鳥光宏の楽々古典文法

 

 

鳥光宏の楽々古典文法の概要

 
○対象
古典文法を始める人
○カテゴリ
インプット
○レベル
基礎
○時期
受験前期
 
古典文法の参考書は問題演習型の参考書が多いがこの本は問題演習が少ない読み込み型の参考書である。
 
問題演習型の参考書は覚えてほしいところをポイントにまとめて後は、実際に問題を解くことによって頭に定着さしていくシステムになっている。
 
しかし、この本は問題演習がない代わりに理解させるために、解説がものすごく詳しい。
 
また、理解させるための工夫が随所に散りばめられているため、問題演習は少ないが何回も通読することによってはっきり理解したうえで文法を覚えることができる。
 
 

鳥光宏の楽々古典文法の詳細

 
各章にはその章で学習するポイント・手順をまとめた「君へのミッション(指令書)」があります。
 
これによって、その章で何を学習すればいいのかが分かりながら学習を進めていくことができます。
 
また、それぞれの単元でのポイントを「パワーアップ」として載っています。
 
ひとつひとつの「パワーポイント」を習得しながら学習していけば、古典文法の力が伸びていくでしょう。
 
さらに、それぞれの単元の導入で入試問題を使用しているため、「どうしてその文法事項を勉強するのか」が分かりながら勉強することができるでしょう。
 
 

鳥光宏の楽々古典文法の使用方法

 

• この本の流れに従って一回通読する。

 

• 何回も通読することによって頭に定着させていく。

 
 

鳥光宏の楽々古典文法の総評

 
古典文法の参考書の中ではトップレベルに解説が分かりやすい。
 
ただ、問題がほとんど載っていないため他社が出版しているノートと併用することを強く勧める。
 
古典文法に費やする時間を考えると問題演習型の参考書で理解できる人はそちらだけを使用するべきだろう。
 
ただ、問題演習型だけでは物足りない人はこの参考書を併用するべきだろう。