【漢文早覚え速答法】特徴・使い方・勉強法
更新日: (公開日: ) JAPANESE
この記事では「漢文早覚え速答法」の特徴と正しい使い方について解説していきます。
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漢文早覚え速答法は「いがよみの公式」「重要漢字」「受験のウラわざ」といった漢文を読むための読解力を知識を身につけることが出来る参考書となっています。
漢文早覚え速答法の概要
分類 | 漢文問題集 | |||||||||||
収録講座数 | 3講 | |||||||||||
使用時期 | 入試初期~入試中期 | |||||||||||
オススメ度 | ★★★★☆ | |||||||||||
対象レベル | 高校基礎 | センター | 私大標準 | 私大難関 | 私大最難関 | |||||||
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漢文早覚え速答法は漢文のインプット教材となっています。
目標習熟期間としては入試初期から入試中期までと記載しています。
7月末までに漢文のインプットが済んでいる状態にしておき、8月から漢文の問題が入れるようにしておきましょう。
そうすることによって、夏以降のインプットを減らすことにつながり9月以降の演習や選択科目に時間を割くことが可能になります。
その結果、秋の模試や過去問で結果が改善されることでしょう。
受験の天王山といわれる夏に演習量をどれだけ確保できるかがカギとなるので、夏までに漢文のインプットは終えておくようにしましょう。
オススメ度としては★4つとなっています。
この理由としては後でも説明しますが、漢文の読み方、解き方がわかりやすく説明されています。
そしてが漢文の勉強に時間をかけたくないという人には非常に適した参考書です。
この参考書はあくまでも漢文の読み方、解き方を理解し、定着させるための参考書として使用するのにはとてもオススメできる参考書といえるでしょう。
【対象レベル】
高校基礎から私大標準レベル
※私大標準レベルとは産近甲龍や日東駒専などを指します。
※私大難関レベルとは関関同立やMARCHなどを指します。
※私大最難関レベルとは早慶上などを指します。
漢文早覚え速答法の特徴
特徴としては5点あげることが出来ます。
①大学受験に必要な漢文の解き方・読み方がわかりやすく記載されている!
センター試験や産近甲龍・日東駒専などの中堅私大レベル、関関同立やMARCHなどの難関大学レベル
早慶上などの最難関レベルの漢文の解き方、読み方の基礎となる解説が記載されています。
②10の”いがよみ”の公式という本書独自のルールが記載!
漢文の学習する上で重要な漢字以外の読みを10個のルールとして分けて解説している点。
③コレだけ漢字92という重要漢字の記載!
見て覚えるだけで、点数につながる漢字がコレだけ漢字92として記載されている点。
④受験のウラわざの記載!
出題者の意図を見抜く方法や最低限おさえておきたい漢文の文学史、そして漢文の句形などをまとまて受験のウラわざとして記載している点。
⑤センター漢文マニュアルの私大&記述対策の別冊付き!
インプットだけでなく、センター漢文や私大、記述対策ができる別冊が漢文早覚え速答法に付属している点。
「漢文早覚え速答法」の使用の目的としては受験に必要な漢文のルールを身に付けることです。
大学入試において漢文が点数が取りやすいとされています。
しかし漢文の勉強に時間を割くことが難しい受験生もいます。
そこで効率良く、そして短期間で漢文ルールを覚えたいという人に使用してもらいたい参考書が漢文早覚え速答法です。
漢文を勉強する上で核といえるのは読み方・解き方そして句形です。それをマスターするために漢文早覚え速答法を使用して完璧に覚えていきましょう!
漢文早覚え速答法を使用することで読み方・解き方を身に付ける事が出来ますがメリット・デメリットを意識した上で勉強を進めていく必要があります。
漢文早覚え速答法のメリット
- この一冊で漢文の問題に対するほとんどが対応可能になる。
- 解き方、読み方、句形についてシンプルに記載されている。
- 漢文を読解する上でポイントとなる解説がなされている。
漢文早覚え速答法のデメリット
- 漢文を効率良くインプットする参考書となっているためアウトプットの問題が少ない。
- 難しいレベルの問題が記載されているわけではないので難しいレベルで演習したい人向けの参考書ではない。
漢文早覚え速答法のメリット・デメリットはこのようになっています。
漢文の読み方、解き方、句形などのインプットの点やアウトプットができる練習問題の記載、そしてこの一冊で漢文の基礎を固めることができます。
ですが、この参考書は漢文の要点などをシンプルに記載した参考書なので詳しく学習したいという受験生には少し不向きな参考書です。
ですが、この一冊でほとんどの漢文の基礎を固めることができる参考書なので使用するか検討してみてください!
漢文早覚え速答法の使い方・勉強法
まず、漢文の解き方・読み方を勉強する際に重要なことは句形や漢文のルールなどをしっかり理解できているかがポイントです。
この知識がなければ漢文を読むことがほとんど出来なく、また何を言ってるのかわからない、
文を何回も読んでしまい無駄な時間をかけてしまい全部解答できなくなってしまう可能性があります。
これらの悪循環を断ち切るための具体的な「漢文早覚え速答法」の使い方・勉強法を紹介します。
①いがよみの公式を必ず全て暗記、理解する
漢文の問題を解いていく上で一番重要なことは句形を理解できているかなので、いがよみの公式を必ず全て暗記、理解してください。
②同時並行でアウトプット教材を解く
漢文早覚え速答法はインプット教材なため、アウトプットが疎かになってしまいます。
それを防ぎまた効率良く漢文を読めるようにするためにアウトプット教材を使用し、理解を深めるようにしましょう。
アウトプット教材に関しては下記の同時に使用すべき参考書で紹介しています。
③音読して漢文の句形を覚える
漢文の句形を暗記するうえで一番効率的な勉強は音読です。
何度も何度も声に出して聞くことで順番を理解することができるので、必ず音読して暗記するようにしましょう。
④いがよみの公式、コレだけ漢文92、受験のウラワザすべての項目を理解し、暗記すること
この参考書はこの一冊で漢文読解ができるようにする参考書です。
この参考書は必要最低限のことしか記載されていないからこそ”いがよみ”の公式、コレだけ漢字92、受験のウラワザすべてを暗記してください。
1つでも理解が乏しいとこれからの勉強をするうえで支障をきたすので必ず暗記、理解してください。
似ているレベルの参考書
似ているレベルの参考書としては「漢文ヤマのヤマ」が挙げられます。
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漢文ヤマのヤマは漢文早覚え速答法と同様に漢文読解についての網羅型の参考書となっています。
また早覚え速答法と同様に「句形」や「重要漢字など」に関しても取り扱っています。
違いとしては漢文早覚え速答法の方が、句形や漢字、読解についてシンプルに記載されているのに対して、漢文ヤマのヤマは句形や漢字、読解が詳しく解説がなされている点です。
ですが、漢文の勉強をするうえでどちらの参考書を使用しても目的や結果の面では大差はないと言えます。
同時に使用すべき参考書
同時に使用すべき参考書としては「ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習 」が挙げられます。
「ステップアップノート10 漢文・句形ドリルと演習」の使い方はコチラ!
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ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習 は漢文早覚え速答法と同様に漢文読解についての網羅型の参考書となっています。
また早覚え速答法と同様に「句形」や「重要漢字」などに関しても取り扱っています。
違いとしては漢文早覚え速答法の方が、句形や漢字、読解についてシンプルに記載されており読んで勉強できます。
それに対して、ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習 は句形や漢字、読解を書いて勉強するアウトプット問題集に近い参考書です。
そのため、早覚え速答法で覚えた知識をステップアップノート10漢文句形ドリルと演習 でアウトプットして同時並行で使用することをおすすめします。
漢文の知識がインプットされたら後はセンター国語の漢文の問題などで演習を行いましょう。
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その後は志望大学の過去問演習を行い志望校の形式に沿った演習をするようにしましょう。
これにて「漢文早覚え速答法」の特徴・使い方・勉強法についての紹介は終わります。
参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方