ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベルの効果的な使い方

１．ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベルの概要と使用目的

 
この参考書は灘の英語教諭で有名なキムタツこと木村さんが書いたユメタンシリーズの難関大バージョンです。
このユメタンシリーズは、他の単語帳とは違って、ＣＤが日本語→英単語の順になっているので、スピーキングや英作文を意識して作られているのが特徴です。
タイトル通り、ほとんどの難関国公立・私大までカバーしているので、ほとんどの受験生はここまでやれば十分です。
 
 

２．ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベルの具体的な内容

 
センター・中堅私大レベルから難関大レベルの単語をUNITごとに100個、グル―プ別にまとめられています。
その項目は日常生活、政治と経済、人間関係、社会と法律、旅と歴史、健康と医療、自然と科学、形状と性質、スポーツと娯楽、思想と芸術になっています。
この単語帳には例文とフレーズがついていて、覚えやすいものになっています。
 
 

３．ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベルの使い方

１．知っている単語と知らない単語に分けて、知らない単語をチェックする。

 
→知っているかどうか微妙な単語は厳密に知らないと考えてチェックしてください！
この部分が受験生で差がでるところです！
 

２．知らない単語を覚える。

→1回目は見たり、３～５回書いたりして覚えて、2回目復習するときにＣＤを使って何回も聞いて反復してください。
日本語から英単語の順番になっていて、日本語から英単語を思い出すのにチャレンジしてもいいですが、それをせずに聞き流す感じでもＯＫです。
 
覚える順番はまず単語の重要な意味を先に覚えて、そこが8~9割クリアー出来たら他の意味や派生語を覚えていくように徐々に増やしていくようにしてください。
一気に覚えようとしてしまうと、途中から覚えるのがきつくなってきますし、記憶効率もよくないので、この順番を守って覚えましょう。
 
 

３．ユメタン〈2〉国公立大2次・難関私立大レベルの注意点

 
普通のＣＤであれば、聞いてる間、英単語を聞いた瞬間に意味がすぐさま出て来たらＯＫ、ダメだったら×のチェックを付けたりして、復習しなおすことができるんですが、このＣＤは日本語から英語で収録されているので扱いずらいのがもったいないです。
というのは、単語で、英語→日本語で覚えるのと日本語→英語で覚えるのでは効率が4倍も違い、英作文のために覚えるのではなくて、読解のために覚えるので、英語→日本語で覚えた方が効率よく覚えられます。
そこで、itunesで有料ダウンロードですが、「ユメタン2 英日版音声 国公立大2次・難関私立大レベル-夢をかなえる英単語(アルク)」で英語→日本語の順で音声を聞くことができるので、ＣＤに不満を感じる方はこちらを活用するのをお勧めします。
また、この語彙レベルは非常に高く、その分英作文で使える状況や範囲が限られてきます。
その使い分け方を辞書や添削などでしっかり把握しないと、英作文で減点される可能性が非常に高いので、ここで覚えた単語を無理くりで英作文で使わないようにしてください。この傾向は受験生に多いです。
また、東大・京大・早慶上智といった超難関大学や英検準1級の語彙レベルまで極めたいのであれば、この上のレベルのシリーズの「ユメタン〈3〉東大・京大レベル―夢をかなえる英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)」をやってもいいですが、全受験生とも、大学入試で合格点を取るレベルで十分であれば、無理してやる必要はありません。
iPhoneのアプリもあるのでケータイを使って勉強しやすいのであれば、そちらも活用してください。