、入試傾向の分析や効率的な学習方法を学べるのです。
特に、志望校特有の出題パターンや、合格に必要な得点配分など、具体的な戦略を立てられることは大きなメリットです。ネットでは得られない独自の情報を踏まえ、限られた時間で最大限の効果を上げる学習計画を立てることができます。
いつでも質問できる環境になる
学校の授業では、わからないことがあってもすぐに質問できる機会は限られています。一方、塾や予備校では、専門の講師に気軽に質問できる環境です。
特に個別指導の場合、自分のペースで疑問点を解消していけるため、理解が深まりやすくなります。また、同じ箇所を何度も質問できる気軽さも、学習効果を高めるメリットです。
勉強の習慣が身につく
塾や予備校に通うことで、規則正しい学習習慣も自然と身についていきます。夏休み、冬休みなどのまとまった時間ならつけやすいですが、『圧倒的に自制心』を求められます。
塾なら、『強制的に』決まった時間に勉強することから生活リズムが整い、自習室の利用や宿題の提出など、継続的な学習も習慣化可能です。習慣づけは、受験期だけでなく、大学進学後や社会人になってからも活きるスキルです。
同じ目標を持つ仲間ができる
塾や予備校では、同じ志望校を目指す仲間と出会える機会も多くあります。仲間との出会いがなくても、近い距離に講師がいることから、モチベーションを高め合える環境です。
独学では得られない大きな強みで、先輩・講師から合格体験談を聞いたり、同級生と情報交換したりすることで、より具体的な目標イメージを描くこともできます。
親御さんとマナビズムの無料相談へ
塾選びでもっとも大切なのは、キミの目標と塾の指導方針が合っているかどうかです。マナビズムでは、そのような不安を解消するため、無料受験相談を実施しています!
マナビズムでは、生徒1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」が付き、志望校や現状の学力に合わせたオーダーメイドの学習プランを用意します。一般的な塾のように「関関同立対策」といった大学群での指導ではなく、志望校別に特化した授業を用意しているため、効率的な受験対策が可能です。
また、定額制で授業が受け放題なので、勉強量が増えても追加料金の心配はありません。さらに、独自の「リーズニングゼミ」で授業の理解度を正確に把握し、「わかったつもり」で終わらない確実な学力向上も実現します。
まずは親御さんと一緒に、無料受験相談にお越しください!
本当に良い塾なのか、お子様の志望校にマッチしているのか、気になることを何でもご相談いただけます。無料体験授業も受講可能ですので、実際の授業の雰囲気も体験してくださいね!
親に塾・予備校通いを説得できた後の心構え
最後に、親を説得して塾・予備校に通えるようになったら、以下の3つの心構えを持って臨みましょう。
- サボらない
- わからないところの復習を忘れない
- できるだけ質問をする
サボらない
親を説得して通塾を認めてもらった以上、安易にサボることは避けましょう。特に最初の3か月は習慣づけの大切な時期です。
今日は疲れたから休もう、友達と遊びたいから休もうという誘惑に負けそうになったら、親を説得した時の気持ちを思い出してください。また、塾では授業の内容が連続して進んでいくため、1回休むと次の授業の理解も難しくなってしまいます。
わからないところの復習を忘れない
塾の授業では新しい内容をさらに学んでいくため、その日のうちにわからなかったところを復習しましょう。
特に数学や英語は積み重ねの教科なので、基礎的な部分でつまずいたままにしておくと、応用問題で太刀打ちできなくなってしまいます。毎日30分でも復習の時間を確保し、授業で理解できなかった部分を見直す習慣をつけましょう。
できるだけ質問をする
せっかく通える塾・予備校が見つかったのですから、積極的に質問をして理解を深めましょう。「質問するのが恥ずかしい」「みんなの前で手を挙げるのが怖い」と感じる人もいるかもしれませんが、講師は生徒からの質問を待っています。
授業中に聞けなかった場合は、休み時間や放課後を利用して質問することもできます。講師からも声をかけますが、わからないことをそのままにせず、理解できるまで聞く姿勢が大切です。
まとめ
塾や予備校への通学を親に認めてもらうためには、具体的な計画と明確な意志が必要です。まず自分自身が「なぜ塾に通いたいのか」という本質的な問いに向き合い、将来の目標と結びつけた説明ができなければなりません。
- 志望校と将来の目標を明確にする
- 現在の学力と目標までの距離を数値で示す
- 塾の具体的なメリットと費用対効果を説明する
- 自分でできる努力(アルバイトなど)を提案する
また、塾への通学が認められた後は授業を休まず、積極的に質問し、日々の復習を欠かさないことで、親の期待に応えましょう。
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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お金がないと親に言われたらどうしたらいい?
まず、自治体が提供している塾代の補助金や助成金制度について調べてみましょう。例えば東京都では「受験生チャレンジ支援貸付事業」があり、大学受験の塾代を無利子で借りられ、進学後は返済が免除されるなどです。
また、塾側の費用負担を減らせる制度も活用可能です。苦手科目だけに絞って受講したり、オンライン授業を利用したり、分割払いを相談したりすることで、月々の負担を抑えられます。
詳しい支援制度や費用を抑える方法は、以下のページも要チェックです!
関連記事:塾・予備校代の補助金・助成金|大学受験生の経済的負担を軽減するために必要な知識
塾に行きたいけど言えないときは?
塾に通いたい気持ちを素直に伝えることが大切です。ただし、「友達が行くから」という理由ではなく、「なぜ塾に通いたいのか」という目的をしっかり説明しましょう。
例えば「志望校に向けて効率的に勉強したい」「分からないところをすぐに質問できる環境が欲しい」など、具体的な理由を挙げて説明すると、親も前向きに検討してくれるはずです。
塾選びで失敗したときは?
まず、なぜ失敗したと感じているのか、原因を冷静に分析することが重要です。講師との相性が合わない、カリキュラムが自分に合っていないなど、具体的な問題点を見つけましょう。
その上で、塾の担当者に相談して改善を求めるか、場合によっては転塾を検討することも選択肢の1つです。ただし、安易に塾を変えるのではなく、まずは現在の塾での改善の可能性を探ることをおすすめします。
より詳しい対処法については、【大学受験】塾選びで失敗した!後悔しないためにできること」をご覧ください!