【関関同立】日本史・世界史　徹底解説

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関関同立専門塾

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はじめに

関関同立（関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学）を志望する受験生にとって、社会科目である日本史や世界史は、得点源として大きな意味を持ちます。英語や国語に比べて問題傾向が安定している一方で、大学ごとに出題スタイルや難易度に明確な違いがあるため、それぞれの大学に合わせた対策が求められます。このブログでは、各大学の社会科目の傾向を詳しく分析し、どのような学習戦略が有効なのかを深掘りしていきます。

各大学　難易度/形式

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日本史、世界史の難易度、形式は上記のようなものになっています。

関西大学、同志社大学が関関同立の中では比較的難易度は低く、関西学院大学、立命館大学が難易度が高くなっています。

また、同志社大学、立命館大学だけが記述形式の問題が出題されるということが分かります。

これから各大学ごとの特長などを書いていきます！

関西大学

関西大学の出題傾向としては古代や近世が多くはなっていますが、総じて時代区分ごとにバランスよく出題されています。

関西大学の社会科目の特徴は、問題そのものは標準的で難問奇問が少ないものの、問題数が非常に多いという点にあります。出題数が40問〜45問前後と他大学より多いため、処理スピードと集中力が求められます。関西大学は日本史・世界史ともに、用語レベルの知識を幅広く、かつスピーディーに思い出せるようにしておくことが重要です。ですが、しっかり勉強していると時間が足りないといった問題はないので安心してください。

また、近年関西大学は語句レベルが以前より上がってきており、東進の一問一答で言うと星1レベルまで勉強しておく必要があります。昔の過去より難易度が上がってきているため注意が必要です。ですが、しっかり押さえるべき語句を暗記しておけば高得点を狙ることが出来ます。

関西大学の一つの特長として地図問題、資料問題なども出てくるので、そこもしっかり押さえて勉強しておく必要があります。

関西大学の社会科目は得点調整がかかるので80％以上が合格必要条件になってくるでしょう。

関西学院大学

関西学院大学は出題傾向として近代と近現代の出題割合が非常に高くなっています。この2つを合わせて約4割程度出題されています。

関西学院大学は、設問にストーリー性や文脈を重視する傾向があり、単なる用語の暗記では対応しきれない問題も多く出題されます。例えば、「なぜその出来事が起きたのか」「その出来事が他の歴史とどうつながっているのか」といった因果関係を問う設問が多く、選択肢にも紛らわしいものが含まれています。そのため、関西学院大学志望の学生は単語の意味だけでなく、流れや背景を理解した上で学習を進める必要があります。

また関西学院大学は語句難易度も高くなっているので、教科書の欄外や一問一答の難易度の高い問題なども出題されます。

こういった正誤問題で得点を落としてしまう受験生は多くいるので、関西学院大学志望の受験生はしっかり正誤問題にも対応できるような勉強を取り組んでいきましょう。

また、資料問題も多く出題されるので、資料問題にも対応できるように対策しておく必要があります。

同志社大学

同志社大学の出題傾向としてすべての時代まんべんなく出題されています。

同志社大学は語句難易度はそこまで高くないですが、記述問題が多く出題され完璧に暗記できていないと正解することが出来ないです。

記号問題で解けていても記述問題になったら解けないといった事例はよくあることなので対策をしっかりとることが重要になってきます。

また、同志社大学は外交史、テーマ史などの出題頻度も高いのでおろそかになりがちですが同志社大学志望の学生はしっかり対策しておいてください！！

立命館大学

立命館大学の出題傾向として原始、古代時代の出題割合が高くなっています。

立命館大学も同志社大学と同様に記述形式の問題が多く出題されます。また、正誤問題の難易度も非常に高くなっており一問一答、教科書の細かい知識まで頭に入れておく必要があります。

立命館大学も語句難易度はかなり高くなっており、かなり細かな知識まで暗記しておくことが合格への鍵となってきます！

記述問題の難しさとして皆さん漢字が難しいと思いがちですが、ゼロから知識を生み出すことの方が難しくなっています。記号があるとうる覚えでも解けていた問題が記述形式になると語句が頭から出てこないといった事が良く起こります。

こういった難しさを意識しながら記述式の大学を受ける学生は日々の演習やインプットの時に意識しながら勉強を進めてください！！

おわりに

以上のように、関関同立それぞれの大学には日本史・世界史の出題傾向に明確な違いがあります。

共通して言えるのは、関関同立に合格する為には「自分が受ける大学の出題傾向を徹底的に分析し、それに合った勉強をすること」が最短で合格するための戦略であるということです。今回紹介した内容を参考にしつつ、志望校の過去問を早めに分析し、自分の弱点や課題を把握したうえで学習を進めましょう。

日本史、世界史は努力が得点に直結しやすい科目です。

だからこそ、ただ漠然と勉強するのではなく、「どの大学で、どのような問題が出るのか？」を意識しながら取り組むことが、結果を大きく左右します。社会科目はしっかり時間を使い各大学へむけた対策を行うと高得点が狙える教科です。副教科だからだと思っていたら間に合わなくなります。毎日コツコツ社会科目の勉強を進めて

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