【英語編】中京大学の入試傾向とオススメ参考書
更新日: (公開日: ) CHUKYO
概要
- 試験時間:60分
- 配点:100点
- 問題数:20問
- 形式:全問マーク式
- 構成:大問5題
詳しい構成は以下のとおりです。
[1]読解
[2]会話
[3]空欄補充
[4]文法・語彙(空欄)
[5]文法・語彙(整序)
入試傾向と受験対策
大問1 読解(傾向に差はない)
空欄補充、同意語を選ぶ問題、内容一致で構成されています。
空欄補充は、文脈から判断して解くタイプとイディオムなど語法で解くタイプがバランスよく出題されます。同意語問題は、2000語レベルの単語帳が完成していれば解ける問題で、知識で解けるものが大半です。内容一致も正確に解釈ができていれば文意を把握できて、選択肢を絞ることができます。
ただ、本文の記述がそのまま書かれていることは少なく、
内容が言い換えられているため、しっかりと選択肢を精読できなければ苦戦してしまいます。
総じて、単語、熟語、解釈の力が満遍なく必要とされるので、しっかりと対策して臨みましょう。
大問2 会話
近年で増えた形式の大問です。会話の一連の流れの中で穴埋めという形式で、主に単語や熟語の知識が問われるものになります。
ここ最近出題されはじめた問題のため、そのため分析対象のデータが少ないです。
大学側の意図としては、恐らく英語の知識系統を聞く目的で出題されたものと予想しています。
したがって、今後、会話表現自体が出題される可能性もありますが、現段階では単語や熟語の対策のみで問題ありません。
大問3 読解
近年はグラフの読み取り問題が出題されています。
具体的には、グラフの内容に関する長文の空欄を埋めるという問題形式で出題されます。
数値が上がっているか、下がっているか、また、どの項目が低いか高いなど、純粋なグラフの内容に関する設問となっています。そのため、しっかりと読み取れていれば正解できる問題である。
よって、特段参考書で対策する必要はありませんが、出題傾向としては新しく、過去問のストックが少ないため、演習を積む際には共通テストやセンター試験の過去問で出題されているグラフ問題を利用するのもオススメです。
大問4 文法
4択の空欄補充型という、オーソドックスな出題形式です。
問われている内容も、基礎的な文法事項や熟語、慣用表現で、学校で配られる文法4択問題集が完成していれば満点が狙えます。
熟語に関しては、熟語帳を1冊仕上げるだけで問題ありません。
大問5 語句整序
こちらもオーソドックスな整序英作文です。
日本語訳も書かれているため、比較的解きやすいものです。
整序英作文は苦手とする人が多いですが、単語や熟語などの知識をしっかり覚えられていれば、あとは解釈の知識を応用すれば、しっかりと解けます。
まずは、日本語訳にSVOCや修飾の括弧を施し、文構造を捉えるようにしましょう。
そして、その解釈に合わせて”Sになる名詞””Vになる動詞”と言った形で、選択肢の単語を当てはめていけば確実に解けるものです。この解き方は、日頃の演習から意識して行うようにしましょう。
おすすめ参考書
英単語
2000語レベルの単語帳であれば十分です。マナビズムでは『システム英単語』をオススメします。
中京大学はそこまで難しい単語は必要ないので、時間が無ければ4章は飛ばしてもOKです。
ただし、多義語は覚えるようにしてください。
毎日固定して時間を取って音読し、日本語の意味が0.1秒で出てくる基準になるまでやりこむようにしてください。
英熟語
単語帳が終わった後にはじめてください。マナビズムでは『速読英熟語』をオススメします。
中京大学は時間内で処理する英文の量が比較的多いです。
そのため、単語帳が終わった後に、長文の中で熟語を覚えるようにして長文慣れも兼ねてください。
時間がなければ、4択問題集のイディオムの章でも対応はできまが、できれば長文慣れも込みで速熟ができるまでの計画を組むようにしましょう。
英文法
インプット/アウトプット教材の両方が必要になります。
インプットに関しては、『大学入試 すぐわかる英文法』をオススメします。
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覚えるポイントも明確化されているため、説明の箇所で文法事項を理解した後に覚えるようにしてください。
アウトプットは学校で配られる4択問題集でOKです。
解答根拠を意識し、なぜ他の選択肢がダメな理由まで、
常に頭の中で説明しながら問題を解きましょう。
解釈
長文で点数を安定させるためには、解釈は必要不可欠です。
オススメの参考書は『肘井の読解のための英文法』です。
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この参考書で解釈のルールをインプットしましょう。
練習問題がついているため、習った知識を使えるか、同時にアウトプットしてください。
その際に、常に”なぜ”Sになるのか,”なぜ”Vになるのか,”なぜ”この箇所は形容詞括弧になるのかなど、一つ一つに理由を持って解釈してください。
肘井の読解のための英文法だと演習量が足りないので、並行して『英文読解入門10題ドリル』でアウトプットすることをオススメします。
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長文
解釈が終わった後に入ってください。
オススメのルートは、『入門問題精講』→『The Rules1』→『ポラリス1』です。
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やり方としては、まず時間を測って解き、丸付けをします。
その際に、すぐに解説は見ないで、”なぜ”自分の答えが間違いなのか、再度考えながら解き直すようにしましょう。
そこまで終わったら、解説を熟読し、自分が考え方があっているかどうか、全問確認するようにしましょう。間違った問題、できていない思考プロセスは、次にどうやったらできるようになるか、言語化していくようにしてください。
最後に、本参考書は全て音声がついているため、復習として音読をしてください。
音読は、英語の語順で左から右に意味を取る上で非常に効果的な勉強法なので、音声を聞きながら一長文につき最低10回は音読してください。
過去問
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上記の参考書が全て仕上がったたら、過去問演習を進めてください。
特に、中京大学は60分と時間制約が厳しいため、慣れていないと苦労します。
そのため、必ず、試験時間-5分で時間を測って解いてください。
間に合わなかった場合は、どこに時間がかかったか、何が原因で時間がかかったのか、次にどうしたらよいのか、を分析・言語化してください。
また、本来、上記の参考書を仕上がれていれば満点が狙える問題であるため、
失点した部分も、何故間違えたのか、何が足りていないのか、次どうしたらいいかを、分析・言語化してください。
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