高3生英検取得はもう手遅れ?いつまでに取得すべき?勉強法も解説!
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関関同立専門塾
マナビズム豊中校です
はじめに
「高3になってから英検を始めても、もう手遅れなんじゃないか」
「今から準1級を狙うなんて、現実的に無理なのでは…」
このような不安を抱えている高校3年生は、決して少なくありません。
近年、関関同立をはじめとする難関私大では、英語外部試験(とくに英検)を活用した入試方式が広がっています。豊中校舎にも、毎年「高3の春や夏になってから英検取得を考え始めた」という相談を多くいただきます。
結論からお伝えすると、高3からの英検取得は「目的次第で間に合う場合もあれば、絶望的に遅い場合もある」というのが正直なところです。
この記事では、高3から英検取得を目指す受験生に向けて、間に合うかどうかの判断基準・取得期限・メリットとデメリット・短期合格に向けた具体的な勉強法までを、豊中校舎の現場感を交えながら徹底解説していきます。
「今から英検を頑張るべきか、それとも志望校対策に振り切るべきか」を見極めるための材料として、ぜひ最後まで読んでみてください。
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そもそも、高3から英検を取り始めるのは「遅い」のか?
まず大前提として、「高3からの英検取得が遅いかどうか」は、その英検をどう使うかによって答えが180度変わります。
大学入試の出願に利用したいのか、それとも入試では使わずに将来のために取っておきたいのか。この目的の違いによって、「間に合う」「間に合わない」のラインも、目指すべき級も、優先順位もすべて変わってきます。
ここでは、よくある2つのケースに分けて整理していきましょう。
大学入試で活用したい場合は「ギリギリ、もしくは間に合わない可能性が高い」
多くの大学では、英検スコアを出願資格や得点換算に使う場合、「高3の夏〜秋までに取得済み」というのが事実上の締切となっています。
とくに関関同立クラスでは、出願に使えるレベルが英検2級以上、加点や満点換算を狙うなら準1級というのが一般的なライン。CSEスコア(英検独自のスコア)の要求値も毎年じわじわと上昇傾向にあります。
つまり、「高3の春に初めて英検を意識して、その年のうちに準1級を一発合格する」というプランは、相当な英語力がベースにある受験生でなければ現実的ではありません。
本来、入試で英検を武器として使いたいなら、高2のうちに2級を取得しておくのが理想形です。
進学後・就活での利用が目的なら、高3からでも全く問題なし
一方で、「大学入試では英検は使わないけれど、将来のために英語力の証明が欲しい」という目的なら、話はまったく別です。
英検2級・準1級は、大学入学後の交換留学の選考、奨学金の出願条件、就活時のエントリーシートでのアピール材料など、数年先まで効いてくる資格です。
「受験には間に合わないけれど、大学生になる前に取っておきたい」というモチベーションなら、高3の夏休み以降に集中して取得するのも十分にアリな選択肢でしょう。
ただし、忘れてはいけないのは、高3の時間は受験生にとって最も希少なリソースだということ。英検対策にリソースを割けば、その分だけ志望校対策や苦手科目の補強に使える時間は確実に減ります。
「英語が得意で、ほかの科目に余裕がある」「英語以外の主要科目が完成形に近い」というような状態でなければ、高3から準1級レベルを本気で目指すのはおすすめしません。
マナビズムでは、生徒一人ひとりの志望校・現在地・得意不得意を踏まえて、英検にチャレンジすべきかどうかから一緒に判断しています。「英検に時間を使うべきか、それとも受験勉強に振り切るべきか」という見極めは、大げさではなく合否を左右する分岐点です。
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大学入試で英検を使うなら、高3のいつまでに取得すべきか
「結局、高3のいつまでに取り切ればいいのか」という疑問にお答えします。
大学入試で英検を活用する場合、入試方式ごとに以下の時期がデッドラインの目安となります。
- 総合型選抜(旧AO入試):高3の6月実施・第1回検定までに取得
- 学校推薦型選抜(公募・指定校):高3の10月実施・第2回検定までに取得
- 一般選抜:11月初旬のS-CBT形式までに取得
注意したいのは、これは「受験する時期」ではなく、結果と合格証明書が出願に間に合う時期から逆算した目安だということです。
英検は受験から結果発表までに約1か月、合格証明書の発行・到着までさらに1〜1.5か月ほどかかります。出願期限ギリギリで受験すると、書類が間に合わないリスクが非常に高い。
とくに総合型選抜や指定校推薦は、校内選考の段階で「英検取得済み」が条件に組み込まれているケースも多いため、遅くとも高3の春〜夏で1回目のチャレンジを終え、不合格でも秋にもう1度受け直せるというスケジュールを組むのが安全策です。
高3から英検対策をスタートするのが「遅い」と言われる4つの根拠
ここまで「目的によっては遅くない」という話をしてきましたが、それでも入試利用を前提にすると、高3スタートの英検対策には明確な不利があります。具体的にどういう面で「遅い」と言われるのか、5つの観点から見ていきましょう。
① 受験勉強と並走させるのが物理的にきつい
高3になると、共通テスト対策・志望校別の過去問演習・模試の復習など、やるべきことが一気に増えます。
英語の単語・文法・長文といった学習は、受験英語と英検でかなり共通点があるとはいえ、英検準1級ともなれば独自の語彙・ライティング形式・スピーキング対策が別途必要になります。
「受験勉強の延長で英検も受かるだろう」と楽観視していると、二次試験のスピーキング対策にも、ライティングの型練習にも手が回らず、結局どちらも中途半端に終わるケースが少なくありません。
とくに夏以降は受験勉強そのものが本格化していく時期。英検にかける時間を確保すること自体が、戦略的な判断を要求されるフェーズに入ります。
② 合格証明書が出願期限に間に合わない
先ほども触れましたが、英検は「受験する→結果が出る→証明書が届く」までにトータル1.5〜2か月ほどかかります。
「受験して合格すれば即出願に使える」わけではないという、見落とされがちな落とし穴です。
とくにCSEスコアを使った加点型・換算型の入試方式では、合格証ではなくスコアが詳細に記載された成績表が必要になることもあり、書類の形式まで含めて確認しておく必要があります。
「夏に受けたら結果が間に合いませんでした」という相談が一定数あります。スケジュールは、出願日から最低でも2か月以上の余裕を逆算して組みましょう。
③ スピーキング(二次試験)の練習機会が圧倒的に足りない
英検の二次試験はスピーキング、つまり面接形式です。
普段の大学受験対策では、ほとんどスピーキングを練習する機会がありません。話す力は、読む・書く以上に「短期間で一気に伸ばす」のが難しい分野です。
イラスト描写・自分の意見を英語で論理立てて述べる力・質問に対する瞬発的な応答力。これらは反復練習でしか鍛えられず、独学だと伸び悩みやすい領域です。
総合型選抜の面接対策と同時並行になる受験生も多く、精神的にも時間的にも負担が大きくなります。
④ 不合格時のメンタルダメージが大きい
これは意外と侮れない要素です。
英検対策に時間と労力を投入したのに不合格、というシナリオが現実になったとき、受験生のメンタルにかかるダメージは想像以上に大きい。
「あの時間を志望校対策に使っていれば…」という後悔が、本来の受験勉強の集中を削ってしまうのです。
豊中校で見てきた中でも、英検不合格をきっかけに勉強のペースが乱れてしまった生徒はいます。
英検にチャレンジするなら、「落ちても志望校対策で挽回できる」というメンタルセットアップ込みで臨むことが大切です。
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高3から英検取得を狙う4つのメリット
ネガティブな話が続きましたが、もちろん高3スタートでも英検を取得することには大きな価値があります。ここでは、高3から英検取得にチャレンジするメリットを4つ紹介します。
① 大学入試で優遇措置・加点措置が受けられる
多くの大学・学部では、英検取得者に対して以下のような優遇制度を設けています。
- 英語の試験を「みなし得点」に換算(例:準1級で英語満点扱い)
- 合計点に加点(例:2級で+10点、準1級で+20点など)
- 英語の試験そのものを免除
関関同立、産近甲龍をはじめとする難関私大では、英検2級以上を出願や優遇の最低ラインに設定している方式が多いです。準2級や準2級プラスでは認められない方式がほとんどなので、狙うなら2級・準1級を視野に入れる必要があります。
高3から現実的に間に合いやすいのは英検2級。準1級は本人の英語力と学習計画次第ですが、かなり難易度が高くなっています。
② 英語の得点を「保険」として確保できる
英検取得の最大の魅力は、本番の試験当日のコンディションに左右されずに英語の得点を担保できること。
たとえば、当日に体調を崩したり、長文の相性が悪くて思うように得点できなかったりしても、英検換算で英語の点数が保証されていれば、致命傷を避けられます。
英語が苦手な受験生にとっては「足を引っ張らない保険」、英語が得意な受験生にとっては「他科目に振り切れる余裕」を生み出します。
③ 総合型選抜・公募推薦で武器になる
総合型選抜や公募推薦は、学力検査だけでなく書類・面接・小論文など多面的に評価される方式。英検は、定量的にアピールできる数少ない実績のひとつです。
とくに国際系・外国語系・グローバル系の学部を志望する場合、英検取得の有無は出願書類の説得力に直結します。
「自分の興味と学部の方向性が一致している」ことを客観的に示せる材料として、英検は非常に使い勝手のいい資格と言えるでしょう。
④ 学部・方式によっては「出願資格」そのものになる
一部の大学・学部では、英検取得が出願の必須条件になっています。取得していなければ、そもそも受験すらできないという方式です。
とくに学校推薦型選抜(指定校・公募)では、「英検2級以上を所持していること」が校内選考の条件に含まれているケースも珍しくありません。
志望校の入試要項を確認したときに「英検2級以上必須」と書かれていた場合、取得しないことには受験の土俵に立てない。これだけでも、英検取得を目指す十分な理由になります。
高3からでも間に合わせる!英検2級・準1級の最速攻略法
「遅い」と言われがちな高3スタートでも、戦略を間違えなければ十分に合格圏内に入ります。ここでは、英検2級・準1級に共通して効く最速ルートの考え方を紹介します。
① 「読解=要約力」と捉え直す
2024年度のリニューアルから英検は要約問題が導入され、「長文を読んで一文でまとめる力」がはっきりと得点に直結するようになりました。
普段から、英文を読んだら必ず「要するに何が言いたいのか」を一言で言い換える習慣をつけましょう。
これは長文読解だけでなく、ライティング・スピーキングの土台にもなります。
② パラフレーズ(言い換え)の引き出しを増やす
英検のライティング・スピーキングで点数を伸ばすカギは、同じ意味を別の表現で言い直せる力。
たとえば「important」を毎回そのまま使うのではなく、「crucial」「essential」「significant」と置き換えられるようにする。
動詞の語形を変えたり、抽象度を上げたりするだけでも、解答の説得力は大きく変わります。
普段の単語学習でも、「類義語」「言い換え表現」もセットで覚える癖をつけてください。
③ ディスコースマーカーを段落の頭に意識的に配置する
However / Therefore / In contrast / On the other hand / As a result。
こうした論理の接続詞を、ライティングで段落の頭に意識的に置けるようにしましょう。
採点者は、論理展開が見えやすい解答を高く評価します。「自分は今、対比を述べているのか・追加の根拠を出しているのか」を文章の中で明確化できる受験生は、それだけで一段階上のスコアに乗ります。
④ 音読+シャドーイング+要約の三位一体トレーニング
英文を声に出して読む(音読)→ 流れる音声に被せて読む(シャドーイング)→ 読んだ内容を要約する。
この3ステップを1セットでやると、読む・聞く・話す・要約する力が同時に鍛えられるため、限られた時間で総合的に伸ばしたい高3生にはこれ以上ない練習法です。
1日15〜20分でも継続すれば、2か月で明確な変化を実感できます。
⑤ 「句」と「節」の区別を体に入れる
SVを含まない塊が「句」、SVを含む塊が「節」。
この区別が瞬時にできるようになると、長文を読むスピードが劇的に上がり、ライティングでも複雑な文を書けるようになります。
多くの受験生が「なんとなく」読み飛ばしている部分ですが、英検準1級レベルの英文を正確に読むには、構文を意識的に分解できる力が不可欠です。
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おわりに 「高3だから無理」ではなく「どう間に合わせるか」を考えよう
高3からの英検取得は、目的・志望校・現在の学力によって「遅い」とも「まだ間に合う」とも言える、極めてケースバイケースな問題です。
難関私大を入試で英検利用したい場合は、正直なところスケジュール的には厳しいのが事実。けれど、英検2級レベルや進学後の活用が目的であれば、戦略次第で十分に勝負できます。
大切なのは、「高3だからもう諦める」ではなく、「自分の状況なら、どのレベルまで・いつまでに・どう取り組むのが最適か」を冷静に見極めることです。
マナビズム豊中校では、受験生一人ひとりの状況に合わせて、英検取得・志望校対策・学習計画のすべてを統合した最適プランを提案しています。
「英検取るべき?やめるべき?」という迷いも含めて、まずは無料受験相談でご相談ください。