【文系数学編】立命館大学の入試対策・オススメ参考書

RITSUMEIKAN

はじめに

立命館大学文系の数学は、全学部日程と学部個別日程についてはほぼ同一の形式であり、別日程の問題を練習として使用しても問題はない。ただし、日程や受験方式によって数学の配点が異なるので、注意が必要である。後述の(1)概要については、全学部日程の詳細を記述する。

概要

  • 試験時間 80分
  • 満点 100点
  • 問題数 大問3問
  • 形式
    過去の問題の大問番号と形式は以下のとおりである。
番号 形式
[1] 小問集合 結果のみ
[2] 大問 結果のみ
[3] 大問 記述式

例年、記述式・空欄補充問題いずれも出題されています。
頻出分野である微・ 積分法, ベクトル, 確率, 数列を中心に、広範囲にわたって出題されている。

また、関関同立の他の大学の問題には見られない、経済などに関する問題が出題される。記述式問題は 微・ 積分法からの出題が多い。証明問題や図示間題が出題されることもある。難易度的には、全体的に標準問題が中心である。ただし, 上述の経済などに関する問題のように, 特別な対策を必要とする問題もあるので注意しておきたい。

傾向と対策

①空所補充問題の誘導になれる
空所補充の問題は入試基礎~標準レベルなので、ここでの失点は許されない。問題文から情報を正確に読みとり、 何を答えるべきかを把握し、その目標に向かっていかに速く正確で無駄のない計算ができるかが大切である。普段の学習の際から、記述式の問題だけでなく、空所補充の問題も演習に組み込まなければならない。

空欄補充の問題の対策に最適な問題集は、「センター数学Ⅰ・A(Ⅱ・B) 分野別問題集」である。
センター数学Ⅰ・A(Ⅱ・B)分野別問題集

センター数学ⅠA 分野別問題集
数学の最も効率的な学習方法は
「①インプット→②センターレベルの問題でのアウトプット→③私大・2次レベルのアウトプット」の順番で学習することである。この②センターレベルの問題でのアウトプットの段階での目標は、センター試験80%(160点)以上の得点率を達成すること。

このステップを必ずこなしてから私大・2次のアウトプットに入るようにしよう。使用する教材はセンター試験の過去問でよい。また、センター試験の過去問は様々な出版社から出版されていて、問題的には変わりないので、解説の丁寧さで選ぶのが良い。
また、過程変更のため、旧課程の過去問は勉強する際に使用できない場合も多いが、この問題集はセンター試験数学ⅠA・(II・B)の過去問を新課程用にすべてアレンジしているので、新課程に完全対応している。
 
② 計算力を常に意識した勉強を
立命館大学・文系学部の試験では、私立文系の入試問題としては計算が面倒な問題がよく出題されているので、常に効率的な計算の方法については意識しながら学習しなければならない。面倒な計算が出てきても、最後まで正しい答えが出せるように、普段の問題演習の際に解答の方針や式を立てるだけでなく, 最後の答えの数値を出す習慣をつけ、確かな計算力を養うことが大切である。

③ 記述問題の答案作成の練習
記述問題では、答案の書き方が難しい問題が出ることがある。特に、証明問題は多くの受験生が苦手にしており、自分では満点を取れたつもりでいても、実際は点数がとれていないというパターンもよくある。答案の書き方のミスに関しては、自分で気づくのは難しいので、指導者に指摘してもらうのが望ましい。
記述の書き方を真似るのに一番最適な参考書は、「文系の数学 入試の核心 改訂版」である。

文系数学 入試の核心 改訂版

文系数学 入試の核心
入試基礎レベルが定着し、標準レベルの演習にとりかかることができる受験生の最初の1冊。全100題と問題数も多くなく、なおかつ私大入試・2次試験頻出テーマをそつなく網羅してる。
目安としては「文系の数学 重要事項 完全習得編でのインプット学習がある程度完成していること」「センターレベルでの演習を積み8割以上得点できること。」

この2つはクリアしてから使用するべきである。インプットの学習から急にこの参考書を使用すると挫折する可能性があるので、注意しなければいけない。本書の問題のみを繰り返し演習することでわからない問題はないところまで持っていけば、かなりの力が蓄えられる。

目次にすべての問題のタイトルと出題大学名が記載されており、苦手な分野などを優先的に進めるなど、自分の状況にあわせた使用が可能で受験生に対する配慮がうかがえる。解説も演習系の参考書の中ではかなり詳しいのが特徴。

④ 経済に関する問題への対策
特に経済に関する内容からの出題には注意しよう。 この問題は他の大学ではあまりみられない問題であり, 問題集にもほとんど取り上げられていない。過去問で演習する以外に経済に関する問題への対策をする機会がないので、できる限り過去の問題にまでさかのぼって、対策をしておこう。内容自体は標準的であるものが多いが, 間題文から題意をつかむためには、同じようなテーマの問題をといた経験が必要である。

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