大学受験らくらくブック世界史

 
　
 

大学受験らくらくブック世界史の概要と使用目的

 
この参考書は、私大・センター試験にも対応した、マンガでわかる世界史の参考書であり、流れがわかるから、頭に簡単に入るよう構成されています。
合格点のための最小限の知識をレクチャーしているため、時間をあまり取らずあっという間に読み終えられる点もこの参考書の特徴の一つです。
受験のスタート期、追い込み期など、いつでも世界史の流れを理解していくために使う一冊です。
 
 

大学受験らくらくブック世界史の具体的な内容

 
この参考書はどの時期でも使用できるものですが、なかでも本当に世界史が苦手だという人向けの一冊です。
マンガで構成されていますが、「世界史への興味が駆り立てられる」「世界史を真剣に取り組む気になる」といった気持ちになるかどうかには個人差がありますので一度確認するとよいでしょう。
マンガとしては、キャラが個性的であり、オリジナルストーリーも変わっているため、人によっては好みが分かれるかもしれません。絵に関しても同様ですので、やはり一度自分で手に取って見てみることをオススメします。
この参考書では「誰が、どのように感じて、何をしたのか」をビジュアル的に記憶することが可能です。
「王に対する市民の不満が高まった。」という文字だけでは無味乾燥した情報ですが、「市民が大勢集まって王に不満をぶつけ、それに王がたじろぐ」といった1コマがつくだけで、すんなりと頭に入るようになります。
文章よりも絵の方が思い出しやすい人もいるでしょうし、歴史の流れを意識することが出来ます。
 
 

大学受験らくらくブック世界史の使用法

 
この参考書は難易度が高いものではないので、世界史の学習をしたことのない人でも始めていけます。
世界史の流れを理解することを目標に使用していくとよいです。
使用する時期はいつでもよいですが、秋以降に始める場合は極力時間をかけないようにしましょう。
読み物ですので、基本的にページ順に読んでいけば問題ありません。絵で覚えて強固な記憶にすることを目指して取り組んでいきましょう。
 
 

大学受験らくらくブック世界史の注意点

 
最初の一冊には向いていますが、これはあくまで流れを整理する学参としてです。情報量的に不安が残りますので、メインは他にナビゲーター世界史や詳説世界史、30日完成スピードマスター世界史問題集世界史Bなど何らかの参考書を使う方が効果的です。
暗記する際に情報の取捨選択や優先順位に関しては記述されていない点にも注意が必要です。
また、漫画に関する評価。つまり、登場人物やストーリー、画質に対する感情は人それぞれ違うと思われるので、試しに読んでみることをオススメします。合わなければ使う必要は特別ないでしょう。