古文読解教則本の効果的な使い方

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古文読解教則本の効果的な使い方

古文読解教則本

[古文読解教則本の概要と使用目的]

 
古文を読むにおいて、ただ文脈をたどることに問題はないでしょう。
極端に言えば、文法は動詞・形容詞・形容動詞の活用、助詞・助動詞の接続の知識だけであり、あとは単語の問題です。
これらが完璧な受験生は、かなり受験に有利であるといえます。
 
この参考書は助詞・助動詞・敬語を中心とした学習をするために編纂されました。
前から後ろへ徐々に文法の知識を積み上げていくために、後の例文で出てくる文法知識を前に出さないようにしました。
例外として、前にでてきてしまう用法は現代語と同じ意味のものになっています。
 
そして、この参考書の現代語訳は直訳に近いものになっていて、これは原文を理解するための方法として訳文が存在しているからです。
 

[古文読解教則本の具体的な内容]

 
構成は、全部で362の文で構成されています。
最初に例文を学習する前準備として、動詞・形容詞・形容動詞の活用、助動詞の接続や活用を習得してもらう形になります。
これらは、例文の前に掲載されています。
 
次に、ゴシックの番号がついた文を最初から最後まで繰り返し学習してください。ちなみに、
全部で278の文があります。繰り返したら、忘れないように何度も復習をするようにしてください。
人間は覚えたことを忘れる生き物です。どんなに天才の人であっても必ず忘れてしまいます。
忘れないようにするには、ひたすら復習をして記憶に定着させるしかありません。
なので、みなさんも記憶に定着させることができるように復習しましょう。
 
あと、一般的な文法の学習順には拠らない独自の構成となっているのが特徴です。
これにより、知識が少しずつ積み上げられるようになっています。(簡単な文法説明がある。)
 

[古文読解教則本の使い方]

 
1.品詞ごとに大切なところを覚えるべし
助動詞や動詞の活用をまとめてあるポイントを確実に覚えてください。ここを覚えないと、今後、古典を勉強していくうえで確実につまずくことになります。
わからないこと(ポイント)が少しでもあれば、絶対に飛ばしたりせず、理解して進むようにしてください。
 
2.復習を何回もすべし
いくら覚えても、復習をしなければすぐに忘れることができます、それが人間です。
復習の大切さを伝えるなら、「復習をしなかった勉強は、勉強をしてないのと同じである」
ということです。
せっかく勉強したのに、無駄になったら悲しいし、嫌ですよね?
そんな思いをしないためにも、絶対に復習するようにしましょう。
 

[古文読解教則本の注意点]

 
一般的な参考書の構成と異なるので、体系的な学習はできないのが問題です。そして、文法問題の解説や説明が少ないので、初めて古文を勉強する人や古文の知識があまりない人は、この参考書は向いているとはいえません。
自分にあっていない参考書をやっているほど時間の無駄はありません。この時間は非常にもったいないです。
なので、このような人たちにおすすめの参考書を紹介しておきます。
[ステップアップノート30][古文文法ゴロゴ]などがおすすめです。
ぜひ、参考にしてみてください。
 

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