大学受験で苦手科目を克服するポイントは?苦手意識をなくす方法も紹介
更新日: (公開日: ) COLUMN
「大学受験前なのに苦手科目がある」
「苦手科目をどうすればよいかわからない」
このように困っている受験生は多いでしょう。
苦手科目をなくすには、勉強時間の確保が大切です。
また、科目別の苦手克服方法を知り、効率的な学習も必要となります。
この記事では、大学受験で苦手科目の克服ポイントを解説していきます。
苦手科目に取り組む際の、モチベーションの保ち方も解説するので、ぜひ参考にして得点を向上してください。
大学受験で受験生が苦手科目を克服する方法3つ
苦手科目を克服するための方法は、以下の3つです。
- 勉強時間を確保する
- できない分野を明確にする
- 具体的な目標を立てる
苦手科目を克服できれば、伸びしろが大きいため点数アップにつながりやすいです。
苦手分野は放置するのではなく、なるべく時間を割いて点数アップを目指しましょう。
勉強時間を確保する
苦手科目を克服するには、勉強時間の確保が大切です。
苦手な科目は、得意な科目に比べ勉強が必要になります。
そのため、これまでの勉強時間を把握して、今後の勉強の計画を立て直しましょう。
勉強時間が少なくて苦手になっていた科目は、勉強時間の確保により大きく伸びる可能性があります。
できない分野を明確にする
苦手科目の中で、どこを重点的に対策すればよいか理解すれば、効率的な勉強ができるでしょう。
苦手科目の中でも、「ある程度解ける分野」や「全くできない分野」などさまざまな分野があるはずです。
どの分野が苦手か分からないときは、模擬試験の結果から判断してみてください。
具体的な目標を立てる
苦手科目を克服するには、具体的な目標が大切です。
明確な目標があれば、モチベーションも上がりやすくなるでしょう。
また、明確な目標によって勉強計画が立てやすくなります。
「この分野であと10点取りたい」といった具体的な目標を立て、苦手分野を潰していきましょう。
大学受験で受験生に苦手科目ができる原因
大学受験において苦手科目ができてしまう原因は、以下のとおりです。
- 嫌いな教科でやる気がでないから
- 勉強時間が少ないから
- 勉強のやり方が分からないから
苦手科目の存在を直視するのは大変ですが、原因を知れば解決策が見出せる可能性も高まります。
ここからは、よくある苦手科目ができる原因を紹介します。
自分に当てはまっているものが何なのか考えながら、チェックしてみてください。
嫌いな教科でやる気がでないから
嫌いな教科は嫌いだと意識するほど、やる気が出なくなるものです。
やる気が出ないと、どうしても勉強を避けてしまい成績アップにつながりません。
また、モチベーションが低い状態では、同じ勉強時間でも集中力が変わります。
「他の科目と同じように勉強しているのに、成績が上がらない」場合は、苦手科目のモチベーションが低く集中できていない可能性があります。
勉強時間が少ないから
勉強時間の少なさも、苦手科目に大きく影響しています。
苦手科目を解消するには、やはり勉強時間が必要です。
長年苦手だった科目を克服するには、これまでの復習を含め多くの時間が取られます。
しかし、毎日部活やバイトで忙しく、勉強時間が確保できないという人は多いでしょう。
勉強時間が確保できない場合は、隙間時間を活用するなどの工夫が必要です。
勉強のやり方が分からないから
勉強のやり方がわからない状態だと、苦手科目をどうしたらよいか分からず勉強が進みません。
受験にかけられる時間は個人で違いますが、それぞれ限りがあるものです。
自分なりの勉強方法を試そうとしても時間が取れなかったり、効率的に進まなかったりして苦手科目が克服できないという人は多いでしょう。
勉強のやり方が分からない場合は、塾や学校の先生など、受験のプロに頼る必要があります。
苦手科目が解決できないときはマナビズム
- 「苦手科目の勉強の仕方が分からない」
- 「苦手科目を勉強したいけれど集中できる環境が作れない」
といった悩みを抱えているなら、マナビズムがおすすめです。
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そのため、塾に通っていない時間も、苦手克服のための効率的な勉強ができるでしょう。
また、嫌いな教科でやる気がでないという人も、マナビズムに通い高い志を持つ仲間と勉強して、モチベーションアップにつながります。
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大学受験で受験生が苦手な教科に取り組むメリット
大学受験で受験生が苦手な科目に取り組むことには、以下のようなメリットがあります。
- 点数を大きく伸ばせる
- 自信を持って本番に臨める
苦手科目に取り組もうにも、なかなかやる気が出ないという人は多いでしょう。
苦手だと意識すればするほど、どんどんその科目が嫌になってしまうこともあるはずです。
しかし、苦手科目を克服するメリットが明確になれば、勉強へのモチベーションも上がります。
ここからは、苦手科目に取り組むことで得られるメリットを解説します。
メリットをしっかり意識して、努力を続けましょう。
点数を大きく伸ばせる
苦手科目は、点数を大きく伸ばすチャンスになります。
たとえば、もともと20点だった物理の科目を平均点の60点ほどに伸ばせば40点アップできます。
一方、もともと得意だった英語の点数を80点から100点にしても、20点のアップです。
また、いくら得意科目でも、受験科目をほぼ満点にするのは非常に難しく、時間がかかります。
しかし、苦手科目を平均点程度にするなら、勉強の工夫次第で無理なく目指せるでしょう。
そのため、苦手科目を中心に勉強した方が、トータルでの点数が上がりやすくなると言えます。
いま、点数が伸びていない苦手科目は将来点数アップのチャンスになる科目です。
苦手科目は放置せず、大幅な点数アップを目指し勉強を続けましょう。
自信を持って本番に臨める
苦手科目を克服した経験は自信になり、本番でも効果を発揮するでしょう。
自分の苦手な科目を克服するのは大変ですが、努力をした実感は、試験本番の自信につながります。
そのため、「苦手科目で失敗したらどうしよう」といった不安が少ない状態で試験に臨むことができるでしょう。
受験本番で大切なのは、今まで勉強してきた成果を十分に発揮することです。
自信を持って本番に臨めるだけで成果を発揮できる可能性は高まるので、自信をつけるという意味でも苦手科目の克服には大きなメリットがあります。
大学受験で受験生が苦手科目をやりたくない時の対処法
受験生が苦手科目をやりたくない時の対処法は、以下のとおりです。
- 苦手科目勉強の必要性を再確認する
- 苦手科目の勉強時間は少しずつ増やす
- 先輩に体験談を聞く
「苦手科目はやる気がでない」「苦手科目の問題集を見ると嫌になる」という人は少なくないでしょう。
苦手科目の勉強は、得意科目と違って嫌になりやすいものです。
そのため、勉強時間を確保しようにも気持ちの問題でなかなか前向きになれないという人もいるでしょう。
そこでここからは、苦手科目を克服する際のメンタル面での解決法を解説していきます。
気持ちを少しでも前向きにして、苦手科目を克服しましょう。
苦手科目勉強の必要性を再確認する
苦手科目のモチベーションが上がらない時は、勉強の必要性を再確認しましょう。
まずは最近受けた試験の結果をチェックし、苦手科目の点数が伸び悩んでいることを確認します。
実際の試験の点数を見れば、「あと何点伸びれば合格に近づくか」「苦手科目を克服すればどれくらいのメリットがあるか」はっきりわかるでしょう。
また、苦手科目の問題集に取り組み、なかなか思うように点数が取れないことを再確認するのもおすすめです。
苦手な科目があるのだと意識すれば、勉強の必要性を感じモチベーションが上がるでしょう。
苦手科目の勉強時間は少しずつ増やす
苦手科目の勉強時間は、毎日少しずつ増やすようにしましょう。
苦手科目を克服するには、勉強時間が大切です。
しかし、苦手科目の勉強時間を一気に増やすと、嫌な気持ちになってしまいモチベーションが下がってしまうかもしれません。
そのため、毎日10分ずつ、30分ずつなど少しずつ勉強時間を増やし、苦手科目の勉強になれていきましょう。
先輩に体験談を聞く
憧れの大学に合格した先輩に話を聞くことで、モチベーションを高められます。
憧れの先輩にも、苦手科目があったはずです。
その苦手科目をどのように対策したか聞けば、「自分も頑張ろう」と思えるのでモチベーションが上がりやすいでしょう。
また、苦手科目の対策法で参考になるものがあるかもしれません。
先輩に話を聞いて、自分の勉強法を見直しましょう。
【科目別】苦手な教科に取り組む際のポイント
ここからは、以下の代表的な科目において、苦手な教科に取り組むポイントを解説します。
- 国語
- 数学
- 英語
苦手克服には勉強時間の確保、勉強法への理解が大切ですが、科目別の対策法を知ることでさらに効率的に成績アップを目指せます。
受験でよく使われる科目の対策方法を知り、苦手を効率的に克服しましょう。
国語の苦手克服のポイント
国語の苦手を克服するポイントは、分野によって異なります。
現代文・小説では問題の答えに至った過程をじっくり見て、どのような考え方をしたら答えに近づけるか考えましょう。
また、さまざまな問題に当たり答えのパターンを調べることも大切です。
そして古典・漢文では、英語と同じように文法・単語を理解する必要があります。
単語を覚えるのはもちろん、文法を改めて復習して基礎力を付けましょう。
マナビズムがおすすめする国語の参考書は、以下をチェックしてください。
数学の苦手克服のポイント
数学の苦手克服で大切なのは、問題と解き方をパターン化することです。
自分が解けなかった問題はどのようにすれば解けるか分析して、自分に足りない部分を補う形で勉強してください。
また、数学で分からないことが出てきた場合は、復習をする必要があるでしょう。
数学は、過去に学んだことの積み重ねでできています。
分からない分野はどこまでも遡って勉強すれば、パターンが見えてくるでしょう。
数学のパターンを知るには、参考書にじっくり取り組むことが大切です。
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英語の苦手克服のポイント
英語が苦手な人は、まず基礎力をつけるところからはじめましょう。
単語・文法をしっかりと覚えることで、今まで分からなかった英文も読めるようになります。
隙間時間を使って少しでも多くの単語・文法を覚えましょう。
また、映画や洋楽、英語のニュースなどで英語に親しむことも大切です。
英語に苦手意識があり勉強が進まないという人は、英語に触れる時間を増やすことで理解につなげましょう。
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大学受験の苦手克服に関するQ&A
大学受験の苦手克服に関して、以下のよくある質問を確認しましょう。
- 嫌いな教科を好きになる方法はある?
- 面接で苦手科目を聞かれたときどう克服したらいい?
苦手科目の克服では、さまざまな疑問が出てきます。
面接では、苦手科目の克服方法について聞かれ困ってしまうこともあるはずです。
苦手科目の克服方法をしっかりと理解して、面接にも対応できるようになりましょう。
嫌いな教科を好きになる方法はある?
苦手な科目に関連する歴史事項・尊敬できる偉人のことを調べるなどすれば、興味が出てくることも少なくありません。
また、本屋さんに行って科目に関する最新のトピックを知ることで、興味がわくケースもあります。
たとえば化学が苦手という場合、歴史の解説本をチェックしたり、最新の技術について書かれた雑誌などを読んだりといった対策で、モチベーションは上がるでしょう。
少しずつでも苦手な科目に触れる時間を増やしていけば、抵抗感は減るはずです。
なるべく興味の持てるトピックを調べ、嫌いな科目への抵抗感を無くしましょう。
面接で苦手科目を聞かれたときどう克服したらいい?
面接で苦手科目を聞かれた際は、正直に答えましょう。
大学入試や就職活動をしているなかで、苦手科目は何なのか聞かれるケースは少なくありません。
大学や企業が苦手科目について聞くのは、苦手な分野とどのように向き合って解決してきたかを聞くためです。
そのため、単に苦手科目を答えるだけではなく、苦手になった原因、解決方法についても回答しましょう。
苦手科目への対処法は、以下のように、自分なりのもので大丈夫です。
- 学校の先生に相談した
- 勉強時間を増やした など
苦手科目を放置せず、努力を続けたことを話せば「苦手なことから逃げない人」だと大学・企業に強く印象付けることができます。
まとめ
苦手科目を克服するには、勉強時間を確保し効率的な努力を続けることが大切です。
また、勉強方法がわからない場合は学校の先生や塾の先生に相談しカリキュラムを組んでもらうとよいでしょう。
また、苦手な科目を好きになる努力も必要です。
苦手な科目が好きな科目になれば、勉強時間も取りやすくなりますし、勉強のストレスも減らせます。
大学受験において苦手な科目は、点数を大きく伸ばすチャンスです。
苦手を克服して、合格に近づきましょう。