【八澤のたった6時間で古典文法】特徴・使い方・勉強法

更新日: (公開日: CLASSICAL

この記事では「八澤のたった6時間で古典文法」の特徴と正しい使い方について解説していきます。

本書は

  • 古典文法の知識が全くわからない
  • 定期テスト前に古典文法を丸暗記で勉強している
  • 古文が苦手

といった受験生にオススメの参考書となっています。

概要

分類 古典文法参考書
章数 9章
使用時期 入試初期
オススメ度 ★★★★★
対象レベル 高校基礎 共通テスト 私大標準 私大難関 私大最難関

八澤のたった6時間で古典文法は古典文法に特化した参考書となっています。
目標習熟期間としては入試初期としています。最初の1〜2ヶ月で本書を完成させるのが望ましいです。

最初の1〜2ヶ月で本書と古文単語を定着させてからは古文読解(長文)に入るようにしましょう。

オススメ度としては★5つとしています。
この理由としては後でも説明しますが、本書以外の古典文法書は映像授業がついていないのに対して本書は映像授業もついています。そのため、古文が苦手な生徒でも克服しやすい構成となっています。

【対象レベル】
高校基礎から私大最難関レベル
※私大最難関レベルとは早慶上智などを指します。

特徴

特徴としては5点あげることができます。

1.授業動画がついている!
2.暗記事項が一問一答形式で収録!
3.各章ごとに例題が収録!
4.例題の解説が詳しいので独学に向いている!
5.1冊で高校〜早慶上智レベルまで対応可能!

以上5つの特徴についてそれぞれ詳しく説明していきます。

 ①授業動画がついている!

古典文法の講義式参考書の中でも「授業動画がついている」数少ない問題集の1つとなっています。そのため、古文が苦手な生徒にもオススメの参考書となっています。

②暗記事項が一問一答形式でまとめられている!

古典文法といっても文法事項の覚え方や覚えるべき箇所をわかっていない受験生も多いでしょう。ただ、本書では全て暗記事項がまとめられているので暗記を頑張ると自ずと古典文法も根拠立てて解けるようになります。

③各章ごとに例題が収録されている!

暗記事項を覚えた後にそれを使った例題が収録されています。そのためインプットとアウトプットを両立できるので効率よく学習を進められます。

④例題の解説が詳しいので独学に向いている!

演習後も復習がしやすいように解説が一問ずつ収録されています。

⑤1冊で高校〜早慶上智レベルまで対応可能!

マーク式は記述式の問題に比べて復習に時間をかけず進んでしまいがちですが、この問題集の解法を読み込むことで、マーク式問題集だけでなく記述式問題でも活用できるスキルを身につけることができます。

本書の使用目的としては大学受験に必要な古典文法力を身につけることです。
古文読解を得意にするためにも最初の古典文法と古文単語の暗記は不可避です。本書は最速で古典文法を得意にするためにも一番オススメの参考書です。

メリット

  • 古典文法をたった6時間で学習可能!
  • 古文が苦手な子も授業動画があるので安心!
  • 一問一答形式で暗記チェックがあるので効率UP

デメリット

  • 特になし

本書のメリット・デメリットは以上のようになっています。

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使い方・勉強法

まず、古典文法問題の演習を行う際に重要なことは根拠立てて解くことが重要です。本書の一問一答部分を覚えていれば入試問題も対応できるので、基準を下げずに取り組みましょう。

ここでは「八澤のたった6時間で古典文法」の使い方・勉強法を4つに分けて紹介します。

①映像授業を視聴する
赤字で記載の箇所が暗記部分となっています。動画で理解した上で暗記に励みましょう。

②一問一答を覚える
毎日1周だけでもいいので繰り返し暗記に励むようにしましょう。

③基本練習を解く
一問一答で文法事項を暗記した後に練習問題を解きましょう。

④解答・解説で復習する
自己採点をして間違えた問題に関しては説明部分のページを見直して復習をしましょう。ミスした問題は翌日解き直すようにしましょう。

似ているレベルの参考書

似ているレベルの参考書としては「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」があげられます。


ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方!
購入ページ

ステップアップノート30古典文法基礎ドリルとなっています。

本書は【八澤のたった6時間古典文法】と同様に古典文法の参考書となっています。
違いとしてはステップアップノートには解説動画が無いです。そのため、イチから古典文法を学習したい受験生には「八澤のたった6時間古典文法」がオススメです。

基礎知識が入っていて問題演習として使いたい方には「ステップアップノート」でも有効活用できます。

次に使用すべき参考書


購入:田島圭祐の古文読解が面白いほどできる基礎ドリル

6時間古典文法を終えた後は演習に入る前に読み方&解き方のルールを学び、その後問題演習でそのルールを使いこなせるように訓練しましょう。


購入:岡本梨奈の古文ポラリス1

読解法を学んだ後は問題演習を行うようにしましょう。
読解は復習方法が重要で、問題を解いた後に解説を見て終わるのではなく、本文と全訳を見比べて、どこで読み間違えていたのか、次回以降どうすれば同じ読み間違いをしないかを考えて復習するようにしましょう。

自分に合った参考書選びに不安を感じる方は以下の記事を参考にしてください。

【合格者は知っている!】大学受験に向けた参考書の失敗しない選び方!注意点や独学の勉強法

 

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