A判定でも落ちます!その模試判定は本当に正しい?【私大志望の受験生必見】
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A判定でも落ちます!その模試判定は本当に正しい?【私大志望の受験生必見】!
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天王寺・阿倍野の難関私大専門塾
マナビズム 天王寺校です
本日は
模試のA判定の信憑性やその模試での偏差値
について解説していきたいと思います
大学入試でよく耳にする偏差値ですが
正しく意味を理解していますか?
偏差値60あるから
関関同立のどこかには受かるだろう
それは大きな間違いです
高校偏差値と大学偏差値は違います!
偏差値60というのは
全統模試なのか駿台模試なのか?
マーク模試なのか記述模試なのかでも
大きく意味が変わってきます!
本日はそんな偏差値について紹介していきます!
高校と大学入試の偏差値の違い
まず高校受験と大学受験の偏差値の違いです
高校は義務教育ではないにしても
ほとんどの人が進学しますよね
しかし、大学に関してはそうではありません
高校卒業後は就職・大学・専門学校など
さまざまな進路選択があります
高校進学率は98.8%に対して
大学進学率は56.6%となっています
ここが
高校入学偏差値と大学入学偏差値に
大きな差を与えます
そもそも大学とは
「学びたい人が進学する」
ところになりますので
必然と勉強意欲が
高校受験者よりも高いことになります
偏差値は受験した人数の中での立ち位置
になりますので
全員が進学する高校と比べてしまうと
当然、偏差値は低く出てしまいます
なので目安として大学受験の偏差値は
高校受験の偏差値-5
という認識を持っておくといいでしょう
模試の種類によっても違う!?
次に模試の種類について解説していきます!
上に書いたことの派生にはなってきます
みなさん一度は
進研模試
を受験したことがあるのではないでしょうか?
進研模試とは学校単位で申込がされるものです
言い換えれば
浪人生は受験しない模試
となっています
浪人生に対しては後述しますが
簡単に言うと
浪人生が受験せず、専門学校や就職
を希望する生徒さんも受験する模試
なので高い偏差値を出しやすい模試
になっています
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/nyushi/hantei/2023/3nen6m/koku-kinki.html
こちらのベネッセさんのサイトを
参考にしていただければと思いますが
合格目安の偏差値が
かなり高く設定されています!
なので
河合塾の全統模試で偏差値60なのか
進研模試で偏差値60なのか
ではかなり違いがあるので注意しましょう!
現役生と浪人生
模試の判定に対しては
受験時期がいつなのかも重要になってきます
受験者数が1番多い
河合塾の全統模試で見ていきます
マーク模試が
4月下旬・7月下旬・10月下旬
+
記述模試が
5月初旬・8月下旬・10月中旬
に実施され
11月以降になってくると
冠模試が実施されます
(※冠模試とは特定の大学(東大や京大)の傾向に沿った出題がされる模試のことです)
ここで注目していただきたいのが
模試の時期になります
つまり
4月下旬と10月下旬に受験にした
マーク模試では
意味合いが変わってくる
ということです
ここが
高校受験と大学受験の違いにもなっており
高校受験浪人という人はほとんどいませんが
大学受験浪人は減ったとはいえ
まだ一定数存在します!
詳しくはこちらで紹介しています
親の時とは違う!?今と昔の大学受験について解説!【保護者様必見】
浪人生の多くは
現役の時に一年間勉強したが
自分の志望する大学に
合格することができなかったので
もう一年勉強する
という生徒さんが多いです
つまり
4月時点で現役生よりも
1年多く受験勉強している
ことになるので必然的に
浪人生のほうが偏差値上は有利
になります
逆に現役生の生徒さんは
受験の怖さ(落ちた時の恐怖)
を知らないので
後半の伸びで挽回できます
しかし
10月の模試になってくると
私大受験までは残り3ヶ月
といった期間になってくるので
受験する大学や受験方式によっては
シビアな選択を取らざるを得ない状況
になってきます
ただし
これには当てはまらない場合が多々あります
次はそちらを紹介していきます
受験する大学次第で判定の意味が変わる
そもそも模試とはその模試を受験した人の中で
自分の立ち位置(学力)は大体このくらいにいる
というのを数字にして見える化したものです
なので共通テストを受験する生徒さんが
共通テスト形式の模試を受験することは
学力の把握という面でも有効ですが
同志社大学を志望している生徒さんが
共通テスト形式の模試を受験しても
傾向がそもそも違うので
判定は一つの参考にはなりますが
完全にマッチしたものではありません
記述模試に関しても同様のことが言えます
関関同立でも科目や方式によっては
記述問題は出ますが
そこまで多くの問題は出題されません
ここが
A判定を模試で取っていたとしても
落ちてしまう理由になります
またこれの例外としては
冠模試になります
例えば河合塾が実施している
「東大入試オープン」です
こちらを受験される生徒さんは
基本的には東大を志望しています
模試の中身も東大の入試に
寄せたものになっていますので
信憑性は高くなります
また、上記したことと被りますが
こちらの東大模試での偏差値50は
東大受験を希望している受験生の中で
真ん中という意味になってくるので
合わせて注意しておきましょう!
ここまでまとめると
共通テスト形式や冠模試などの
特定の入試を想定されて実施される模試
に関しては信憑性は担保される
がそれ以外の大学に関しては
参考程度に思っておくことが大事
ただし
私立大学を
共通テスト利用方式などで受験する場合
は共通テスト模試の結果は重要視されます
A判定ってどのくらいの人が取れるの!?
模試の判定は多くは
A・B・C・D・E判定
で区分けされることが多く
A判定は合格確率80%以上
E判定は合格確率20%以下
となっていることが多いです
人数も均等に5等分かというと
実はそうではありません!
E判定となるのは
60%以上と言われています
なぜここまでE判定が多いのか?
それは
模試の信憑性の部分にも関わっている
と思われます
例えばA判定だったんだけど志望校に落ちた
となればその模試本当に信憑性があるのか?
と疑ってしまいますよね
そうならないためにも
判定は厳しめにつけている
のではないかと言われています
まとめ
いかかでしたでしょうか
本日は模試の
A判定でも落ちる理由や模試の偏差値について
解説していきました
本日の内容をまとめると
・大学受験は高校受験と違い、勉強意欲が高い生徒さんが多いので、高校偏差値よりも低く出る
・模試の種類によって偏差値の意味合いが変わってくる
・現役生は夏までの模試では浪人生に勉強時間で劣るので結果が見えにくい
・共通テスト模試に関しては私大入試と傾向が違うので結果については参考程度に留めておく
・受験生の60%以上はE判定を取る
マナビズムでは
関関同立などの
私大に特化した模試
を実施しています
こちらの模試では
志望校判定はもちろん
どの大学が
自分の解きやすい傾向の問題を出題するか
まで分析しています!
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