やさしくわかりやすい古典文法の効果的な使い方
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高校やさしくわかりやすい古典文法の効果的な使い方
[高校やさしくわかりやすい古典文法の概要と使用目的]
古典文法は古文読解の重要なカギになることはもうおわかりですよね?
しかし、「文法は大切だ!」と言われても、なかなかその大切さに気付いている受験生は多くはないのが現状です。
その原因として、「文法はノリで解けるやん!」という声が非常に多いです。
一つ注意しておきますが、文法は絶対にノリでは解けません。文法は、言葉のルールです。
昔の偉人が何百年もかけてこのルールを作ったのです。
そのルールをノリで解けるはずありませんよね?
このルールをものすごく簡単に、わかりやすく教えてくれる参考書がこの[高校やさしくわかりやすい古典文法]です。
古典文法事項を基礎の基礎から教えてくれるので、古典を初めて勉強する人や、全然古文が読めない、勉強法がわからないという人にかなりおすすめの参考書となっています。
[高校やさしくわかりやすい古典文法の具体的な内容]
見開きページ上段に、文法事項を端的にまとめてあるので覚えるポイントがわかりやすくなっています。
下段には各項目に対応したチェック問題演習ができるようになっています。
この参考書はチェック問題の前に解き方が書いていてあるのでそこに解答の方法を理解しながら暗記していき、数単元ごとにある確認テストでは、自分で解答を導けるようになる必要があります。
結局のところ、この参考書は、古典文法をびっくりするほどやさしく、わかりやすく、噛み砕いて教えてくれます。簡単にいうと、[ステップアップノート30]をもっと簡単にしたバージョンです。もしも、古典文法を勉強していて、[ステップアップノート30]が難しく感じたら、この[高校やさしくわかりやすい古典文法]に戻るのがおすすめです。
わからない問題集をただ、ひたすらに解いていても、何の力にも知識にもなりません。
自分の学力に正直になることはとても大切なことです。
自分の成績を背伸びさせてごまかしても、全部自分に返ってきます。
模試の点数が悪かった時、ただショックを受けて何もしなくなるのは大きな間違いです。ショックを受けている暇があったら、なぜその問題を間違えたのかをしっかりと考え、すぐに復習をするようにしましょう。
[高校やさしくわかりやすい古典文法の使い方]
1.望月古典文法講義の実況中継と併用すべし
古典文法を勉強するのに、本書だけでは心もとないので[望月古典文法講義の実況中継]を一緒に使って、補うようにしましょう。
2.望月が終われば、古文上達基礎編を使うべし
この参考書を使うことによって、同時並行で単語や古文常識、助動詞、敬語の一覧表の暗記などもやっていくので、それほど負担をかけずに早めに終わらせるようにしましょう。
[高校やさしくわかりやすい古典文法の注意点]
たしかに、この参考書をしっかりやってもらえれば、基礎的な古典文法の力は確実につきます。
しかし、この参考書一冊で、受験の古文を完璧に読解していこうとしてもなかなかうまくいきません。
やはり、受験に勝つにはより深い知識が必要になってきます。何回も言いますが、この参考書はあくまでも基礎的な古文の力をつけるために使う参考書です。
関関同立志望者や難関大学志望者には、少し簡単すぎるのでもう少し上のレベルの参考書を使うのがおすすめです。
例を挙げれば、[ステップアップノート30]や[トレーニングノートα古典文法]がおすすめです。