時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
時代と流れのつかめる用語問題集世界史B
[時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの概要と使用目的]
「世界史が苦手なので、初めに大まかな流れをつかみたい」
「時間をかけずに世界史の総復習をしたい」
「用語はある程度暗記したので、縦のつながりで整理したい」
そういった方に、この参考書はおすすめです。
この参考書は、176ページ、77題と非常に少なく感じますが、この中に必要な情報は凝縮されており、これを一冊完璧に仕上げることで、関関同立程度の問題であれば、8~9割程度の点数はとることができます。
後述する、一元化という作業により、さらに内容を深めていくことも可能です。
[時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの具体的な内容]
この参考書には、古代から現代まで、重要な事項はほぼ網羅されています。
左ページは、資料集のように図や写真で説明されており、右ページに問題があるという見開きの構成です。
難関私大で出題されるような比較的マイナーな語句もある程度載っています。
それでいて問題数も必要最小限であり、赤シートで隠しながら学習もでき、これまで、世界史を大まかに掴むためによく使用されていた 「30日完成スピードマスター世界史問題集世界史B」にとってかわる可能性を秘めた参考書です。
最終的にはこの参考書のみを復習に利用し、受験に臨むのが好ましいです。
[時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの使い方]
1.左のページを読む。地図、年号、太字に注意する。赤シートは使わなくてよい。
2.右のページ文中の番号の書いていない()のところを赤シートで隠して解く。
3.右のページの端の部分をシートで隠して、番号の書いてある()のところを解く。
大まかな流れとしてはこのような感じです。左を見て、知識を深めつつ、右ページで知識の定着を図る構成となっています。
初めのうちは時間がかかると思いますが、何度も繰り返し取り組むことにより、速度も自然にあがります。
この参考書は、少ないページ数でポイントを押さえているので、その一冊だけでは補えない部
分もあります。
もしも、問題を解いていて、時代と流れに載っていない問題や、用語が出てきたら、逐一追加していってください。
そうして自分だけのオリジナル参考書を作り上げてください。
この参考書は一元化のベースとしては最適です。
※情報の一元化とは?暗記科目の学習効率を高めるマナビズム秘伝の勉強法です。まず受験勉強初期から入試本番まで勉強し続ける参考書を一冊決めてしまいます。ここには載っていない情報や知識が他の参考書・資料集・過去問などで出てきたらその都度1冊決めた参考書に書き込んでいきます。そうしてパワーアップした参考書を何回も復習する事で、記憶の定着率を高め復習の大幅な時間短縮につながります。是非みなさんも自分だけの最強の1冊を作り上げて下さい。 |
[時代と流れのつかめる用語問題集世界史Bの注意点]
この参考書は、非常に簡潔にまとまっていますが、簡潔すぎる故、本当にまっさらな状態で始
めると、少し理解しづらいところもあると思います。なので、マナビズムでは、「ナビゲーター世界史B」や「詳説世界史B」などを先に3,4周することを推奨しています。また、この参考
書で基礎が出来てきたら、東進ブックス「世界史B一問一答完全版」や、志望校の過去問でアウトプットの練習をすることも効果的です。
世界史の学習は、とにかく丸暗記にならないように気をつけるのがポイントです。
わからない用語等が出てきたら、山川の「世界史用語集」などをすぐに確認する癖をつけるのが非常に大
事です。どのような理由で歴史が動いたのかという点に重点を置くと理解しやすいです。
「暗記」より「理解」の意識で世界史を得意科目にし、志望校合格を目指しましょう。