【肘井学の読解のための英文法 難関大編】の特徴・使い方・勉強法
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この記事では『肘井学の読解のための英文法難関大編』シリーズの特徴と正しい使い方について解説していきます。
『肘井学の読解のための英文法難関大編』は
- 特殊な構文や基礎から発展した問題などが収録されている
- 基礎問題から応用問題に無理なくステップアップできる構成
といった英文法を身につけることができる参考書となっています。
肘井学の読解のための英文法難関大編の概要
分類 | 英文法問題集 | |||||||||
問題数 | 39テーマ | |||||||||
使用時期 | 入試初期~中期 | |||||||||
オススメ度 | ★★★★★ | |||||||||
対象レベル | 高校基礎 | 共通テスト | 私大標準 | 私大難関 | 私大最難関 | |||||
『肘井学の読解のための英文法難関大編』は英文法演習用教材となっています。
目標習熟期間としては入試中期から入試後期までとしています。
受験学年の3月末までに単語帳による語彙のインプットをしつつ、『肘井学の読解のための英文法必修編』を終えておくことが望ましいです。
7月初旬までに『肘井学の読解のための英文法難関大編』を終わらせておくことで、8月以降にレベルの高い問題集や長文演習、選択科目に時間を割くことが可能になります。
その結果、秋にかけて模試や過去問で点数の向上が期待できます。
受験の天王山といわれる夏に英文解釈などの基礎をどれだけ完成できるかがカギとなるので夏に英文解釈や英語の基礎を完璧にし、夏以降の英語長文の演習をスムーズに取り組めるようにしましょう。
オススメ度としては★5つとしています。
この理由としては後でも説明しますが、
- 長文読解で使える文法知識が実践形式で説明されている
- 基本的な問題から応用問題へ無理なくステップアップできる
- 全ての問題合わせて124個の英文全てに図解が付いている
などがあげられます。
この参考書はMARCHや関関同立レベルをめざす受験生が、大学入試に向けて英文法の知識を身に付けるのにおすすめできます。
しかし入試問題を解くには単語や文法、英文解釈の技術も必要なため、この参考書だけでは不十分であるといえます。問題演習の際には常に確認できるよう、単語帳やその他の参考書などと併用することをオススメします。
肘井学の読解のための英文法難関大編の特徴
特徴としては5点あげることができます。
- 入試に必要な英文解釈の要素が網羅されている!
- 英文解釈テーマ39個と50個のポイントが掲載されている!
- 実際の入試問題で出題された英文が問題として掲載されている!
- 基本的な問題から応用問題へ無理なくステップアップできる!
- 確認問題・応用問題124題に図解が付いている!
以上5つの特徴についてそれぞれ詳しく説明していきます。
①入試に必要な英文解釈の要素が網羅されている!
難関大入試において出題される英文解釈の知識が網羅されている参考書となっています。この参考書をやり込むことで、試験で出題された際に迅速に対応することができるようになるでしょう。
②英文解釈テーマ39個と50個のポイントが掲載されている!
①でも説明したように、英文解釈の要素が網羅されており、なおかつそれらがテーマやポイントとして整理されたレイアウトになっています。
③実際の入試問題で出題された英文が問題として掲載されている!
実際に入試問題として出題された英文が使用されており、より実戦的な問題演習を行うことができます。
④基本的な問題から応用問題へ無理なくステップアップできる!
全てが難易度の高い問題で構成されているのではなく、英語に苦手意識のある受験生も取り組みやすい基本的な問題から応用問題へ進んでいけるようになっています。
⑤確認問題・応用問題124題に図解が付いている!
問題部分の解説が詳しいだけでなく、「図解」として視覚的にも分かりやすく説明されています。
『肘井学の読解のための英文法難関大編』の使用目的としては難関大合格に必要な英文法を身につけることです。
大学入試の英語において大部分を締める長文読解には、英文法の知識は欠かせません。
合格のカギとなる英語長文問題の読解力を磨くために、英文法の知識をより確実なものにしていきましょう!
『肘井学の読解のための英文法難関大編』を使用することで英語の長文読解力を身につけることができますが、メリット・デメリットを意識した上で勉強を進めていく必要があります。
肘井学の読解のための英文法難関大編のメリット
- ダウンロード機能やアプリを使用することで音声を聴くことができる!
- 視覚的にわかりやすいレイアウトで学習できる!
- テーマが絞られており、効率よく演習できる!
肘井学の読解のための英文法難関大編のデメリット
- 単語を推測するなど、一部長文読解問題で必要なスキルの練習ができない。
『肘井学の読解のための英文法難関大編』のメリット・デメリットは以上のようになっています。
英文の音声を聴きながら学習したい、より実戦的な問題で演習をしたいという受験生にオススメです。
しかし、上記でも説明しているように、分からない単語を推測する練習には不向きです。レベルに関わらず、分からない単語が出てきたら復習の際に単語帳等で確認するようにしましょう。
肘井学の読解のための英文法難関大編の使い方・勉強法
まず、英文法の問題演習を行う際に重要なことは正答率に一喜一憂しないということです。
これは英文法に限らず過去問や他教科の問題にも通ずることですが、間違えたところや分からなかったところを自分で分析し、次につなげるようにしてください。
例えば、英文を読んでいて分からない英文に出合ったとき、なんとなく解答解説を見るのではなく、SVOCを確認してしっかりと文構造を理解し、読むときにどこに気をつければよかったのか、省略の部分に気づかなかったから読めなかったなど具体的に弱点を見つけて克服し、復習していってください。
ここでは『肘井学の読解のための英文法難関大編』の使い方・勉強法を4つに分けて紹介します。
①制限時間内に問題を解く
まず解説を見ずに制限時間内に問題を解いてみましょう。
②解説を読んで理解する
自分の弱点や間違えた原因などを意識しながら解説を読みます。ここで、分からなかった単語や文法事項を確認しておきます。
③解説を再現するように全文にSVOCをつける
解説が理解できたら、自分で白文にSVOCをつけて文構造を理解しましょう。
④音読する
文章内で使われているルールを意識しながら読めるようになるまで音読を繰り返しましょう。いきなり自分ですらすら読んでいくのが難しいと感じたら、ダウンロード音声やアプリを使ってリスニングやシャドーイングから始めるのがおすすめです。
英文法が苦手な受験生におすすめの参考書
単語や英語長文はできるのに英文法の問題ができない、正答率が上がらないと感じている受験生はぜひ『肘井学の読解のための英文法 必修編』を使用してみてください!
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こちらの参考書は今回紹介した『肘井学の読解のための英文法難関大編』のシリーズ参考書となっています。
英文法に取り組みやすい参考書
『肘井学の読解のための英文法難関大編』をやってみて難しいと感じたり、レベルを落とした他の参考書から始めたいと感じていたりする受験生は『すぐわかる英文法 赤本+』にチャレンジしてみてください。
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この参考書は『肘井学の読解のための英文法』シリーズよりも取り組みやすい参考書です。
これまで紹介した参考書と同じく、肘井学シリーズの1つとなっています。そのため解説もこれまで同様に非常に分かりやすいものとなっています。
その他にも、たくさん問題を解いて場数を踏みたいという受験生は『Dual Effect 英文法・語法』などを使用してみてください。
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似ているレベルの参考書
似ているレベルの参考書としては『英文法ファイナル問題集標準編』シリーズがあげられます。
『英文法ファイナル問題集標準編』の使い方はコチラ!
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『英文法ファイナル問題集標準編』は英文法の実戦的な演習ができる問題集となっています。
違いとしては『英文法ファイナル問題集標準編』の方が出題分野がランダムでより本番に近い状態で演習ができる問題集となっています。
『肘井学の読解のための英文法難関大編』とともに取り組むことをおすすめします!
次に使用すべき参考書
『肘井学の読解のための英文法難関大編』などの英文法問題集を終えたら、過去問に取り組み始めてください!
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
『〇〇大の英語』という参考書は関関同立やMARCH、早慶上の私大難関や私大最難関の大学しかこの参考書は出版されていないため、日東駒専や産近甲龍の私大標準レベルの大学は過去問に取り組みはじめてください!
『〇〇大の英語』や過去問を使用する受験生は、正答率などに囚われてしまい正答率が低いとマイナスな気持ちになってしまう受験生もいますが正答率に一喜一憂せずに過去問に取り組むことが重要です!
今までは様々な大学の過去問が収録されている英語長文の問題を解いてきましたが、これから過去問に特化することによって、傾向や癖を見つけて、過去問を研究することによって点数向上に時間を費やしてください!
自分に合った参考書選びに不安を感じる方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】大学受験に向けた参考書の失敗しない選び方!注意点や独学の勉強法