古文解釈はじめの一歩

古文解釈はじめの一歩の概要

 
○対象
読解を始めようとしている人
文法が一通り終わった人
○カテゴリ
インプット→アウトプット
○レベル
標準
○時期
受験中期
 
この参考書は文法の知識を一通り学んだうえで古文をどうやって読むのかという解釈の参考書である。サブタイトルにもあるように解釈の中でも文法と読解の橋渡しに重きを置いている。
 
使用者の中にはこの本の内容は知っていることばかりだったという人もいる。その声はおそらくこの本のコンセプトが「文法の問題集＋α」というところにあるだろう。
 
この本一冊で読解ができるようになるのではなく文法と解釈にテーマを絞っているので文法を演習まで仕上げて完璧な人にとっては少し物足りない内容になっているのかもしれない。なので、この本を使用する際には自分の学力に見合っているのかを判断してから使用することをお勧めする。
 
 

古文読解はじめの一歩の詳細

 
まず問題があってとても詳しい解説で理解する作りになっている。
 
東進シリーズによく見かけるような「説明→問題→解説」の形を好む受験生は使用しないほうがいいかもしれない。
 
この際に、自分がどのような作りの参考書が使用しやすいのかを把握しておくと今後参考書を選ぶ際に便利なので把握しておくことをお勧めする。
 
 

古文解釈はじめの一歩の使用方法

1. １．例題を自力で解く

2. ２．解説を読んで理解する

3. ３．何度も解説を読み込んで自力で解けるようにする

 
※知識がない状態で解くのが嫌な人は先に解説に目を通してから例題を解いてもよい
 
 

古文解釈はじめの一歩の総評

 
さすがは駿台文庫とあって解説が詳しくて非常にわかりやすい。
 
文法が一通り終わった後に使用することをお勧めする参考書である。