【同志社女子大学の受験勉強】特徴や対策・勉強法まとめ

更新日: (公開日: DOSHISHA-WU

この記事では同志社女子大学の入試問題の傾向について科目毎に過去3年間で比較してまとめています。

この記事を読めば以下の悩みが解消されます。

  • 難易度は向上しているのか?
  • 出題形式は変わったのか?
  • 入試傾向にあったオススメ勉強法は?

上記のような悩みを抱えた同志社女子大学志望者は是非参考にして下さい。
同志社女子大学の入試傾向や特徴にあった受験勉強をして志望校に合格しましょう!

【英語】入試傾向・難易度

それでは文系理系問わず必要な英語の入試傾向の変化について紹介していきます。
同志社女子大学の英語は、国際教養・英語英文学科と、その他の学部で解答内容が一部違います。

大問[1]~[3]は共通問題、大問[4]は国際教養・英語英文学科のみ解答の問題となっています。
試験の傾向は非常に安定しています。

2020年度

最初に、2020年度の入試傾向について話します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問4題

大問[1] 読解(内容説明・同意表現)
大問[2] 読解(空所補充)
大問[3] 文法・語彙(空所補充)
大問[4] 会話文(空所補充)

2020年度も例年通りの構成となりました。同志社女子大学の英語は、問題形式や問題の問われ方まで、この構成で安定しているため、過去問演習が非常に有効な対策となります。

難易度

すべて標準的な難易度となっていますが、特定するのに迷いが生じる選択肢がまぎれていたりと、足止めになる要素が見られます。
特に国際教養・英語英米文化学科は試験時間に対して問題数も多いため、時間配分が重要となります。

2019年度

次に2019年度の入試傾向について話します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問4題

大問[1] 読解(内容説明・同意表現)
大問[2] 読解(空所補充
大問[3] 文法・語彙(空所補充)
大問[4] 会話文(空所補充)

2019年度は、2020年度比較して大きく変更点があるところはありません。問われている内容も基本的には同じなので、過去問をしっかり演習し、考え方や解き方をつかむようにしましょう。

難易度

難易度も2020年度と比較すると、特に変化はありませんでした。
読解では1文ごとだけでなく、段落全体の要点をつかむこと、そのための文法・語彙力をつけることなど、基本的な対策がきっちりできているかがこの試験の得点率を分けます。

同志社女子大学の英語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【英語編】同志社女子大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【国語】入試傾向・難易度

次に国語の入試傾向・難易度の変化について紹介していきます。
同志社女子大学の国語は、受験する学部によって内容が一部異なります。表象文化・生活科学・現代社会と、学芸学部(音楽実技方式でない)は「現代文・古文」から、看護学部と、音楽実技方式の学芸学部は「現代文・国語常識」からの出題となります。

現代文は評論分で、文化・社会・言語・哲学といったジャンルからの出題が多いです。古文は幅広いジャンルから、多岐にわたる問題方式で出題されるため、総合的な古文力が求められます。国語常識では、漢字・慣用表現・語意や、短文の読解が出題される特徴があります。

2020年度

次に2020年度の入試傾向について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

大問[1](共通)現代文
以下学部ごとに選択

大問[2]古文
大問[2]国語常識
2020年度も例年通りの傾向となりました。読解力だけでなく、総合的な日本語の力をとう問題となっています。

難易度

現代文・古文共に標準レベルとなっており、知識問題の取りこぼしで合否が分かれる傾向があります。普段の学習から、分からない言葉を調べたり、日本語の語彙力の増強をするなどの対策が必要です。

2019年度

次に2019年度の入試傾向について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

大問[1](共通)現代文
以下学部ごとに選択

大問[2]古文
大問[2]国語常識
2019年度も例年通りの傾向となりました。英語と同じく、国語も傾向が安定しているため、過去問演習が非常に有効です。

難易度

難易度も2020年度と大きく差はありません。読解では、文章中から明確な根拠を言えるようにすることや、センター過去問等で「社会・哲学」などの抽象的なテーマの文章にできるだけ多く触れることが有効な対策となります。
同志社女子大学の国語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【国語編】同志社女子大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

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【日本史】入試傾向・難易度

次に日本史の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の日本史は大問4題、解答個数40個で例年非常に安定しています。出題傾向としては、大問[1]がテーマ史の通史、[2]は古代~中世、[3]は中世~近世、[4]は近現代からの出題となっています。

あらゆる分野から問題が作成されており、1つの大問の中で複数の分野が含まれることもあります。大問[1]では、京都にゆかりのある文学や、天皇の即位・退位、他には土地制度史・女性史などといった様々な分野のテーマ史が題材となっています。史料・地図問題も必出です。形式としては空所補充・下線部関連問題を中心に、正誤判定や年代配列問題も見られます。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問4題

2020年度も例年通りの傾向となっています。大問[1]では、京都の戦乱をテーマに、通史的問題が出題されています。地図・史料を使用した問題もも1題ずつ出題されました。

難易度

全体的に標準レベルで、奇問といわれるものもなく、非常に解きやすいテストです。教科書レベルを超えるような内容でも、消去法で充分対応できます。1つのテーマに対して通史的な出題をする傾向があるので、テーマごとにまとめるなどの対策が必要です。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問4題

2019年度も、例年通りの傾向となりました。天皇の即位・退位に関する通史の問題が出題されていますが、この年に平成天皇の退位に関する出来事があり、時事的な内容に即した出題となっています。

難易度

難易度も特に例年と変わりありませんでした。史料問題が毎年出題されていますが、教科書に掲載されているレベルのもので、落ち着いて読めばどの歴史事項に関するものなのか容易に判断できるものとなっています。

【世界史】入試傾向・難易度

次に世界史の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の世界史は大問3題、解答個数45個で安定しています。語句選択や正誤問題、組み合わせの正誤問題、年代配列法など、様々な形式の問題が出題されます。

地域としては、中国とヨーロッパを中心とした出題が続いていますが、小問の中で他地域に触れられることもあるため、幅広い地域にわたって学習しておく必要があります。分野ごとに見ると、政治・経済・文化から満遍なく出題されていますが、各大問で特定のテーマについて問題が作成されています。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

2020年度も例年通りの出題となりました。中国史・ヨーロッパ史と、世界史における教育をテーマにした問題の大問3題構成です。どの問題でも、地図や年表等の資料が用いられています。

難易度

教科書レベルの問題が続きます。しっかりと読み込んでいれば充分に解答できるものとなっています。しかし、地図問題や組み合わせの正誤問題では判断に時間がかかるものや難しいものも見られます。大問1つあたり20分を目安に、時間配分に注意してください。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

2019年度も例年通りの傾向となっています。中国史・ベルリンを中心としたヨーロッパ史・世界遺産のテーマ史の3題となっています。

難易度

難易度も大きな変化はありませんでした。同志社女子大学の世界史は、解答形式ごとの解き方を明確にすることや、地図・年表問題への対応力がカギとなります。過去問で充分対策できますので、過去にさかのぼって演習しましょう。

【現代社会】入試傾向・難易度

次に現代社会の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の現代社会は大問3題、解答個数30個で安定しています。空所補充と正文(誤文)選択形式の問題が中心となっています。

政治・経済・国際関係分野から幅広く出題され、現代社会の教科書内容には精通している必要があります。近年は教科書を超えるレベルの問題も見られるため、教科書内容に関連する時事的な知識などは体系的にまとめておく必要があります。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

2020年度も例年通りの出題となりました。中国史・ヨーロッパ史と、現代社会における教育をテーマにした問題の大問3題構成です。どの問題でも、地図や年表等の資料が用いられています。

難易度

教科書レベルの問題が続きます。しっかりと読み込んでいれば充分に解答できるものとなっています。しかし、地図問題や組み合わせの正誤問題では判断に時間がかかるものや難しいものも見られます。大問1つあたり20分を目安に、時間配分に注意してください。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大問3題

2019年度も例年通りの傾向となっています。中国史・ベルリンを中心としたヨーロッパ史・世界遺産のテーマ史の3題となっています。

難易度

難易度も大きな変化はありませんでした。同志社女子大学の現代社会は、解答形式ごとの解き方を明確にすることや、地図・年表問題への対応力がカギとなります。過去問で充分対策できますので、過去にさかのぼって演習しましょう。

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【数学】入試傾向・難易度

次に数学の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の数学は、薬学部が「数学1・A・2・B」から、その他の学部が「数学1・A」からの出題となっています。

各分野から偏りなく出題されており、全問マークシート方式ですが、受験生の数学力を正確に評価できるよう工夫された問題構成となっています。大問[1][2]の小問集合は典型的な基本問題ですが、その他の大問では、思考力・計算力・直観力を試すものとなっています。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変更なし
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク方式
・問題構成:大問4題

2020年度も内容としては例年通りの傾向となりました。薬学部とそれ以外の学部いずれも図形を使用した問題が出題され、総合的な数学力を問う構成となっています。

難易度

全体の難易度としては基礎~標準レベルですが、さまざまな問題演習を通して、解き方・考え方のパターンを身につけなければ解けない問題も多く出題されています。また、試験時間に対して問題数が多いため、全問解答しようとするとさらに難易度が上がります。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変更なし
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク方式
・問題構成:大問4題

2019年度も例年通りの傾向となっています。いずれの方式でも図形を使用した問題が出題されています。
同志社女子大学の数学は、毎年傾向が安定しており、数学の総合的な力をバランスよく問う問題となっています。過去問を使用した演習が有効です。

難易度

難易度も例年通り、基礎~標準レベルとなっています。小問集合問題をできるだけ素早く、そして正確に解ききることが、得点アップのカギを握ります。各大問15分で解くことが目安ですが、できるだけ[3][4]に多くの時間を残せるようにしましょう。

【化学】入試傾向・難易度

次に化学の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の化学は、大問4題、解答個数約25個で、理論分野を中心とした問題構成となっています。特に理論分野の計算問題が多く出題されています。

化学反応式が書けることを前提とした問題も出題されているため、教科書内容はもちろん、計算問題が豊富に掲載されている演習問題集をこなしておくことが理想です。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マークシート式
・問題構成:大問4題

2020年度は例年通りの傾向となりました。4題中3題が理論分野からの出題となりました。すべての問題で計算問題が出題されています。

難易度

レベルとしては、基礎的な内容が半分、標準的な内容が半分という割合になっています。同志社女子大学の化学は、とにかく計算やグラフ・図の読み取りなど、時間がかかる問題が多く出題されるため、時間配分に注意する必要があります。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マークシート式
・問題構成:大問4題

2019年度も例年通りの傾向となりました。すべての大問で理論分野にかかわる問題が出題され、なおかつ計算も求められています。

難易度

難易度も2020年度と大きく変化はありませんでした。時間配分にはどの年度でも注意が必要です。

【生物】入試傾向・難易度

次に生物の入試傾向と難易度について説明していきます。
同志社女子大学の生物は大問4題、解答個数30個程度となっています。図・表・グラフの読み取りや、実験の考察・計算が必要な問題が出題されています。

大問ごとに特定のテーマについて問われる形式ですが小問集合の大問もあり、全体的に偏りなく出題される傾向があります。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マーク式
・問題構成:大問4題

2020年度も例年通りの出題傾向となりました。総合問題が2問、生殖・発生、遺伝情報から大問が作られています。

難易度

教科書レベルの内容が問われていますが、グラフの読み取り・実験考察・計算などのやや難度が高い設問もあるため、全体的には標準レベルの問題といえます。単純な語句などの暗記に加え、1つの知識に対する様々な問われ方に慣れておく必要があります。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マーク式
・問題構成:大問4題

2019年度も例年通りの出題傾向で、ほぼすべての範囲から出題されています。総合問題、代謝、生殖・発生、動物の反応の4題構成です。

難易度

難易度も例年通りです。知識問題を素早く正確に解き、考察・計算問題等に時間を残しておく必要があります。傾向は安定しているので、過去問演習を通して実践的な力を身に着けておきましょう。

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