教科書ガイド(数学)の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) MATHEMATICS-HUMANITIES
東京書籍 教科書ガイド の効果的な使い方
【東京書籍 教科書ガイドの概要】
このページでは、特に「東京書籍」にこだわらず、教科書ガイド自体について説明していきたいと思う。(出版によって、教科書ガイドの出来不出来は無いので)
まず、教科書ガイドとは、その名の通り学校で使っている教科書をさらに詳しく、そして教科書の問題すべてに対して、丁寧な解説をしているガイド本だ。
注意してほしいことは、自分が使っている教科書と同じ出版の教科書ガイドを購入しなければ意味がないということだ。
当たり前かもしれないが、「買ってから、ミスに気づいた!」という人がたまにいるので、そこは注意して購入しよう。
そして次は、「どういった人が買うべきなのか・使い方」について話そう。
【東京書籍 教科書ガイドⅠ・A・Ⅱ・B・Ⅲ の使い方】
➀数学の先生が自分と合わない場合
②授業の予習・復習で使う場合
③定期テスト対策として使う場合
と分類させて頂く。
➀について
学校の先生を否定するわけでは決してないが、やはり「良い先生・悪い(?)先生」というのはどうしてもいるわけで。
だからといって、自分と合わないからチェンジしてくれ!ということが出来ないのが、学校の授業の特徴とでも言えるのだろうか。
そういった場合(授業を聞くのも嫌だ)には、自力で頑張る以外に方法はない。
しかし、教科書を一人で読み進めても、難易度が高くなればなるほど教科書だけで理解することに限度はくるはずだ。
そこで登場するのが、「教科書ガイド」だ。
単に問題の解説を詳しくしただけでなく、それ以外の部分にもしっかりと注釈・説明を付け加えたりと、教科書をさらに詳しくしてくれている。
これをしっかりと使いこなして、なんとか独学で頑張ってほしい。
②について
これは授業についていけない人用だろう。
先生の解説を聞いてもイマイチよくわからなかった、という部分が多い人は教科書ガイドを購入し、それを用いながら予習・復習に役立ててほしい。
個人的には「予習」として使うことを勧める。
予習段階で問題を解き、教科書ガイドで解答を見てしまって構わない。
そこで分からない箇所を授業で特に注意深く聞く、というスタイルがもっとも好ましいと思う。
③について
学校によっては、教科書の例題・章末問題・練習問題などから定期テストをそっくりそのまま出す学校も意外に多い。
自分の学校の定期テストが「教科書を完璧にすれば80~100点取れる」と判断できたら(テスト問題と教科書を見比べる)、あなたは教科書をひたすら繰り返すだけでトップ層に入れる。
しかし、教科書の解説は答えしか書いていないものがほとんどなので、そこで出てくるのが「教科書ガイド」だ。
全ての問題に丁寧な解説を施しているので、教科書を問題集としても使いこなすことが出来ることだろう。
【東京書籍 教科書ガイドⅠ・A・Ⅱ・B・Ⅲ の総評】
学校の先生には「教科書ガイドを使う人を嫌う」という人も中にはいるようだが、そんなものは関係ない。
ようは、定期テストでしっかりと点が取れればどんな手段でも構わない。
いっそ「教科書ガイドを使わせるような授業をする先生が悪い」と開き直り、存分に教科書ガイドを使ってほしい。