元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の効果的な使い方

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元井太郎の古文読解が面白いほどできる本

 
元井太郎の古文読解が面白いほどできる本
 

元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の概要と使用目的

 
「改訂版 元井太郎の 古文読解が面白いほどできる本」は早稲田・上智や難関国公立大学を目指す受験生にお勧め出来る古文読解のテクニックを集約させた参考書です。
古文を読解出来る様になるには「単語」や「文法」をマスターする必要がありますが、それだけでは読解出来る様になりません。
なので、基礎的なインプット(単語・文法)の勉強を終えた後にインプットからアウトプット(読解)の橋渡しになる荻野文子の超基礎国語塾マドンナ古文などの古文読解を勉強する参考書を勉強し、ある程度読解の演習を積んだうえで演習に入るのが、古文学習のベストですが、この参考書はここの立ち位置の参考書となります。
真面目に古文を勉強してきた人からする違和感があるかもしれませんが、古文を真面目に読んできた人にとってはびっくりするようなテクニックもこの参考書には載っています。
使うタイミングを間違えるとチンプンカンプンになると思うので、勉強の手順を守るようにして下さい。
この参考書を酷評する人もいますが、この参考書で爆発的に古文が出来る様になる人がいるのも事実です。
ただし、相性が分かれやすい参考書なので自分に合いそうか中身を確認してから取り組むかどうか検討して下さい。
 
 

元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の具体的な内容

 
原則1.主語・目的語をたどれ!
原則2.指示語の反射精神を高めろ!
原則3.順接・逆説は命!
原則4.言葉のかかり関係(主語ー述語)がきれるぞ!
原則5.セリフのカッコ
原則6.敬語を読みに使え!
原則7.和歌は本文との関係!
 
の七つの原則と過去問の分析方法など
古文読解で得点を上げる為のテクニックに特化した内容が集約されている参考書になります。
 
 

元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の使い方

 

  1. 1.例題を通して各原則を身に付ける。

まずは頭の中に7つの原則をインプットしていく事が大事です。サクサク読み進めていきましょう。
 

2.志望大学の過去問を本書の「分析」方法で分析する。

  1. 過去問分析のガイドライン1.全訳で文脈(主語・目的語)を通し、本文の全体的な話を掴む。
    2.全訳で通した文脈を、古文の本文でたどる。役的にわからないところは、すぐ全訳を見て照合する。
    3.設問の正解をチェック(問題解かない)
    4.選択肢の分析(できたら「出題意図は何?」とさぐる)
    5.正解・不正解の根拠を、本文にチェック
    6. 本文根拠と、設問の傍線の関係を分析(この段階で出題意図がわかることも多い)

     

  2. 3.今までこなした古文・問題集を総復習し、各原則を使って読解してみる。

  3. 7つの原則が完璧に身に付くまで『元井古文』の復習と並行して今までのテキストを復習してください。

この参考書でテクニックを勉強する(インプット)だけでは得点力はあがりません。
したがって、まずは参考書を1周して各原則を意識して、それを今まで勉強してきた古文の中で使ってみましょう。
 
 

元井太郎の古文読解が面白いほどできる本の注意点

 
単純に、基本となる古文の読解力や読解量が足りていなければ、元井古文を使いこなす事は難しいでしょう。
英語の勉強に例えると、普通に英文を読めない人がパラグラフリーディングを勉強するようなもので、効果は
非常に薄いです。
この参考書では基礎的な事は補えないので、使うのであれば十分に基礎と読解を行ってからがいいと思います。
判断基準としては、センター古文が普通に読めなければ厳しいでしょう。
最低でも100本以上の古文を読み込んでから、古文の難関大学を志望する人は積極的に本書を勉強する事をおすすめしておきます。
関関同立やMARCHレベルであれば必要ないでしょう。
もしも、古文の効率的な勉強法を知らなくてこのページにたどり着いた人がいれば、こちらから効率的な勉強法を確認しておいてください。
 

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