【英語編】法政大学の入試対策・オススメ参考書
更新日: (公開日: ) HOSEI
法政大の英語
本記事では法政大の英語、その傾向と対策、勉強計画を紹介します。
- 2月5日〜16日の10日程で10回分の英語入試問題
- グローバル教養学部以外、全問マーク式
- 偏差値55〜65
- 全学部共通のT日程(統一日程)1回と学部別のA方式(個別日程)9回
- T日程1回と文系学部のA方式6回の計7回の英語入試問題は長文型(長文読解中心)、理系学部のA方式3回は総合型(センター試験型)
- 長文読解は600語レベル(約2ページ程度)が多く出題される
- 長文読解は空所補充問題が多く、よく語句整序が1問含まれる
- 長文読解中心で長文の中で単語・熟語・動詞の語法・文法の知識問題が多く出題される
- 知識問題は単語・熟語・動詞の語法を問う空所補充が多く、同意語句も頻出、文法・構文の知識を問う語句整序も頻出
- インタビュー問題、ビジュアル問題など癖のある大問もある
はじめに
法政大学の英語を一言で言えば、「長文読解中心で、その中で知識問題が多く出題される」
日程によって出題形式が異なるが、長文読解問題中心で、GIS以外全問マーク式である。
入試方式は、2月5日〜16日の10日程で10回分あるが、必ずしも学部別ではなく学科によっても日程が異なる場合がある。
下記の各日程の英語概要で、志望学部学科の入試方式を把握して傾向と対策を参考に、法政大英語の受験勉強にしっかり取り組もう。
各学部の英語概要
2月5日〜16日の10日程で10回分(全学部共通のT日程(統一日程)1回と学部別のA方式(個別日程)9回)
【全学部T日程2月5日(略して、2月5日 T)】
- 試験時間:90分
- 配点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :45問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 語彙・文法(空所補充(15)) | 15問 | ー (非公表) |
10分 |
大問2 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ) |
8問 | ー (非公表) |
25分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:3ページ弱) |
11問 | ー (非公表) |
30分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:約1.5ページ) |
11問 | ー (非公表) |
20分 |
計 | 45問 | 150点 | 90分 |
特徴はこの様になっている!
- 大問1の語彙・文法は語彙問題が増加傾向にある
- 長文読解は語彙力を重視
- 長文読解の内容一致は「本文に記述なし」に注意
【経済AⅠ(国際経済・現代ビジネス)・社会AⅠ(社会政策科・メディア社会)・現代福祉学部A2月9日】
(略して、2月9日 経済AⅠ・社会AⅠ・現代A)
(AⅠ= A方式Ⅰ日程の略、AⅡ= A方式Ⅱ日程の略、A = A方式の略、以下同じ略)
- 試験時間:90分
- 配点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :47問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 語彙・文法(空所補充(15)) | 15問 | ー | 10分 |
大問2 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
7問 | ー | 20分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ強) |
12問 | ー | 30分 |
大問4 | 長文読解(インタビュー問題) (長文の長さ:約3ページ強) |
13問 | ー | 25分 |
計 | 47問 | 150点 | 90分 |
AⅠ方式の特徴はこの様になっている。
- 長文読解で下線部内容説明問題が多い(内容把握問題)
- 本文の内容に合わないものを選ぶ内容説明問題は「本文に記述なし」に注意
- 大問4のインタビュー問題が癖のある大問、この学部の過去問で慣れよう
経済AⅡ(経済)・社会AⅡ(社会)・スポーツ健康学部A 2月12日
(略して、2月12日 経済AⅡ・社会AⅡ・スポーツA)
- 試験時間:90分
- 配点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :70問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 語彙・文法問題 (空所補充(15)) |
15問 | ー | 10分 |
大問2 | 長文読解(空所補充(30)) (長文の長さ:約1.5ページ) |
30問 | ー | 20分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
15問 | ー | 25分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ) |
10問 | ー | 25分 |
計 | 70問 | 150点 | 90分 |
AⅡ方式の特徴はこの様になっています。
- 長文読解は空所補充が多い(全70問中38問)
- 長文読解の空所補充は語彙力で解く問題が多い(知識問題)
- 長文読解の内容説明もやや多め(全70問中11問)(内容把握問題)
【文AⅠ(哲・日本文・史)・経営AⅠ(経営)・人間環境学部A2月7日】
(略して、2月7日 文AⅠ・経営AⅠ・人間A)
- 試験時間:90分(文のみ60分)
- 配点 :150点満点(文のみ100点)
- 目標点 :113点(7.5割)(文のみ75点)
- 問題数 :43問(文のみ34問)
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題(文のみ3題)
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 長文読解 (長文の長さ:1ページ) |
12問 | ー | 10〜15分 |
大問2 | 長文読解 (長文の長さ:3ページ) |
14問 | ー | 30〜35分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ) |
8問 | ー | 20分 |
大問4 (文を除く) |
長文読解(舞台台本) (会話文の長さ:約4ページ強) |
9問 | ー | 30分 |
計 | 43問 | 150点 | 90分 |
この方式の特徴は以下のようになっています。
- 長文読解のみ4題
- 空所補充が多い(全43問中31問)
- 空所補充は語彙力で解く問題が多く、熟語の知識も問われる(知識問題)
- 長めの語句の空所補充は前後関係から読み解く(内容把握問題)
- 全ての大問で語句整序が出題されている
- 語句整序は文法力で解く問題が多い
- 2月7日 文AⅠ・経営AⅠ・人間Aと2月8日 法AⅠ・文AⅡ・経営AⅡと2月16日 法AⅡ・国文A・キャリアAは似た出題形式
【法AⅠ(国際政治)・文AⅡ(英文・地理・心理)・経営AⅡ(経営戦略・市場経営)学部2月8日】
(略して、2月8日 法AⅠ・文AⅡ・経営AⅡ)
- 試験時間:90分
- 配点 :150点満点(法(国際政治)のみ200点)
- 目標点 :113点(7.5割)(法(国際政治)のみ150点)
- 問題数 :4問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ強) |
9問 | ー | 25分 |
大問2 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
9問 | ー | 20分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
10問 | ー | 20分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
9問 | ー | 20分 |
計 | 37問 | 150点 | 90分 |
特徴は以下のようになっています
- 長文読解のみ4題
- 空所補充がやや多い(全37問中16問)
- 空所補充は語彙力で解く問題が多く、熟語の知識も問われる(知識問題)
- 長めの語句の空所補充は前後関係から読み解く(内容把握問題)
- 全ての大問で語句整序が出題されている
- 語句整序は文法力で解く問題が多い
- 2月7日 文AⅠ・経営AⅠ・人間Aと2月8日 法AⅠ・文AⅡ・経営AⅡと2月16日 法AⅡ・国文A・キャリアAは似た出題形式
法AⅡ(法律・政治)・国際文化A・キャリアデザイン学部A2月16日
(略して、2月16日 法AⅡ・国文A・キャリアA)
- 試験時間:90分
- 配点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :4問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問4題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 長文読解 (長文の長さ:1ページ強) |
11問 | ー | 20分 |
大問2 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ強) |
7問 | ー | 15分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:1.5ページ) |
12問 | ー | 20分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:2.5ページ強) |
10問 | ー | 30分 |
計 | 40問 | 150点 | 90分 |
特徴はこの様になっています!
- 長文読解のみ4題
- 空所補充が多い(全40問中17問)
- 空所補充は語彙力で解く問題が多く、熟語の知識も問われる(知識問題)
- 長めの語句の空所補充は前後関係から読み解く(内容把握問題)
- ほとんどの大問で語句整序が出題されている
- 語句整序は文法力で解く問題が多い
- 2月7日 文AⅠ・経営AⅠ・人間Aと2月8日 法AⅠ・文AⅡ・経営AⅡと2月16日 法AⅡ・国文A・キャリアAは似た出題形式
グローバル教養学部A2月7日
(略して、2月7日 GIS A)
- 試験時間:90分
- 配点 :200点満点
- 目標点 :160点(8割)
- 問題数 :51問
- 形式 :ほぼマーク式、大問2のみ記述式
- 構成 :大問6題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | パラグラフ完成 (空所補充(5)) |
5問 | ー | 10分 |
大問2 | パラグラフ完成型英作文 (英作文(2)) |
2問 | ー | 6分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
10問 | ー | 15分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
16問 | ー | 25分 |
大問5 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
5問 | ー | 15分 |
大問6 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
13問 | ー | 15分 |
計 | 51問 | 200点 | 90分 |
特徴はこの様になっています!
- 2科目受験で英語の配点が300点中200点、高得点を狙いたい
- 90分で大問6題、長文4題は分量が多め、時間配分に気をつける
- 長文読解の空所補充が多い(全51問中37問)
- 空所補充は論理力で解く問題が多い(内容把握問題)
- 語句のレベルもやや高め
【情報科学部A2月6日】
(略して、2月6日 情報A)
- 試験時間:90分
- 配 点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :50問
- 形式 :全問マーク式
- 構成 :大問8題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 発音アクセント (アクセント(10)) |
10問 | ー | 2分 |
大問2 | 語彙・文法 (空所補充(8)) |
8問 | ー | 5分 |
大問3 | 文法 (語句整序(5)) |
5問 | ー | 7分 |
大問4 | 会話問題 (空所補充(6)) |
6問 | ー | 8分 |
大問5 | 不要文選択 (不要文選択(4)) |
4問 | ー | 10分 |
大問6 | 長文読解(ビジュアル問題) (長文の長さ:約2ページ) |
8問 | ー | 15~20分 |
大問7 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
4問 | ー | 15分 |
大問8 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ弱) |
5問 | ー | 15~20分 |
計 | 50問 | 150点 | 90分 |
特徴はこの様になっています!
- 発音アクセントからフローチャートまで、センター試験のような広範囲の出題形式
- コンピュータ、IT、ロボット、AI、IoTなど先端科学技術に関する内容の長文が多い
- 図、グラフなどのビジュアル問題が出題される
- 大問3の会話問題は熟語と構文の知識が問われる
- 大問5の不要文選択はセンター試験大問3と同じ出題形式
- 他学部と違って、長文読解は知識問題の空所補充が出題されず、内容把握問題のみ
【デザイン工AⅠ(都市環境デザイン工・システムデザイン)・理工AⅠ(機械工・応用情報工)・生命科学部AⅠ(生命機能)2月11日】
(略して、2月11日 デザイン工AⅠ・理工AⅠ・生命AⅠ)
- 試験時間:90分
- 配 点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :55問
- 形 式 :全問マーク式
- 構 成 :大問7題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 語彙・文法 (空所補充(10)) |
10問 | ー | 5分 |
大問2 | 会話問題 (空所補充(5)) |
5問 | ー | 7分 |
大問3 | 不要文選択、パラグラフ完成 (不要文選択(4)、適文補充(2)) |
6問 | ー | 10分 |
大問4 | 長文読解 (長文の長さ:約1.5ページ) |
5問 | ー | 10分 |
大問5 | 長文読解(ビジュアル問題) (長文の長さ:約1ページ) |
5問 | ー | 10分 |
大問6 | 長文読解 (長文の長さ:2.5ページ) |
12問 | ー | 20〜25分 |
大問7 | 長文読解 (長文の長さ:3ページ) |
12問 | ー | 20〜25分 |
計 | 55問 | 150点 | 90分 |
特徴はこの様になっています
- 大問7題は量が多い
- コンピュータ、IT、ロボット、AI、IoTなど先端科学技術に関する内容の長文が多い
- 図・グラフなどのビジュアル問題が出題される
- 長文読解で空所補充はあまり出題されず、同意語句選択問題が多い
- 大問3の不要文選択はセンター試験大問3と同じ出題形式
【デザイン工AⅡ(建築)・理工AⅡ(電気電子工・経営システム工・創生科)・生命科学部AⅡ(環境応用化・応用植物化)2月14日】
(略して、2月14日 デザイン工AⅡ・理工AⅡ・生命AⅡ)
- 試験時間:90分
- 配 点 :150点満点
- 目標点 :113点(7.5割)
- 問題数 :59問
- 形 式 :全問マーク式
- 構 成 :大問5題
出題形式(問題数) | 問題数 | 配点 | 時間 | |
大問1 | 長文読解(ビジュアル問題) (長文の長さ:2ページ強) |
11問 | ー | 20分 |
大問2 | 語彙・文法 (空所補充(7)) |
7問 | ー | 5分 |
大問3 | 長文読解 (長文の長さ:2ページ強) |
14問 | ー | 25〜30分 |
大問4 | 発音アクセント、語句整序 (長文の長さ:約1.5ページ) |
14問 | ー | 12分 |
大問5 | 長文読解 (長文の長さ:2.5ページ) |
13問 | ー | 20〜25分 |
計 | 59問 | 150点 | 90分 |
特徴はこの様になっています!
- 図、グラフなどのビジュアル問題が出題される
- 大問2の語彙・文法は理系向けの問題
入試傾向と対策
各日程の出題概要を知れた上で今から出題形式別の傾向と対策について紹介していきます。
長文読解問題の傾向と対策
<入試傾向>
長文読解問題は空所補充が多く、そこでは単語・熟語・文法・語法の知識が問われる。
また、語句整序問題も1問含まれることが多い。
このような知識問題重視の傾向があり、特に語彙力が重要である。
長さは600語程度の長文が中心で、全問マーク式。内容一致などの内容把握問題は標準レベル。
<対策>
長文読解の土台となる3本柱として以下の3つが挙げられる。
- 語彙力
- 英文法力
- 英文解釈力
まずは①単語帳1冊、②英文解釈の参考書1冊を始め、解釈1周目を終えたら、③英文法問題集を追加して徹底的にやり込こもう。
解釈2周目を終えたら、④入門レベルの長文読解問題集を始める。1日20分の音読にも取り組もう。
次に標準レベルの参考書として、⑤英文解釈2冊目と⑥標準レベルの長文読解問題集に取り組む。
グローバル教養学部のみ、⑦ハイレベルな長文読解問題集を追加しよう。
単語帳1冊を仕上げたら、⑧熟語帳に取り組む。
法政大の長文読解問題は知識問題と内容把握問題に分けて、知識問題は特に⑨語彙の問題集で強化し
内容把握型問題は⑩過去問型の参考書に取り組もう。
①単語帳
「システム英単語」の使い方!
<特徴>
ミニマムフレーズの単語帳で、単語の知識問題にも対応する理想的な語彙力が身に付く。
<使用時期>
受験勉強初期~入試本番
②英文解釈
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」の使い方!
<特徴>
1文1文をきちんと読むために英語のルール・知識を学ぶ英文解釈の参考書。英文解釈1冊目として最適。全33テーマで1テーマあたり約10英文。5つのテーマだけ①②と2つあるので、全部で約380英文。1日2テーマ約20英文のペースだと19日で1周することになる。2週はしたい。この参考書が難しすぎるなら、英文法基礎10題ドリルで解釈に必要な英文法を復習しよう。
<使用時期>
受験勉強初期
③英文法問題集
「成川の深めて解ける!英文法OUTPUT」の使い方!
<特徴>
質・量ともに最高峰の単元別英文法問題集。1316問全てに詳しい解説がつく。そのため最も分厚い参考書。法政大の英語は長文読解問題の中で文法・語法の知識問題が出題されるので英文法問題集1冊も単語帳1冊と同様に徹底的にやり込もう。
<使用時期>
英文解釈1周目終了後~入試本番
④入門レベルの長文読解問題集
「肘井学のゼロから英語長文が面白いほどわかる本」
<特徴>
全16題。②英文解釈とセットで使える長文読解問題集。長文も1文1文の集まりであるので、1文1文きちんと読むことで長文読解を攻略しよう。音声を参考に、1つの長文につき必ず10回の音読をして、毎日20分か30分の音読習慣を身に付けよう。音読すればするほど、英語の処理速度が速くなって速読にもつながり、確実に英語力が向上します。
<使用時期>
英文解釈1冊目終了後
⑤英文解釈
「世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」
<特徴>
解説が詳しい講義型の英文解釈の参考書。全51テーマ。じっくり、じわじわっと取り組みたい。
<使用時期>
英文解釈1冊目終了後
⑥標準レベルの長文読解問題集
「得点力を高める 標準問題 特訓リーディング」
<特徴>
全30題。日東駒専・産近甲龍レベルからMARCH・関関同立レベルまで対応。
法政大の長文読解に最適。全ての長文に精読のための文構造と論理ポイントと設問の解き方が解説されている。理解した長文はしっかり音読しよう。
<使用時期>
入門レベルの長文読解問題集終了後
⑦ハイレベルの長文読解問題集
「佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどわかるスペシャルレクチャー」
<特徴>
全12題。MARCH・関関同立レベルから早慶レベルまで対応。解答根拠をより明確に追求する解答力が身につく。ややハイレベルなので、グローバル教養学部志望向け。
<使用時期>
標準レベルの長文読解問題集終了後
⑧熟語帳
「速読英熟語」の使い方!
<特徴>
長文の中で熟語を覚える。速熟の長文を毎日音読しよう。音読によって、覚えた熟語を定着させ、英語力そのものも向上する。
<使用時期>
単語帳修了後~入試本番
⑨語彙問題集
「英単語・熟語問題COMPLETE1000」
<特徴>
英単語・熟語の空所補充4択問題集。法政大の英語は特に語彙力が重要で、長文読解問題の中で語彙に関する知識問題が出題される。語彙力を強化しよう。
<使用時期>
熟語帳修了後~入試本番
⑩過去問型の参考書
「法政大の英語[第6版]」
<特徴>
全問法政大の過去問。第2章の長文読解で法政大の長文読解問題にじっくり取り組み志望学部の出題形式に合わせて、第1章の文法・語彙と第3章の会話文を演習しよう。
<使用時期>
標準レベルの長文読解問題集終了後
語彙・文法問題の傾向と対策
<傾向>
独立した大問として語彙・文法問題が出題されるのは6日程(2月5日 T、2月9日 経済AⅠ・社会AⅠ・現代A、2月12日 経済AⅡ・社会AⅡ・スポーツA、2月6日 情報A、2月11日 デザイン工AⅠ・理工AⅠ・生命AⅠ、2月14日 デザイン工AⅡ・理工AⅡ・生命AⅡ)。
他の4日程でも長文読解問題の中で語彙・文法に関する知識問題が出題される。
<対策>
上記の【長文読解問題の傾向と対策】で述べた③英文法問題集と⑨語彙問題集と⑩過去問型の参考書に取り組む。
会話問題の傾向と対策
<傾向>
独立した大問として会話問題が出題されるのは2日程(2月6日 情報A、2月11日 デザイン工AⅠ・理工AⅠ・生命AⅠ)。会話型の長文読解が出題されるのは2日程(2月9日 経済AⅠ・社会AⅠ・現代A、2月7日 文AⅠ・経営AⅠ・人間A)。
<対策>
上記の【長文読解問題の傾向と対策】で述べた⑩過去問型の参考書に取り組み7割以上の正答率にほど遠い場合は会話問題の参考書に取り組む。
「会話問題のストラテジー」の使い方!
<特徴>
会話問題対策として、質・量ともに非常に優れた参考書。法政大は会話問題があまり出題されないので、もっと簡単な参考書でもOK。
<使用時期>
受験勉強後期10月以降〜入試直前
英作文の傾向と対策
<傾向>
英作文は、グローバル教養学部のみで出題される。1つの段落からなる英文の最終文に空所があり、その空所に適した英文を記述する自由英作文である。
<対策>
出題形式が特殊なので、⑩過去問型の参考書で対策しよう。受験勉強後半、11月以降に取り組もう。
勉強計画
2月から受験勉強をスタートさせた場合の年間計画
各日程の英語概要を把握して、必要に応じて上記の勉強計画を修正してください。法政大の英語は長文読解問題の中で知識問題が多く出題されるので、語彙・文法に関する知識をしっかり習得してください。長文を速く読めるようにするためにも、毎日の音読を習慣としましょう。
法政大学の英語の過去問分析動画はコチラ!