30日完成スピードマスター日本史問題集の効果的な使い方

更新日: (公開日: JAPANESE-HISTORY

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概要と使用目的

日本史は選択科目です。選択科目は関西大学や他の多くの大学で点数配分が1番低いです。
したがって、多くの受験生は、配点の1番高い英語、次に配点の高い国語を勉強し、日本史(選択科目)を後回しにする傾向があります。
「まあ日本史なんて暗記してしまえばいいんだし、何とかなるだろう。」と思っていたりしませんか?少しでも心当たりのある人はこれを期に認識を変えましょう。

日本史を勉強するにあたって意識しておきたいことは、「日本史はただ暗記するだけではない!」ということです。
皆さん一度はテストや模試などで「覚えていたつもりだったのに解答できなかった」などの経験はありませんか?
日本史あるあるだと思います。そのような事態がナゼおこるのか。
それは歴史の流れや時代の背景を理解したうえで、用語を暗記していないからです。

理解(インプット)→暗記(インプット)→応用(アウトプット)という3段階を意識するだけで勉強効率が大きく変わってきます。
なぜなら歴史の流れや時代背景を理解することで歴史用語を効率よく暗記することができるからです。このように暗記科目で、ただ覚えればいいだけと思われがちな日本史にもちゃんとした正攻法があるということを頭に入れて取り組んでください。

前置きが長くなりましたがここで本題に入ります。
本書の対象は、日本史の全体のながれを大まかに掴みたい受験生です。
日本史を始めて勉強する人はもちろん、勉強し始めたけどまだインプットが深まっていない人も全体の大まかな流れを整理することができます。

関関同立志望者はもちろん、国公立志望で日本史の学習に割ける時間があまりなく、最低限の知識を最短で詰め込みたいという人にもオススメと言えるでしょう。
この本書に載っている用語さえ完璧に網羅すればセンター試験でも8〜9割と高得点も狙えます。
また、さきほども述べたように本書は日本史の流れを確認することに重点が置かれていますので「言葉自体はなんとなく知っているけど時代の繋がりが曖昧」という人にもおすすめです。

そもそも日本史の効率的な勉強法について知らないという人はこちらをクリックして下さい。

スピマス日本史の具体的な内容

本書には通史と文化史の二冊にわかれています。
通史の方の大まかな内容はタイトルの通り30日間で日本史の基礎・基本を抑えられる問題集となっており、見開き2ページに一つの単元を年表や表などを多く用いた構成で時代の流れがまとめおり、次の2ページで、その単元の用語を確認する問題(スピード・チェック)を配置しています。

単元ごとにその時代に起こったことを整理して、それが正しく理解できているかどうか確認することができます。
続いて文化史の方はというと、時代毎の文化史が非常によくまとまっています。
白黒ですが図や写真も載っており、視覚的にも覚えやすく構成されています。

また時代ごとの文化史にまとめてある一方で、文学史、教育史というように区切られており、複雑で覚えにくい苦手分野でも部分的に、重点的に勉強することもできます。
つまりインプットからアウトプットの一連の流れで学習することができるのです。

スピマス日本史の使い方

本書の使い方として二点。
一つ目は日常の日本史学習において、各単元を整理し、重要事項を理解できたのかのチェックとして使う。
二つ目は単元の系統てきな学習を踏まえた上、時代を広く捉えているものや分野別の流れが理解できるようになっているので受験知識を再度整理し、スピード・チェックによって重要事項や頻出事項の確認を行う。
以上二点を意識した上で更に効果的な使い方を紹介していきます。

1.スピードマスターの項目を見て、教科書の該当箇所を確認する。
2.教科書の該当箇所を1回目は軽く読み、2回目は太字などに注意して大体覚えたと思えるくらいに読む。
3.スピードマスターをノートやルーズリーフに解く。
4.答え合わせ。間違えた箇所があればそこにチェックし、教科書の該当箇所を読み直す。
5.次の日、前日間違えてチェックした箇所を復習する。

ペースとしては問題数が全部で30テーマあり、1日1テーマ取り組めば30日で終わります。
ですが、できるだけ早く一周を終えてしまい、次の教材、もしくは2週目3週目と数を多く回してインプットを深めたいのでテーマ の15日で一周が理想のペースとなります。
ページ数としてはかなり少ないですが、必要な情報が無駄なく詰め込まれています。本書をしっかりと学習すれば、日本史の基礎、インプットの理解の部分が固まり、その後の学習が効率良く進むはずです。

スピマス日本史問題集の注意点

必要最低限の用語だけが詰まった問題集なので、関関同立などの難関校を目指す受験生にとって最終的な入試の際にはこれ一冊では知識が少なく、試験に臨むのは危険でしょう。
より知識が詳しくまで載っている「表解演習書」などでインプットを深めることをオススメします。

また、「表解演習書」の赤字がスラスラと覚えられるのであればこの参考書は使用しなくてもいいです。
ページ数が少ないので、日本史を初めて勉強する人も既に勉強している人も解説をしっかりと読み込みましょう。

日本史初心者の人は本書だけでは少し分かりづらいところもあるので、教科書や講義系の参考書「金谷の日本史『なぜ』と『流れ』がわかる本」などで補足しながら進めると良いでしょう。
しっかりと内容を整理できたら、「スピード・チェック」に取り掛かりましょう。
また、「スピード・チェック」では穴埋め以外のところでも重要な語句が度々登場するのでマーカーなどを引いておけば、見返しやすいですし、より良いでしょう。

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